配達・配送バイト

配達・配送ドライバーの仕事は、担当エリア内の荷物を配送ルート順に届けられるよう配送車に詰め込み、地図と伝票を確認しながら時間内に荷物を届けていくことですが、荷物を集荷していくという逆のパターンもあります。職種は、宅配便・ルート配送・チャーター便に分けられ、個人宅・オフィス・店舗・倉庫など勤務先で扱っているものによりますが、配達・集荷先が決まっている場合も多く、一旦ルートを覚えてしまえば、比較的簡単に仕事をこなすことができます。配達・集荷以外に荷物の仕分け作業や伝票処理、配達先での営業などが仕事内容に含まれるところもあります。

配達・配送ドライバーになるには、普通自動車免許を所持していることが最低条件となりますが、使う車によっては中型・大型自動車免許が必要なところもあります。荷物を完璧な状態で、かつスピーディーに届けるためには、車の運転に慣れていることはもちろん、安全運転を常に心がける必要があります。勤務中の居眠りや飲酒運転はもってのほかですので、勤務時間外の自己管理もきちんとできる人でなければなりません。また、荷物によって重量の差がありますが、担当分の荷物を一人で配送車から上げ下ろししなければならないため、ある程度体力に自信があるほうがよいでしょう。

配達・配送ドライバーの仕事は性別・年齢・学歴を問わない、実に様々な人が活躍している職業の一つで、運転をするのが好きであれば、どんな人にもチャンスのある仕事だと言えるでしょう。仕事中運転している時間が長いことから、さらなる運転技術の向上も見込めますし、興味があれば中型免許や大型免許の取得へとステップアップしていくことも。勤務先によって配達する範囲が異なりますが、そのエリアについて詳しくなることもできます。また、多く配達をすればするほど給料を多くもらえる歩合制のところもありますので、やる気のある人は、歩合制を導入している会社を探すのもよいでしょう。

出勤・退勤時に同僚と話したり、配達先でやりとりすることを除いては、車の中で一日の大半をひとりで過ごすことになるため、好きな音楽を聴きながら、ひとりで黙々と運転し、仕事をこなしていくことが可能です。同じエリアを長く担当していると、配達先のお客さんと挨拶したり、ちょっとした会話を交わしたりしているうちに親しくなることもあります。時期によっては荷物の量に変動があり、通常よりも忙しくなることもありますが、その分やりがいもあります。日勤だけでなく早朝勤務・深夜勤務の募集もありますので、自分に合った勤務先を探すとよいでしょう。