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2018年04月14日

ケアマネジャーになるには?資格を取って介護業界でキャリアアップ!

ケアマネージャー なり方 なるには タウンワーク タウンワークマガジン

ケアマネジャーは、要介護者などが介護サービスを受ける際に重要な役割を果たします。「ケアマネ」と呼ばれることもあり、介護保険制度や保健医療、福祉に関する豊富な知識と経験を求められます。ケアマネジャーは介護サービスの利用者や家族の支えになるとともに、介護保険サービス利用時の中心的な存在として働きます。介護職におけるキャリアアップの象徴的なポジションであり、介護職の従事者の中には、取得を目指している人が大勢います。
この記事では、ケアマネジャーの仕事内容や、ケアマネジャーになる方法についてご紹介します。

【目次】
1. ケアマネジャーの仕事内容
2. ケアマネジャーになる方法
3. ケアマネジャー試験の受験資格
4. 超高齢化時代に欠かせないケアマネジャーの大きな役割と将来性
 

ケアマネジャーの仕事内容

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介護の仕事には、利用者の身体介護や身の回りのお世話をする以外にもさまざまな業務があります。では、ケアマネジャーの業務とはどのようなものでしょうか。

ケアマネジャーとは

ケアマネジャーの正式名称は「介護支援専門員」といい、介護保険制度全般に関わる公的資格です。福祉や保健、医療の分野において実務経験のある人が受験資格を取得できます。
介護といえば、利用者の身体介護や身の回りのお世話などが一般的ですが、ケアマネジャーの主な仕事は、利用者の要介護レベルなどに合わせてケアプランを作成したり、介護スタッフなどとの連絡・調整を行うことです。
職場は主に居宅介護支援事業所と施設に分かれています。居宅介護支援事業所の場合は、在宅で生活する人の支援を、施設の場合は施設入所者への支援を行います。

仕事内容

  • 要介護者がサービスを受けるためのサポート
  • ケアマネジャーの業務の中で最も大切なことの一つは、介護サービスを利用したい本人や家族からの相談に乗り、最適なサービスを受けられるように手助けをすることです。具体的には市区町村や介護サービス事業者、医師、理学療法士、介護福祉士などの専門職との連携を図り、利用者がサービスを受けられるように依頼します。

  • ケアプランの作成
  • ケアプランとは、介護サービスの内容や頻度などをまとめた利用計画のことで、介護保険サービスを利用する際には欠かせません。利用計画を書面化したものを「ケアプラン」と呼ぶこともあります。利用者と家族の状況や希望を踏まえて、最適なサービスの内容とタイミングを考え、まとめます。

  • 要介護認定の書類作成代行
  • 介護保険制度を基に介護サービスを利用するには、市区町村から要介護認定を受ける必要があります。要介護認定では、サービスの利用希望者が介護や支援をどれくらい必要としているかについて判断されます。要介護認定を申請するためには、申込書類の作成が必要です。書類は本人や家族が作成しますが、専門知識が必要なところもあるため、ケアマネジャーが代行することもあります。

  • 健康状態やサービスのモニタリング
  • ケアプランに沿って始まった介護サービスが、利用者に適しているかどうかをチェックします。「健康状態に変化があるか」「サービスの内容に問題はないか」といった点を、利用者本人・家族・サービス事業者などから聞いたり、実際にサービスの状況を見て確認したりします。状況に応じて、ケアプランの再考や修正が生じることがあります。

 

ケアマネジャーになる方法

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ケアマネジャーはすぐになれるものではなく、資格試験の合格と研修の受講などが必要です。ここでは、ケアマネジャーの仕事に就く方法をご説明します。(2018年3月現在の内容です)

STEP1:介護支援専門員実務研修受講試験に合格
ケアマネジャーになるには、「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」を受けて合格するのが必須です。試験はマークシート方式で、都道府県ごとに年1回行われています。試験では、介護保険制度の他、保健医療や福祉などケアマネジャーとして働くために必要な専門知識が問われます。

STEP2:介護支援専門員実務研修を受講
介護支援専門員実務研修受講試験に合格後、ケアプランの作成など実際の業務に関わる内容を踏まえた研修を受けます。研修は87時間(15日間)の講義・演習と居宅支援事業所における3日間の実習です。研修を通してケアマネジャーとして働く上で必要な知識と技能を深めます。

STEP3:介護支援専門員資格登録簿に登録申請
研修修了後、3カ月以内に「介護支援専門員資格登録簿」に登録申請を行います。各都道府県ごとに申請書類や申請先などが異なるため、注意が必要です。

STEP4:介護支援専門員証の交付
ケアマネジャー業務に必要な「介護支援専門員証」の交付を各都道府県の担当部署に申請します。「介護支援専門員資格登録簿」と併せて申請できるため、同時に行うのが良いでしょう。
介護支援専門員証が発行されるまでに1カ月ほどかかることがあります。有効期間は5年間です。更新するためには、5年ごとに研修を受ける必要があります。

STEP5:ケアマネジャーとして活動開始
介護支援専門員証が届いたら、ケアマネジャーとして働くことができます。居宅介護支援事業所や施設に所属したり、個人で仕事をしたりと活動の場はさまざまで、独立開業も可能です。

 

ケアマネジャー試験の受験資格

 
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ケアマネジャーの質と専門性の向上を理由に、受験資格は度々変更されています。ここでは2018年3月現在のものをご紹介します。

国家資格(法定資格)を持っている人

ケアマネジャーを受験するのに必要な国家資格とは、以下のうちのいずれかです。

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師、柔道整復師、栄養士(管理栄養士)、精神保健福祉士

ただし、国家資格を保有しているだけでは不十分で、実務経験5年以上、かつ業務に従事した日数900日以上という条件があります。実務経験とは、直接的な対人援助業務のことで、教育・研究業務や営業・事務などは実務経験に含まれません。

相談援助業務に就いている人

相談援助業務とは、介護が必要な人に対して、援助者が専門知識と技術を活かして手助けをすることです。具体的には、特定施設入居者生活介護施設、介護老人福祉施設、介護老人保健施設などで、利用者の生活や入居について相談に乗る生活相談員・支援相談員・相談支援専門員・主任相談支援員の業務が該当します。相談援助業務についても、実務経験5年以上、かつ業務に従事した日数900日以上という条件があります

2018年以降、受験資格から除外された人

・介護職員初任者研修(ホームヘルパー2 級)や社会福祉主事任用資格など介護の資格を持っていて、介護の業務経験が5年以上
・相談援助業務におけるケース・ワーカー
・介護の資格は持っていないが、介護の業務経験が 10 年以上

これまでは、現場での実務経験が十分にあると認められれば受験できました。しかし、本格的な高齢化社会の時代を迎えて、ケアマネジャーが果たす役割の重要性が増していることなどから、ケアマネジャーの質の向上を目的に受験資格が厳しくなっています。
受験資格は今後も変更になる可能性があるため、自分が受験を考えている年度についての最新情報を確認しましょう。
 

超高齢化時代に欠かせないケアマネジャーの大きな役割と将来性

介護の現場では、働いてきた年数の長さが重視されることがあります。しかしそれでは、介護業務の従事年数が短くても質の高いサービスを提供できる人が、活躍の場を広げられないという問題が以前はありました。
近年は資格が整備されてきており、資格を持つ人と持たない人とのキャリアの差がはっきりと表れるようになっています。介護業界で確実なキャリアアップを目指すなら、ケアマネジャーなどの資格を取得するほうが有利です。
ケアマネジャーの資格を取得するためには、試験の受験や研修の受講などさまざまなことが課せられており、道のりが大変なのも確かです。とはいえ、ケアマネジャーになると、従事できる仕事の領域が増えて、利用者本人と家族の力になれることが増え、より大きなやりがいを得られるでしょう。また、待遇面も良くなるため、仕事に対する満足度も上がります。
介護業界をリードするケアマネジャー。介護保険制度の中心的な役割に興味のある人は、現場で働きながら資格取得を目指してみませんか。