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2016年01月08日

【激レア 体験レポ】大人気高校野球漫画『バトルスタディーズ』制作の裏側に迫る!講談社「モーニング」で漫画編集者バイト!

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今回の激レアバイトは、講談社のNO.1青年誌「モーニング」の編集部に潜入し、漫画編集の現場を体験するお仕事。現在大好評連載中の『バトルスタディーズ』の著者である、なきぼくろ先生の仕事場に伺い、最新原稿をチェックする。新人賞獲得からデビューまで1年半という異例の速さでデビューしたなきぼくろ先生は、甲子園にもレギュラーで出場した元PL球児でもある。漫画好きなら誰もがうらやむ、まさに“激レア”なバイトに挑戦する2人に密着した!

歴史ある建物にビックリ!大きい!本当に潜入していいの?

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Kさん(左) Oさん(右)

今回の激レアバイトは、講談社の人気漫画雑誌「モーニング」の編集部に潜入し“1日編集者”として働く。漫画好きなら誰でも憧れる夢のチケットを手にしたのはこの2人。
来年から大学院に入ってガン細胞を研究する予定だというKさんと、昔から編集の仕事に興味があるというOさん。

Kさん「もともと他の人が経験したことがないことに挑戦したいという思いが強いので、まだ誰も見たことがない原稿を見られるという“激レア”なバイトに参加できて嬉しいです。編集者の視点で漫画を読むので、新しい発見ができるのではないかと興奮しています」

Oさん「幼いころから本や漫画が好きで、いつか私も作家さんを支える編集者の仕事をしてみたいと思っていました。自分の中の熱い思いが本気かどうか試せるいい機会をいただけて嬉しいです。本物の編集者のつもりで臨みます」

そう意気込みを語った2人は、いよいよ会社の中へ。書類が山積みされた仕事場を横目で見ながら、ミーティングルームへと向かった。

まずはこれから。発売前のネーム・下絵チェック!

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ミーティングルームへ通された2人は、今日1日同行し、編集のノウハウを教えてくれる講談社の安藤さんから主な仕事内容の説明を受けた。
午後には、なきぼくろ先生の仕事場に差し入れを持っていき、先生から原稿を受け取るだけではなく、原稿を読んだ感想を先生に伝えなければならないという。

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そんな重大任務を受けた2人はきちんとした意見を言えるよう、先生の作品『バトルスタディーズ』について理解を深めることからスタート。安藤さんからネーム(ストーリーの構想を練りあげた漫画の設計図のようなもの)や下絵(絵や台詞を原稿用紙に下書きしたもの)についてのレクチャーを受ける。

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単行本の内容と、その元となったネームや下絵を見比べながら、真剣に作品を読み込んでいく2人。

なきぼくろ先生にご対面!面白くて優しい人柄に感激!

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いよいよなきぼくろ先生の原稿を受け取りに、講談社を出発!途中差し入れとしてフルーツの盛り合わせと、先生の名前から“ほくろ”を連想させるかりんとうを購入。『バトルスタディーズ』担当編集者の水野さんと最寄りの駅で待ち合わせ、先生宅へ急いだ。

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ドアの前でドキドキしながら待つ2人。

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部屋に入ると、先生が優しく出迎えてくれた。

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挨拶をした後、緊張しながらも差し入れを渡す。

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「え~なに!めっちゃ嬉しいー。でも、デカッ!」と少年のような無邪気な笑顔で受け取ってくれたなきぼくろ先生。その魅力的な人柄に、2人とも感激していたようだ。

なきぼくろ先生の原稿を誰よりも早くチェック!

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編集者として原稿を受け取った2人は、早速その内容をチェック。先生が見守る中、緊張しながら原稿を読み進めていく。

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原稿の感想を、先生に伝える2人。途中先生から「どういう経緯で激レアバイトに応募したの?」「好きな漫画は何?」と逆質問を受けたりしながらトークは熱く盛り上がり、1時間を超える夢のような時間を過ごした。

ちなみに“なきぼくろ”というペンネームの由来は、ご自身の顔に“なきぼくろ”があるからだそう。

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対談が終わったところで、編集の水野さんが原稿の間違いを発見!

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慌ててペン入れをする先生。そんな現場に立ち会えるなんて、まさに“激レア”!

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『バトルスタディーズ』単行本にサインをしてもらってみんなで記念撮影。修正した最新原稿を受け取ると、講談社へ戻った。

いざ入稿作業へ!編集の仕事はスピードと正確さが大事!

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講談社へ戻った2人には、さらにいろいろな仕事が待ち受けていた。

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まずは先生から受け取った原稿をコピー。原稿に直接書き込むことはできないため、このコピーに指定を入れていく。

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そして、これからの作業の参考資料にするため「モーニング」のバックナンバー集め。

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バックナンバーを参考にしながら、吹き出しに書いてある手書きの文字を解読。その後、フォントの種類やサイズを決める作業を行っていく。通常の台詞と“心の中のセリフ”では、フォントの種類が異なる。この違いが難しく、何度も担当者に確認を取りながら進めていった。

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そして次は原稿の誤り、不備を見つける作業。原稿には間違いのある部分に付箋が貼られている。それをひとつひとつチェック。付箋が貼られたままでは印刷へは回せない。単純なようで実はかなり重要な業務なのだ。

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ここで一旦、小休止。発売前の単行本のカバーを見せてもらったり、印刷所に回す直前の最終確認である校了作業について教えてもらった。

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これらの仕事が終わると、続いてアオリの制作に。アオリとは、漫画の最初と最後のページに置かれる、読者の興味や興奮を煽(あお)るフレーズのこと。あらすじをわかりやすく伝えられるようなキャッチーな言葉を生み出し、読者が“読みたくなるような”文章を考えなければならない。

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頭をフル回転させて作成した渾身のアオリを、なきぼくろ先生の担当編集の水野さんに見てもらう。Oさんのアオリは「イイね~、うまいね~」と感心され、Kさんのアオリは「これは面白い」と笑ってもらえた。もちろん、ダメ出しもあったが……。もしかしたら最新号に掲載されるかもとの淡い期待を胸に、ようやく本日の“編集部員1日体験”が終了した。

充実した1日。嬉しいサプライズが待っていた!

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満身創痍で頑張った2人に、編集部からなんと現在「週刊Dモーニング」にて連載されている全作品の第1巻がプレゼントされた。そんな2人に今日のバイトについて振り返ってもらった。

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Kさん「アオリを考える作業は大変でしたが、読者を惹きつけるためには“遊び心”が大事だということを学びました。なきぼくろ先生と対談できたことが、とても印象に残っています。今後自分が漫画を読むときは、今までと違った視点で読むことができそうです」

Oさん「なきぼくろ先生に会えたのがとても嬉しかったです。しかも実際に手直しする現場に立ち会えたのは感動しました。文字のサイズをはかる細かな作業など、編集の仕事の難しさを感じました。貴重な体験をさせてもらったことで、自分の将来の目標がより明確になった1日でした」

今回の体験は2人にとって、もらった漫画と共に重く大切な財産となるに違いない。

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