【激レアバイト】新進気鋭の競技を広めることができるか！？日清食品の近代五種の応援キャラクター「ぺんたうるすくん」1日マネージャーに密着
2018年10月31日、武蔵野の森総合スポーツプラザで、第58回近代五種全日本選手権大会が開催された。今回の激レアバイトは、日清食品の近代五種応援キャラクターである「ぺんたうるすくん」の1日マネージャーを務めるというもの。
内容は、東京2020オフィシャル麺パートナーである日清食品の「カップヌードル」をお客さんに配布しながら、ぺんたうるすくんとの写真撮影へ誘導。かつ、その謎に包まれたぺんたうるすくんの身の回りの整理をするという、なんとも不思議な激レアバイトだ。
近代五種とは？
近代五種をご存知だろうか？ この競技は、馬術、水泳、フェンシング、コンバインド（射撃とランニングのミックス）の五種すべてを1日でこなす競技である。近代五種を応援する、ぺんたうるすくんの公式HPによると、なんとその世界競技人口は300人（世界大会に出場する競技者の数）、日本の競技人口は33人とわずかなのだ！
ぺんたうるすくんとは？
では、その日清食品の近代五種応援キャラクターである、ぺんたうるすくんとは一体何者なのか。日清食品の近代五種応援HP（http://www.nissin-kingo.jp/）によると「東京2020オリンピックでメジャースポーツになる」ことを目指し誕生したのが近代五種の化身との説明が…。馬術の象徴として馬の胴体を持ち、フェンシングの剣を片手に、そして射撃の銃を持つ――。まさに近代五種すべてをひとつに体現した存在だ。
もっと世間に広げる仕事に携わってみたい！
この競技に対する認知度の向上、そして、ぺんたうるすくんの魅力を伝えたいと集まってくれたのが、今回マネージャーを務める22歳の小山田美波さんと、同じく22歳の伊賀崎正寛さんである。
小山田さん「東京オリンピックの開催年は私が社会人1年目にあたる年なので、ボランティアに参加するのは難しいと諦めかけていた時に、このお仕事の応募情報を目にしました。少しでもオリンピックを盛り上げる手伝いができればと思います。」
伊賀崎さん「確かに、ぺんたうるすくんの外見は気持ち悪いと言われればそうかもしれませんが、きっと外見ではわからない魅力もあると思うので、私達がそういったところを世間にアピールしていけたらなと思います。」
イベント当日の朝、武蔵野の森総合スポーツプラザに到着した2人はまず、専用のT シャツに着替えて担当者へご挨拶。今日1日のスケジュールや、マネージャーとしての心構えを教えていただく。
最初の仕事はサンプリングの準備。伊賀崎さんはカップヌードルタワーづくりに挑戦！バランスを保ちながら、きれいに並べていく。これでお客さんからの注目を浴びること間違いなし！
「ちょっと誰か男の子いない？ 手伝ってほしいんだけど！」そうスタッフに声をかけられて、伊賀崎さんがすかさず走り出す。その先にあったのは空気の抜けた巨大カップヌードルの姿だ。必死に空気を送る。
スタッフ総出で取り掛かり、交代で回しながら必死に空気を満タンにしていく。これがなかなかの体力仕事だ。ものの数分もしないうちに表情に疲れが見えてくる。それでも頑張る伊賀崎さん。力の見せどころだ。空気を入れること約40分、やっとカップヌードルの空気が満タンになった。
ついに彼が姿を現した。スタッフの指示を仰ぎながら、ぺんたうるすくんの胴体の後ろ部分を慎重に抱える。ゆっくり、ゆっくりと撮影現場へ。初めて見るぺんたうるすくんのオーラに戸惑いを隠しきれない様子だ。
フェンシングの剣、コンバインドの象徴の銃をぺんたうるすくんに手渡しする伊賀崎さん。「どっちが右だろう？」スタッフからアドバイスをいただく。
スタッフから念入りにポジショニングを指示されながら、一番写真写りのいい場所に胴体を動かして無事に任務完了！ 改めて見るぺんたうるすくんの姿に、思わず笑みが溢れる小山田さん。実物で見る筋肉の美しさは想像以上だ。
怒涛のサンプリング＆撮影祭り！
いよいよ一人目のお客さんがやってきた。ワンテンポ遅れながらも、思い切って動き出す。「よろしければ日清のカップヌードルをどうぞ！」無事に最初のサンプリングに成功だ！
ここからが腕の見せ所。自然な流れで、ぺんたうるすくんとの写真撮影へ誘導する。持ち前の笑顔と接客センスで「もしよかったら、ぺんたうるすくんと一緒に写真撮影しませんか？」とおすすめする小山田さん。
すかさず、SNSで拡散するために必要な「#近代五種」と「#ぺんたうるす」と書かれたパネルも配る。これでシェアの準備はバッチリだ。
無事に拡散されることを願って、手際よく写真撮影を行っていく。お客さんも、ぺんたうるすくんのインパクトある姿に思わず笑みをこぼしていた。
ぺんたうるすくん専属スタッフから「ちょっと手伝ってみる？」と声をかけられた小山田さん。ぺんたうるすくんは非常にデリケートな生き物。しっぽのケアも欠かせない。丁寧に毛並みをブラッシングしていく。ぺんたうるすくんもご満悦の様子だ。
イベント終了！サンプリングの結果は・・・？
撮影終了後、「今日はありがとうございました！」と二人はぺんたうるすくんのお見送りへ。
1日マネージャーを通して、ぺんたうるすくんとの距離感も縮まったようだ。自然とコミュニケーションを取り合う二人。
ぺんたうるすくんのお見送りを終えたあと、最後の後片付けへ。きれいに並べたカップヌードルのタワーを片付け、テーブルを元の場所に収める。
「こんなに段ボールを開けたんですね」とガムテープでしっかりと固める小山田さん。なんと、背の高さまであったケースの山を半分以上配ることかできた。二人の頑張りもあり、サンプリングは大成功だ！
段ボールとゴミを捨て終わり、一日の作業を終えた二人に率直な感想を聞いてみた。
伊賀崎さん「ぺんたうるすくんのインパクトがとても凄くて、やる前は少し怖かったですが、実際に近くでみるとかっこよかったです。近代五種という、あまり知られていない競技の裏側を知ることができて嬉しかったですね」
小山田さん「今回、近代五種を盛り上げるお手伝いをさせていただいて、この競技を初めて生で観戦することができました。ぺんたうるすくんとの写真撮影をおすすめしても、小さなお子さんが怖がって泣いてしまうときは対応が難しかったです。この経験を生かして、これからの就職活動をさらに頑張りたいです！」
ぺんたうるすくんの1日マネージャーを通して、初めて東京2020オリンピックのスポンサー活動に関われた二人。この経験はきっと、将来自慢できるはずだ。
