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2024年04月01日

【高校生向け】バイトの応募先への電話のかけ方講座。初めてでも大丈夫!

「高校生になったらアルバイトがしたい」と思っても、応募や問い合わせで電話をすることに不安を感じる人も少なくないはずです。そこで今回は、バイトをしたい高校生向けに、バイトの応募先への電話のかけ方とトークの実例をご紹介します。

バイトの応募電話前に準備すること

電話をする前に、募集広告が直ぐ確認できる状態にします。また、電波状況や周囲の音が気にならない環境で電話するようにしましょう。

▼電話前に準備するもの
・バイトの募集広告を手元に置く
・採用担当者の名前を確認する
・スケジュール帳
・メモが取れる筆記用具

 

バイトの応募電話で確認すること一覧

詳しくは、後日、面接で確認することになりますが、最初の電話で、自分から確認することと、電話を受けた応募先が確認したいことがあるので、予めどう答えるかを整理しておきましょう。

▼自分で確認すること
・アルバイトの募集をまだしているか
・高校生を採用しているか
・面接調整後→場所や持ち物
▼応募先から確認されること
・名前や年齢(学年)
・募集広告を何で見つけたか
・週何日くらいシフトに入れるか
・希望のシフトの時間帯
・いつからバイトできるか
・保護者や学校の許可は取れているか
・面接に来れる日程調整

 

電話をかける時間帯

応募先の企業は、通常の業務を行う中でバイトの応募に対応しています。応募先の企業や採用担当者の迷惑にならないように考えて連絡を取りましょう。求人情報に応募電話の受付時間が記載されている場合は、必ずその時間内にかけること。受付時間が記載されていない場合でも、相手が忙しい時間帯を避けるのがマナーです。忙しい時間帯は、応募先によって違います。

▼飲食店
ランチタイムとディナータイムを除いた時間帯(14時~17時頃)が比較的掛けやすい▼コンビニやスーパーなどの小売店
朝や夕方の通勤通学のお客さんが落ち着く、10時~11時頃、13時~16時頃が掛けやすい▼一般企業
避ける時間は、始業時間の直後、お昼前後、就業時間直前です。
そのため、電話を掛ける時間帯は、10時すぎ~12時前、14時~16時すぎが繋がりやすい

 

バイトの応募電話の流れとトーク例

バイトの応募電話で具体的に話す内容と話す順番は次の通りです。実際のトーク例は後で詳しく紹介します。

▼応募電話で話す内容の順番
1.名前を名乗り、採用担当者につないでもらう
2.募集しているか再確認する
3.面接日時を調整する
4.面接の場所や持ち物などを確認する
5.電話を切る

1.名前を名乗り、採担当者につないでもらう

電話がつながったら、「お忙しいところ失礼します」または「はじめてご連絡いたします」からはじめ、自分の名前を名乗り、求人情報を見て電話したことを相手に伝えます。最初に電話に出た人が採用担当者かどうかに関係なく、電話した用件を説明します。求人情報に担当者名が記載されていればその人に、記載がなければ「採用のご担当者様につないでいただけますか」などと取り次いでもらいます。

応募先「お電話ありがとうございます、〇〇店でございます」

自分「お忙しいところ失礼します。タウンワークでアルバイトの募集を見てお電話いたしました(自分の名前)と申します。採用担当の〇〇さん、いらっしゃいますか?」
(担当者名の記載がない場合は「採用ご担当者様」と言い換え)

応募先「かしこまりました。ただいま担当者に確認いたしますので少々お待ちください」

自分「ありがとうございます」

 

2.募集ししているか再確認する

担当者に代わったら、まだバイトを募集しているか、高校生もOKかを確認してください。募集期間内でもすでに予定人数の採用が終わっていることがあるためです。

担当者「お電話代わりました。担当の〇〇です」

自分「お忙しいところ失礼します。タウンワークでアルバイトの募集を見てお電話いたしました(自分の名前)と申します。△△のアルバイトはまだ募集していますか?」

担当者「はい、募集しています」

自分「私は高校2年生なのですが、大丈夫でしょうか?」

担当者「はい、学校と保護者の方の許可があれば、高校生でも大丈夫です」

自分「両親とは話をしています、学校も大丈夫なので、ぜひ応募させてください」

3.面接日時を調整する

募集中であれば、面接の日程調整をその場で行うのが一般的です。後からの変更がなるべく起こらない確実な日時を伝えましょう。

担当者「近いうちに面接にお越しいただきたいのですが、今月10日の月曜日から14日金曜日の間で、都合のいい日はありますか?」

自分「13日以外でしたら大丈夫です。学校が終わるのが15時半なので、16時以降でしたら行けると思います」

担当者「それでは11日火曜日の16時半はどうですか?」

自分「ありがとうございます。11日火曜日16時30分、大丈夫なので、よろしくお願いします」

4.面接の場所や持ち物などを確認する

面接当日に必要な持ち物も確認しましょう。飲食店などのお店で面接をするときは、店舗の正面からお客様に交じって訪問して良いのかどうかも確認しておきます。

自分「面接は◯◯店に伺えばよろしいでしょうか?」

担当者「はい。直接お店にお越しください」

自分「面接で必要なものは何かありますか?」

担当者「写真を貼った履歴書と、身分証明書、筆記用具をご持参ください。身分証明書は高校の生徒手帳で大丈夫です」

自分「履歴書と生徒手帳と筆記用具ですね。当日はお店の正面から入るのでしょうか?」

担当者「お客様の少ない時間帯ですので、正面から入って、店の中のスタッフに声をかけてください」

自分「わかりました」

5.電話を切る

必要な確認が済んだら、お礼を言って切ります。相手が電話を切るのを確認してから自分も切るのがマナーです。

自分「それでは、11日(面接日)よろしくお願いします。今日は、ありがとうございました」

担当者「お待ちしています」

自分「失礼します」
(相手が電話を切るのを確認してから自分も切る)

 

バイト応募先からの電話の受け方マナー

「もしもし」は使わない

バイトの応募先など”仕事上”の電話では、「もしもし」は一般的には使いません。電話を受ける時は「もしもし」ではなく「はい、〇〇(自分の名前)です」と受けると良いでしょう。「もしもし」と出てしまったら、「失礼いたしました。〇〇(自分の名前)です」と言い直せばOKです。

電話に出るのが難しい場合

外出中などで電話に出にくい場合は、「申し訳ありません。今、外出していて電話に出にくい状況なので、こちらから掛け直してもよろしいでしょうか」と伝えます。できるだけ静かな場所に移動して掛けなおしましょう。

 

不在、留守電、折り返し…対処法は?

予習して電話をかけても、想定していた内容とは違う展開が待っていることもあります。そんなときでも落ち着いて、次のように対処しましょう。

担当者がいなかった

電話口で応対してくれている人に、「何時頃ならいらっしゃいますか?」と、担当者のいる時間帯を教えてもらいましょう。その時間にかけ直すと伝えておけば、担当者にもその時間に応募電話があることを知らせてもらえます。募集広告に採用担当者の名前がなかったら、一緒に「ご担当者様のお名前を教えていただけますか?」と聞いておきましょう。

かけ直してほしい、といわれた

忙しい時間だったり、タイミングが悪いときにかけてしまうと、すぐに対応してもらえない可能性もあります。落ち着いて「お忙しいときに大変失礼いたしました。何時頃におかけ直しすればよろしいでしょうか?」とお詫びしてから、かけ直す時間帯を確認しましょう。

留守電だった

留守電でも着信履歴は残ります。無言で切らずに、自分の名前と求人情報を見てアルバイトの応募で電話したことと、あらためて電話する意思をメッセージに残してください。その際、自分から「折り返しご連絡をお願いします」と相手に電話をかけてくるよう要求するのは失礼だと受け取られる可能性がありますので、控えましょう。

折り返しの電話が来ない

電話した際、担当者から「折り返し電話する」と返され、自分の電話番号も伝えたのに、電話がかかってこないという可能性もあります。そんなときは、念のため翌日まで待ってから再度連絡しましょう。やきもきする気持ちはわかりますが、担当者にはバイトの応募対応以外にも仕事があるので、すぐに連絡できないこともあります。

折り返しの電話がこない。何日待つのがマナー?

応募先からの電話に出られなかった

アルバイト先からの着信に気づいた時点で、すぐに折り返すようにしましょう。できれば当日中、遅くとも翌日までには折り返したほうがよいです。ただし、原則、電話は営業時間内にするようにしてください。「お忙しいところ恐れ入ります。アルバイトに応募した〇〇と申します。×時ごろ採用担当の△△様からお電話をいただきました。△△様はいらっしゃいますか」のように伝えます。

 

完璧でなくても大丈夫!丁寧に接する意識が大切

高校生が普段の生活で全く知らない大人に電話をかけることは、あまりないでしょう。それだけでも緊張することですが、さらに敬語で失礼のないように用件を伝えたり、質問をしたり、電話のマナーも守らなければならないとなると、緊張したり不安を感じたりするのは仕方のないことです。応募先の担当者も、高校生に完璧なビジネスマナーを求めているわけではありません。ただし、友達と話しているときのような軽い言葉遣いしかできないようでは、担当者も「この人を採用して大丈夫なのか?」と不安に思ってしまいます。大切なのは敬語やマナーが完璧でなくても、敬意を持って丁寧に接する意識を持つことです。その思いはきっと採用担当者に伝わるでしょう。

※更新履歴:
2022年7月7日
2023年2月1日
2024年4月1日

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