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2014年11月12日

大学生のバイト選び、基準やポイントは?注意することは?

バイト選びの基準、トップ3は時給、場所、仕事内容
たくさんあるアルバイト情報。あなたは、そこからどういう基準でバイトを選ぶ? 他のみんなは何を重視してバイトを選んでる? バイト経験のある短 大・大学・大学院生18歳~29歳300人に聞いてみたので、バイト選びの参考にしよう!

バイト先を選んだ最も強い理由は?

第1位「時給の高さ」24%

・「かなり給料がよいから」(専門学校講師/28歳/男性/獣医学部)
・「自分の得意分野で稼げるし、時給も仕事内容を考えると適切であるから」(商品陳列/19歳/男性/法学部)
・「時給が高いだけじゃなく、福利厚生もしっかりしている」(清掃業/20歳/男性/工学部)
・「時給は高いが、責任も取らされる仕事なので割に合わない」(ファミレス/23歳/女性/理学部)

アンケート結果を見ると、時給が高いと感じている職種は、塾講師、家庭教師、専門学校講師など専門的な仕事が多い傾向。学校で学んだ知識やスキルを活かせる仕事については時給の高さをストレートにジャッジできるようだ。しかし、時給の高さに見合った「責任」を求められることも多いのか、割に合わないという意見もあった。

第2位「場所が家の近く」22%

・「家からも学校からも近く、働きやすいから」(スーパー/21歳/男性/理工学部)
・「通いやすく、バイト先の雰囲気もいい」(塾講師/23歳/女性/工学部)
・「学業の妨げにならず、オフィスで働く経験にもなる」(事務作業/24歳/男性/人文学部)
・「交通費がかからないし、シフトも勤務時間も相談できる」(スーパー/28歳/女性/人間社会学部)

家からの近さを理由に選ばれたバイト先としては、レストラン、コンビニ、販売店、軽作業など。コンビニやファミレスといった、どの街にもある店舗のバイトを選ぶ傾向があるようだ。家から近ければ通勤の負担も少ないので、長く続けやすいとの声もあった。コツコツと実績を積み重ねるのが好きなタイプの人は、近さなど環境面を重視するといいかもしれない。

第3位「仕事内容に魅かれた」16%

・「色々な現場に行けるし、なかには会議イベントもあるので、プレゼンの仕方などが勉強できる」(イベントスタッフ/25歳/女性/人文学部)
・「接客方法など、お店のために色々考えるのが楽しい」(居酒屋/22歳/女性/教育養成・教育学部)
・「かわいい制服で、大好きなクレープを作ることができるし、接客も楽しいから」(ファストフード/22歳/女性/経済・経営・商学部)
・「働くことの感覚を学ぶことができるから」(イベントスタッフ/20歳/女性/国際関係学部)

コメントを見ると、憧れや興味のある仕事だから選ぶだけでなく、将来のための経験を積みたいと考えている人が多かった。なかにはWebデザインやプログラマーといった専門職に魅力を感じている人もいた。将来就きたい仕事がある人は、仕事内容からバイトを選んでもいいかもしれない。

第4位「シフトの柔軟さ」15%

・「固定の曜日ではなく、柔軟にシフトを変更できるバイト先から」(カフェ/21歳/女性/経済部)
・「一日限定で長時間働けるようにシフトが組めるから」(試験監督/20歳/男性/法学部)
・「時給が良く、好きな日に働けるから」(登録制の商品梱包/24歳/女性/工学部)

回答を見ると、短期間で集中して働き、学校生活やその他の予定に影響が出ないようにしているタイプが多かった。バイトはあくまでも余暇時間を活用する方法のひとつ。自分のスケジュールを優先するためには、シフトの柔軟さは外せないポイントとなるのだろう。

5位以下の回答

他に回答が寄せられたものとしては、「友人がやっている」5%、「趣味にかかわる仕事」4%、「場所が学校の近く」4%、「人間関係や雰囲気」4%、「その他」6%という結果だった。
そのなかで注目したいのが「場所が学校の近く」だ。交通の便の良いところ、という意味では第2位の「場所が家の近く」と同じで、合計すると26%となり、実質1位となる。勤務先を重視している人が比較的多いのかもしれない。

アルバイトを選んだ理由を見ると、「なぜアルバイトをするのか?」「何を優先するか?」によって重視するポイントもさまざま。自分と似たポイントを重視している人の意見を参考にして、アルバイトを選んでみては?

アルバイト先を決める際に見落としがちなポイント

この他、バイトを始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔することがないよう、意外に見落としがちなポイントを紹介するので参考にしてほしい。

1.交通費、割引制度、賄い、などの支給の有無

職場まで仮に電車で一駅の距離だとしても、定期的に通うことになれば交通費はかなりのものになる。

交通費が支給されれば、その分時給が上乗せされると考えることもできるし、また家や学校から離れていたとしても、通勤のストレスはずいぶん軽減される。

その他、職種によっては賄いが支給されたり商品を割引で購入出来たりする場合がある。食費などを節約できるメリットがあるのでチェックしておくといいだろう。

2. 職場の雰囲気

気持ちよくバイトを続けるには職場の雰囲気が自分に合っているかも大切。実際に職場に足を運び、事前に雰囲気を観察しておくのもいいだろう。

3. 身だしなみの規制やシフト制度などのルール

効率よく稼ぐためには、ある程度まとまった時間バイトに従事したいもの。時給の高さだけでなく、思い通りのシフトで働けるかどうかもチェックしておきたい。

また髪型や服装など細かなルールがないかどうか確認しておこう。職場によっては、髪を染めてはいけないなど規則が決められている場合がある。後から後悔しないためのにも事前に確認しておきたいポイントだ。

見落としがちな点も参考にして後悔のないバイト選びを

バイトを選ぶ基準、重視することは人によってさまざまなことがわかった。意外と見落としがちなポイントも参考にしながら、後悔しないバイト選びの参考にしてほしい。

※データ:アルバイト経験のある短大・大学・大学院生18歳~29歳300人にアンケート (2014年9月18日~9月19日)/アンケート協力:株式会社クロス・マーケティング

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