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2015年11月30日

~動画あり~【激レアバイト 本番レポ】JAXA広報誌の取材を体験!「はやぶさ2」のプロジェクトメンバーにインタビュー!

宇宙好きをはじめ、好奇心旺盛な人々から注目を集める激レア“宇宙バイト”。
今回は小惑星探査機「はやぶさ2」の開発に携わった人々にインタビューをし、JAXA発行の広報誌『JAXA’s』(ジャクサス)に掲載するための誌面の作成を行う。

憧れのエンジニアと対面し緊張した様子のバイトメンバー3人に、今回密着した。

将来に役立つ経験を、と意気込む3人が参加

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『JAXA’s』とは、JAXAのプロジェクトや研究に関する最新情報、宇宙・航空に関わる日本各地のエンジニアたちの活躍レポートなどを、JAXAファンなどに届けるための媒体だ。今回のバイトに参加したのは全員大学生で、名も無き小惑星に向かっている最中の「はやぶさ2」を応援する面々だった。

ひとりは相原恭平さん。子どものころは天体望遠鏡でよく星を眺めていたという。
相原さん「いま大学4年で、就職する前に誰もできないような特別な経験がしたくて応募しました。文系の学部なので、これまで培ってきた“言葉”の力を使ってエンジニアたちの思いを広く知らせたいと思っています。」

つくば市出身で筑波宇宙センターに何度も行っていたという大学4年生の稲井祐介さん。
稲井さん「知らないこと、新しいことに対する興味は強い方です。いまは『はやぶさ2』の開発に携わった未知の世界の人々に会えることにワクワクしています。自分なりの目線でしっかりと取材をしたい。」

そして、今回のメンバーの紅一点、林あかりさん。
林さん「高校生の時に『はやぶさ』の本を読み、技術者たちの奮闘に尊敬の念を抱きました。今回、『はやぶさ2』のエンジニアから直接話が聞けるチャンスをもらえて光栄です。取材者という立場ですが、皆さんから勉強したいと思います。」

バイト前は皆、「はやぶさ2」の開発者と会えることに心を躍らせていた。いよいよ宇宙バイトがスタートだ!

「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャーにインタビュー!

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インタビュー前の準備としてバイトメンバーが行ったのは“編集会議”。まず取材時における役割について相談し、インタビュアーを相原さん、カメラマンを林さん、ライターを稲井さんが担当することに。そして、取材対象者にどのような質問をするのか話し合いながら、記事のイメージを固めていった。

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今回の宇宙バイトでは、2か所で1名ずつにインタビューをする。
最初はNEC府中事業場を訪問。そこで、宇宙開発システム事業部の大島武さんをインタビューした。大島さんは「はやぶさ」初号機のプロジェクトの初期メンバーであり、システムマネージャーを担当していた。さらに「はやぶさ2」では開発すべてを仕切るプロジェクトマネージャーを務めた方だ。

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インタビュー取材は初経験というバイトメンバーだったが、臆することなく取材を進行。その頑張りぶりに応えるように、大島さんも3人に分かりやすく丁寧に説明し、最後は記念撮影まで応じてくれた。

「はやぶさ2」のイオンエンジン開発者にインタビュー

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2人目のインタビューは、「はやぶさ2」の最大の特徴ともいえるイオンエンジンを担当したJAXAの細田聡史研究員。場所は相模キャンパスで行われた。

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最初は会議室で取材をしていたが、その後、運用室へ移動。普通では見ることのできない、「はやぶさ2」との交信作業を目の当たりにしながら話を伺った。さらに、3人はイオンエンジンの研究が行われた実験室にも入室。宇宙ファンなら誰もが興奮する状況であっても、仕事であることを忘れずに業務をまっとうした。

宇宙開発の現場の声が聞けた貴重な1日。この経験を次につなげたい!

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インタビューを終えたバイトメンバーは、撮影した写真を見ながら誌面の方向性について確認し、数日後に原稿を仕上げる段取りを決めた。そんな3人に『JAXA’s』の取材・インタビューという宇宙バイトについて、振り返ってもらった。

林さん「未知なるチャレンジという大変なことをしているにも関わらず、とても楽しそうで皆さん素敵な笑顔でした。その姿が刺激的で、私も大学でリモートセンシングを研究しているので、最先端の技術に挑戦したいと意欲がわきました。」

相原さん「文系の私にとっては、聞くことすべてが異世界の内容で新鮮でした。今まで定められたルートで生きてきたけれど、エンジニアの方々のチャレンジングスピリットに触れて、自分なりに新しいことに挑戦したいと思いました。」

稲井さん「おふたりの『はやぶさ2』へ情熱を感じて、仕事というものが何なのか、より具体的に見えてきました。ものづくりに興味があって、いま就職活動を続けていますが、その想いがさらに強く、明確になりました。」

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今回の宇宙バイトで実際に宇宙開発に携わる人々をインタビューし、「はやぶさ2」の“未知の世界へ挑戦する力”を実感した3人。後日、原稿を書き、完成した『JAXA’s』の記事「大学生が見た『はやぶさ2』の最前線」にも、取材した人たちへのリスペクトがあふれていた。

バイトメンバーにとって、この貴重な体験は、夢を実現するための大きな足がかりになったに違いない。

※『JAXA’s』の公式サイト(http://fanfun.jaxa.jp/media/jaxas/)から、激レアバイトメンバーが作成した記事を読むことが出来ます。

【コラム】
●宇宙バイトスペシャルコラム No.5
「はやぶさ2」~引き継がれる技術力~

「はやぶさ2」の開発や運用を支えるメンバーには、満身創痍での生還を果たした「はやぶさ」プロジェクトを経験したメンバーも多くいる。「はやぶさ」で様々なトラブルを乗り越えた経験が、「はやぶさ2」の設計や運用の各所にいかされているのだ。このような技術は、日本発の人工衛星「おおすみ」以降に関わった先代の技術者から技術者へ継承され、現役の探査機までつながっている。今日も順調に飛行を続ける「はやぶさ2」。そこには、過去から続く日本の技術者たちの汗と涙が詰まっているのだ。

◆関連リンク 
「はやぶさ2」カウントアップレポート“L+128” バトンタッチ
http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/4452.html

◆その他、「はやぶさ2」の詳細や現在の状況などは、JAXA特設サイトを参照
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/index.html

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