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2015年11月18日

バイト面接でよく聞かれる&変わった質問の回答法を現役大学生に聞いてみた

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新しいアルバイトにチャレンジするとき、避けて通れないのが面接。どんな質問をされるかドキドキする人も多いのでは。そこで、実際にどんな質問をされたことがあるのか、切り返しの回答例やその後の採用/不採用について現役大学生に聞いてみました。

よくある質問

まずは面接でよく聞かれる質問を調査。みんな質問にどんな回答で採用に至ったのかを紹介します。

<よくある質問1>
「なぜほかの店舗じゃなくてここの店舗なのですか?」

◎採用コメント
「ここで働くことが夢だったから」と思いの丈をぶつけました。(ファストフード/22歳/女性/社会学部)

「よく利用していて、愛着があるから」と答えた。(ファストフード/22歳/男性/法学部)

◎不採用コメント
「交通が便利なため」と言ったら不採用でした。(スーパー/22歳/女性/人文学部)

<よくある質問2>
「どうして前のバイトを辞めたのですか?」

◎採用コメント
「家から遠く通いにくかったから」と正直に話した。(居酒屋/19歳/女性/人間学部)

「大学の時間割とシフトの都合が合わなかったため」と答えました。(警備員/19歳/男性/総合情報学部)

◎不採用コメント
「社員がうざかったから…」と正直に答えたら不採用に。(カフェ/19歳/女性/人文学部)

よくある質問として多くあげられたのが「バイト先を選んだ理由」と「前のバイトを辞めた理由」の2つ。前者であれば“働きたいと思っていた”、“よく利用していた”などお店のファンであることをアピールすれば採用につながる傾向が。しかし“交通の便がいい”など自分にとってのメリットだけ述べても面接担当者には響かないよう。

後者では“家から遠い”、“時間が合わない”など物理的な理由は納得度が高いが、人間関係などのマイナス面は言わないほうがベター。

変な質問

次に、面接で困ってしまった変な質問を聞いてみました。

「仕事に就いてからどのように仕事していきたいか、イラストで描いてみて」

→その場で絵を描いてなるべく具体的に話せるよう努力したら採用された。(ファストフード/20歳/女性/家政学部)

「自分を漢字一文字に例えてください」

→『和』と書きました。理由は場を和ませる雰囲気と、チームの和(輪)を重んじることができるとアピールして採用。(映画館/23歳/女性/人文学部)

「あなたの強みを3分間ぴったりで自由に表現してください」

→サークル活動の具体的エピソードを用いて粘り強い自分を表現したが、1分50秒で終了してしまいあえなく不採用。(居酒屋/男性/24歳/工学部)

「将来フリーターとしてここで働く気はないの?」

→「就職するのでフリーターにはなれません」とはっきり答えたら不採用だった。(コンビニ/21歳/女性/法学部)

「有名人でどんな人みたいになりたいですか?」

→SMAPの中居正広さんみたいになりたいと言ったら落ちてしまった。いまだに何がダメだったのか分からない…。(ボウリング場/20歳/男性/経済・経営・商学部)

なかなかパンチの効いた質問をされている人もいるよう。正直、それはないよ…という質問もあるけれど、どんな質問にも真摯に答える態度を見せることが大切なのかもしれません。

アンケートの結果、面接の質問ではあくまでポジティブな内容で返答することがポイント。前のバイトを辞めた理由などネガティブに捉えられがちな質問は、できるだけ前向きな答え方をすれば採用につながりやすいようだ。また、あまりに変だったり理不尽な質問をするバイト先は縁がなかったと気持ちを切り替えて、新しいバイトを探すようにしよう!

※データ:バイト経験のある短大・大学・大学院生500人にアンケート(2015年9月19日~24日)/アンケート協力:株式会社クロス・マーケティング

文:中屋麻依子

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