『寮・社宅・住宅手当ありバイト』ってどんな仕事？
バイト内容
寮・社宅がある仕事というと、新聞販売店、土木作業員、タクシー運転手などの職種に多く見られます。これらの多くは会社がアパートなどの物件を用意しており、そこに入居するというケースです。一方、自分で探した住まいを社宅扱いにしてくれる「借り上げ社宅」という制度を設けている会社もあります。この制度は転勤が多い会社によく見られるケースです。リゾート地では1カ月程度の短期間に住み込みで働けるところもあるようです。
スキルや資格
寮・社宅のある仕事は、職場と寮・社宅が近いことが多く、遠い場合でも専用の送迎バスが完備されていることがあり、通勤が便利という点が挙げられます。通勤時間が短いぶん、仕事後の時間を有効に使うことができ、キャリアアップにつなげることが可能となります。また、近くに同僚や先輩が住んでいることも多く、仕事中に確認できなかったことをすぐに質問できるという環境もあるようです。
メリット
寮・社宅を完備しているところは、比較的職場と寮・社宅が近いことから、通勤疲れが少なく、仕事に集中できることはひとつのメリットといえるでしょう。借り上げ社宅制度のある会社の場合は、会社が家賃補助をしてくれるので、収入の面で大きなメリットといえます。空いた時間を自分や家族のために費やすことが可能になり、経済面での負担が軽くなるのは、寮・社宅のある職場の大きなメリットです。
働く環境
職場から寮や社宅が近いということは、移動にかかる時間が少ないという点から、働く環境としては最適であるといえるでしょう。また、家族寮など規模の大きな社宅であれば、住人用のスーパーや店舗がある場合もあり、便利です。独身寮の場合は、食事付きのところもあるようです。寮・社宅が都会から離れた場所であれば、リラックスして暮らすことができるでしょう。また、寮・社宅に住んでいる人同士の交流が盛んなところもあるようです。
寮・社宅・住宅手当ありバイト みんなの体験談！実際に働いてみてどーだった！？
規則正しい良い生活が身に付きました
建設業の仕事の中で、寮や社宅に住めるところを条件に探し見つけた仕事でした。私の職場は寮があったのですが、勤務先まで徒歩圏内にあるという好立地だったので、通勤に手間がかからず、混雑した電車での通勤がなかったことがメリットでした。朝ゆっくりできることでダラダラと時間を過ごしてしまいそうで不安だったのですが、寮に住んでからは朝の時間を有効に使おうという意識が生まれ、規則正しい生活が送れるようになりました。朝型の生活ができると、出勤してすぐに頭が働き、てきぱきと仕事をこなせているように感じました。
男性 / 30代 / 勤続1年半 / 8時～17時
ご飯つきなので栄養バランスも満たされました
自分がアルバイトしたのは某新聞社の配達でした。田舎から大学入学を機に上京し、配達元の寮に住みこむ形で学業とアルバイトの日々を送りました。配達のほか、集金や営業もあり居留守を使われたり怒鳴られたり若い自分には大変でしたが、寮には同じく住み込みの学生も多くおり楽しく過ごせました。昼間も夕刊の配達があり、思っていた以上に時間の余裕はありませんでしたが、仕事に慣れると時間の使い方もうまくなりました。なにより嬉しいのが朝と夜はご飯つきなので健康に暮らせたことです。
男性 / 10代 / 勤続3年 / 早朝2時～7時、夕方16時～18時
まかないもあり、貯金できました
30代の頃に寮ありの接客の仕事をしていました。この仕事を選んだ理由は住まいを探す必要がありませんし、家具や家電も揃っているのですぐに暮らせるのが良かったです。まかないも出てほとんど食費も掛からず、貯金もできました。また、大部屋の寮なら他の人に気を遣いながら暮らす必要があるので、上手くコミュニケーションがとれるか不安はありましたが、個室なのでそのような心配はありませんでした。寮に住んでいたので通勤に時間が掛かりませんし、仕事に集中できたのが良かったです。
女性 / 40代 / 勤続半年 / 8時～16時、10時～18時、12時～21時