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2022年04月26日

パートと契約社員の違い、メリットデメリット、働き方の違いを解説

パート 契約社員 タウンワークマガジン townwork同じ非正規雇用のパートと契約社員には、労働時間や任される仕事の範囲、給与などに違いがあります。ここではそれぞれの違いと、働く際のメリット、デメリットなどを解説します。

パートと契約社員の違いとは

働く時間

パート(パートタイマー)は、パートタイム労働法で「1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者(正社員)の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」と定義されています。一方、契約社員は半年や1年などの契約期間があります。所定労働時間は正社員と同等のフルタイムであることが多く、短時間労働が可能なパートに比べると勤務時間は長くなります。 

仕事の範囲

任される仕事の範囲は、契約社員の方がパートよりも広い傾向があります。契約社員は、正社員より範囲は狭いですが、任された範囲の仕事の成果は正社員に近いものを求められます。パートは社員のサポート的な仕事を任されることが多く、責任範囲は狭めです。

給与

基本的にパートは時給制、契約社員は月給制です。契約社員はフルタイムで働くことが多く、パートに比べると給与は高めに設定されています。

 

パートのメリット

自分の都合にあわせて働ける

働く時間帯や曜日など自分の都合に合わせてシフトを選択できるので、家事や育児と両立させたい主婦(主夫)などには働きやすい環境です。

扶養範囲内で働きやすい

パートナーの扶養から外れない範囲で働きたいと考えている人は、所得税の課税対象から外れる103万円を超えずに働くことが必要です。パートの場合、シフトで働く時間を調整できるので、扶養範囲を超えないよう働くことが可能です。

辞めやすい

パートは、サポート的な仕事が多く責任範囲が狭いので社員に比べると辞めやすいです。また退職してもパートは求人数が多く、職種も豊富なので、契約社員に比べれば次の職場を見つけやすいと言えます。

未経験でも働きやすい

パートは未経験OKの仕事も豊富にあります。例えば結婚や出産を機に仕事を辞めた場合など、ブランクがあると改めてやっていけるか不安なものです。未経験OKの仕事なら、ブランクがあっても安心して仕事に就くことができます。

 

パートのデメリット

収入が安定しない

パートはシフト制のことが多く、シフトの入り方によって月の収入が変わります。都合に合わせて働けるのはいい点ですが、都合が合わずシフトに入れなければ、その分月の収入は減ることになります。また、契約社員に比べると元々の給与(時給)の設定が低めなことが多く、昇給や賞与などもほとんどないので月の収入は低くなります。

仕事の範囲が限定されている

パートの仕事は社員に比べて責任範囲が狭く、社員のサポート的な仕事が多い傾向があります。辞めやすいというメリットがある一方、仕事をしていくうちに、もっと幅広い業務を任されたい、責任の重い仕事もチャレンジしてみたいという人には物足りなさを感じるかもしれません。

 

契約社員のメリット

契約期間中の給与が安定している

契約社員はフルタイムで働くことが多く、月収性でカレンダーの影響を受けないため、安定した収入を得やすいです。また、仕事の範囲が広い分、パートに比べて給与の設定も高めです。会社によっては賞与や昇給があります。

社会保険へ加入できる

社会保険は加入するのには条件がありますが、契約社員は契約期間、労働時間など条件を満たすため加入ができます。ただし、パートの場合も所定労働時間など条件を満たせば加入は可能です。

責任ある仕事を任されやすい

契約社員の場合、ある程度広い責任範囲を任されたり、一定の専門性のある仕事についたりするため、経験を積み、履歴書や職務経歴書にアピールできる専門スキルを身につけることも可能です。

 

契約社員のデメリット

自分の好きな時間で働くことは難しい

会社にもよりますが、契約社員はフルタイムで月収制が基本です。そのため、パートのように短時間勤務や自分の好きな時間で働くことは難しいです。

働く期間に定めがあり契約更新が必要

パートでも契約期間があることも珍しくありませんが、契約社員の場合は、必ず契約期間が定められています。そのため、やりがいを感じ、働き続けたいと思っていても、会社側が契約更新の決定をしないと働き続けることができません。会社の業績不振のために、契約更新をされないケースもあります。契約更新がない場合は、新たな職場を見つける必要があり、転職活動を行わなければなりません。

ただし、平成25年4月1日以降にスタートした労働契約からは、契約更新で同じ会社に5年を超えて継続雇用された場合、無期雇用に転換を希望できる権利を得ることができます。無期雇用に転換した場合の労働条件などは会社によるので、会社の就業規則を確認してみましょう。

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