スーパーのバイト面接で聞かれる質問・志望動機・服装マナー
レジ打ちや品出しなど、比較的簡単な作業が多く、高校生や未経験でも挑戦できるスーパーのアルバイト。ここでは、面接での志望動機の答え方をはじめ、よく聞かれる質問や回答例を紹介します。そのほか、面接時の服装マナーなどについても解説します。
【目次】
スーパーのバイト面接での志望動機・応募理由の答え方
スーパーのアルバイトでの志望動機は、家から通いやすい、働きやすいシフトがある、アルバイトをしてみたかった等、シンプルな理由で問題ありません。
その際、定期的にシフトに入りたいことや、続けていきたいことが伝わる一言を加えるとより良いでしょう。
家から近い・シフトが合う
＜例文①＞家から近い
「自宅から近く通いやすいので、週に3～4回シフトに入れると思い志望しました」
＜例文②＞シフトが合う
「通学前の早朝から働けるシフトがあり、自分の希望と合うので志望しました。出来るだけシフトに入って生活費を稼ぎたいと思っています」
仕事内容に興味がある
＜例文➂＞コツコツと作業することが好き
「コツコツと作業することが好きで、品出しや陳列の仕事を楽しめると思い志望しました」
＜例文④＞人と接する仕事に興味がある
「人と接する仕事に興味があるので、多くのお客様が利用されているこちらのスーパーで働きたいと思い志望しました」
過去の経験が活かせる
＜例文➄＞スーパーで働いた経験がある
「以前、スーパーの品出しのアルバイトをしていました。素早く丁寧に仕事をすることを学びましたので、こちらのスーパーでも活かしたいと思い志望しました」
＜例文⑥＞近しい業務経験がある
「コンビニで2年間アルバイトをした経験があり、レジや品出し、陳列業務などの経験を活かせると思い志望しました」
スーパーのバイト面接でよく聞かれる質問と答え方
スーパーのバイト面接で実際に聞かれた質問TOP3は「シフト希望(週、時間帯)」、「通勤方法や時間」、「年末年始など長期休暇のシフト」と、現実的な働き方の確認の質問に重点が置かれるようです。
シフトは週何回入れるか、早朝シフトは入れるか
週何日程度、どの時間帯に入れるかを答えます。入れない曜日や時間があれば理由と一緒に伝えます。
＜回答例＞
「水曜日はサークルがあるため入れないのですが、平日は夕方から、土日は午後のシフトに入れます」
「土日を含め週3～4日、夕方からのシフトを希望します。週2回程度は早朝のシフトにも入れます」
試験期間など長期で休みたい時期はあるか
人員確保のため、店舗は学生の試験期間のお休みについて把握しておきたいと思っています。何月に何日くらいなど、分かる範囲で具体的に伝えましょう。
＜回答例＞
「試験前1週間と試験中は、週1日程度にシフトを減らして勤務させていただきたいです」
「7月中旬と1月下旬に試験があるので、試験前から終了まで10日間ほどお休みをいただきたいです」
いつから働けるか
無理のない範囲で、なるべく早い日程を伝えます。すぐにでも働きたい場合はそのように伝えましょう。
＜回答例＞
「今のバイトが今月末までなので、来月から勤務可能です」
「明日からでも働けます」
通勤手段・通勤時間
交通費支給の有無や、深夜や早朝シフトに入った際に通勤できるのか等を把握するため確認することがあります。事前に調べておきましょう。自転車やバイク、車で通勤したい場合は、駐車スペースがあるのかを確認しておきましょう。
＜回答例＞
「自宅から自転車で10分程度ですが、自転車で行っても大丈夫でしょうか？」
「自宅から電車と徒歩で30分です」
過去のバイト経験
仕事内容が違ってもバイト経験は活かせる部分があるので伝えておくといいでしょう。経験がない場合には意欲を伝えましょう。
＜回答例＞
「単発の引っ越しバイトを春休みの間にやっていました。チームの仲間と力を合わせて頑張ることを学びました」
自己PR・長所・短所
スーパーの業務で活かせるような長所を伝えるといいでしょう。丁寧さやコミュニケーション能力、協調性などはアピールになります。また、短所はどのように補っているのかを合わせて伝えます。
＜回答例＞
「中学高校と6年間バスケ部に所属し、周囲とのコミュニケーションややり抜く力が身に付いたと思います。短所は大雑把なところですが、意識して直すようにしています」
退職理由
人間関係や仕事への不満は避け、学業や家庭など、やむを得ない理由を伝えましょう。もっと稼ぎたかったなど、前向きな理由もいいでしょう。
＜回答例＞
「バイトの人数が多く、思うようにシフトに入れなかったため、もっとシフトに入れるアルバイトをしたいと思い退職しました」
惣菜部門や品出しなど他の職種でもよいか
希望する職種に応募が集中していた場合、別の職種を薦められることもあります。無理して承諾する必要はありませんが、働くうちに希望の職種に異動できることもあるので、確認の上回答してみましょう。
＜回答例＞
（レジ希望だが、惣菜でもいい？と聞かれた場合）
「いつかはレジをやりたいのですが、入った後、異動のチャンスがあれば、最初は惣菜部門からでも大丈夫です」
高校生は、保護者の同意や学校の許可について
18歳未満の高校生の場合、何かあったときのために保護者の同意を求める会社も多く、面接の際に同意書を持参するよう言われることがあります。また、バイト禁止の高校もあるので面接で確認されます（同意書を提出のケースあり）。
＜回答例＞
「両親の許可は得ております。同意書を持参していますのでご確認ください」
高校生向け・バイト探しをする前に知っておきたいこと総まとめ【働ける時間・職種・年齢証明書・同意書の例文など】
何か質問はありますか？
シフトの希望を出すタイミングなど、疑問があれば質問しておきましょう。特に疑問がなければ無理して質問する必要はありません。
＜回答例＞
「シフト希望はどれくらいの頻度で皆さん出していますか」
スーパーのバイト面接で確認されること
生鮮食品を扱うスーパーでは、面接での身だしなみも見られています。また、お客様やスタッフ同士のコミュニケーションも必要な仕事のため、挨拶や面接での受け答えの印象も確認されています。
高校生の場合、保護者や学校の許可を得ているかも確認されます。
他にも、研修や仕事内容の説明や、簡単な計算問題や読み書きの筆記試験を行う店舗もあるようです。
＜スーパーのバイト面接で確認されること＞
・身だしなみがきちんとしているか
・挨拶や質問に対して的確に答えているか
・高校生は保護者の同意や学校の許可を得ているか
・研修期間や内容説明
・簡単な筆記試験（計算問題、読み書きなど）
スーパーのバイト面接の服装と当日の入店マナー
面接の服装は清潔感のあるもので
スーパーのバイトは食品を扱うので清潔感が大事です。服装は私服で問題ありませんが、Tシャツやジーパンは避け、無地の落ち着いた色や柄のシャツやパンツ、スカートなどが好印象です。髪を結んだり、爪も短く整えていくことも忘れずに。
当日は5分前に到着し、店舗から入る
面接は店舗の奥や裏にある事務所で行われることが多いです。事前に指示がなければ当日は店舗から入り、手の空いているスタッフに「本日アルバイトの面接に来た〇〇です。〇〇さま（面接担当者）はいらっしゃいますでしょうか？」と伝え呼び出してもらいましょう。面接担当者が来たら再び挨拶をして、その後は指示に従いましょう。
アンケート出典：2024年1月 大学生アルバイト調査／N=1575／調査企画リクルート／調査協力マクロミル
※更新履歴
2015年9月22日、2021年10月13日、2024年3月5日