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2022年06月03日

ラジオ局バイト、大学生ができる仕事とは?探し方、経験者の評判も紹介

ラジオ局バイト タウンワークマガジン townworkラジオ好きにはたまらない、ラジオ局のアルバイト。ここでは、ラジオ局内で大学生の募集がある部署の仕事内容と、実際にバイト経験をした先輩の体験談を紹介します。

大学生の募集があるラジオ局バイトの仕事内容

ラジオ局はさまざまありますが、どの局でも学生バイト枠が一定数あり、主に以下のような部署での募集があります。

プロ野球中継制作

ラジオ局ではプロ野球シーズンになると中継のアシスタント業務の募集があります。スコアラーと呼ばれる競技の得点や試合経過を記録する作業や、中継に必要な資料準備、放送に関わる雑務全般を行います。勤務時間はプロ野球の試合スケジュールや担当ゲームの時間(土日・祝、デーゲーム担当もあり)に準じます。プロ野球が開催される3月~10月までの期間限定の募集となることが多いです。

番組AD業務

各番組の制作部では、ADの募集があります。ADの仕事はリスナーからのはがきやメールチェック、番組SNSの更新、放送データの打ち込み、映像編集や字幕・フリップの発注、カンペを使っての番組進行など、番組制作に関わる補助作業を担当します。番組出演者やスタッフへのケータリング手配なども行います。

ニュース・報道部

交通情報や天気情報、事件や事故などのニュースを取材して放送する部署では、ニュースの原稿の準備や映像の編集作業、および庶務業務全般を担当します。局によってはスタッフの人数が少なく、一人でいくつもの仕事をこなさなくてはならないことがあります。

総務部など番組制作以外の部署

ラジオ局の仕事は番組制作に関わるだけではありません。総務部、営業部、広報部などさまざまな部署があります。これらの部署のアルバイトは主に、資料整理や郵便物の整理と各部署への配布、電話対応など社員のサポート業務を行います。

デジタルコンテンツ制作

ネット配信用のコンテンツを作るのがデジタルコンテンツ制作です。ここでのバイトは、動画の撮影や編集作業、映像の企画に関する社員のアシスタント業務を行います。

ネットラジオ局

AMラジオやFMラジオのように電波を利用するのではなく、インターネット回線を通じて音声番組を配信するのがネットラジオです。バイトはディレクターをサポートするAD業務全般を担当します。ネット配信やコンテンツ制作に関わるエンジニアの募集があることもあります。

 

ラジオ局バイトの楽しいところ、よかったこと

なかなか体験する人の少ないラジオ局でのバイトはそれだけで貴重な経験ができる仕事です。また、将来放送に携わりたいと考える人には、番組制作の裏側を見られるのは大きなメリットと言えそうです。

<体験談>
・普通、生活していてはなかなか会えないようなタレントや有名人の仕事を間近で見ることができるのが、非日常的で楽しかった(大学4年生/AD/男性)

・球場で大好きな野球を見ながらお金をもらえるバイトだったので、ただただ楽しかったです。バイト仲間も仲が良く、よく一緒に遊びに行きました(大学4年生/プロ野球中継制作/女性)

・アナウンサーになるために必要な「伝える力」を、ラジオパーソナリティ業務とデジタルコンテンツ業務を通じて学ぶことができたことが最大のメリットです(大学3年生/パーソナリティ/男性)

 

ラジオ局バイトのきついところ

生放送や中継のあるラジオ局では、失敗できない緊張感や、進行の時間が読めなかったり、などという苦労があるようです。

<体験談>
・私はあまり感じなかったが、ラジオパーソナリティとデジタルコンテンツ業務は、人に聞いてもらう、見てもらうという点で、プレッシャーを感じる人がいるかもしれない(大学2年生/パーソナリティ/性別)

・中継に必要な資料の準備などの時間外労働が多かったので、そこだけはきつかったです(大学4年生/プロ野球中継制作/女性)

・体育会的な雰囲気が強く、失敗ができないプレッシャーを感じたりすることがありました(大学4年生/AD/男性)

 

シフトや勤務日数

ラジオ局の学生バイトのシフトは「週2~3日以上勤務」というものが多いですが、中には「週1回からOK」という募集もあります。勤務時間は1日7~8時間勤務の指定シフトが多い中、6時間以上や深夜シフトの募集もあります。

 

時給の相場

時給1000~1300円程度が相場です。日中は1000円程度、深夜は1200~1300円という設定が多いようです。デジタルコンテンツ制作や動画配信のエンジニアなど、技術が必要な職種は、これより高時給な募集もあります。

 

ラジオ局バイトの探し方

ラジオ局のバイト募集は多くはありませんが、定期的に学生バイト枠はあるので、求人をまめにチェックしましょう。プロ野球中継制作はシーズンが始まる前に募集がかけられ、その他制作部では、既存の学生が卒業する直前の1~2月ごろに募集があります。各局のホームページや求人サイトを見たり、大学の放送系サークルに入って紹介してもらう、ラジオ局で働いている人に声をかけてもらうなども近道です。

 

ラジオ局バイトの面接でアピールしたいこと

多くの人が関わる番組制作やコンテンツ制作の現場では、周囲とのコミュニケーションがきちんと取れる人、コピーや発送などの雑用も真面目に責任を持ってこなせる人、臨機応変に対応できる人が求められます。面接では、聞かれたことにはきはき答える、担当者の目を見て話すなど、誠実さとコミュニケーション力をアピールするといいでしょう。また、「番組制作に興味がある」「政治や経済に興味があり、報道部を希望している」など、具体的にやりたい仕事を伝えることで熱意も伝わりやすくなります。
デジタルコンテンツ制作では、ソフトや言語を使いこなせると有利な場合もあるので、使用年数などもアピールするのも良いです。

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