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2017年01月10日

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE®)インタビュー「東京は私にとって闘うための場所」【アイドルシゴト Vol.18】

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

毎週火曜日に公開している「アイドルシゴト」。この企画は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
今回は、ネオ80’sをコンセプトにした音楽グループ、BILLIE IDLE®の「ビジネスマイペース」担当、ヒラノノゾミさんにお話を伺います。

面接がなかったから応募してみようと思ったオーディション

――元々はBiSで活動されていたヒラノさんですが、この世界に入ろうと思ったキッカケは?

プー・ルイちゃん(BiSリーダー)がモーニング娘。さんを目指してグループを立ち上げた頃、私はAKB48のセンターだった前田敦子ちゃんに憧れてアイドルに興味が出始めた頃でした。ネットでプー・ルイちゃんのことを知って、その流れでプー・ルイちゃんのことをいろいろ調べたのがキッカケで、オーディションに応募してみようかなって思いました。

――BiSに応募しようと思った理由は?

面接が無かったから。小さいころから内向的で人とのコミュニケーションがあんまり得意じゃなかったんですけど、BiSのオーディションは携帯で募集要項を送るだけでよかったので、「人と話す必要がない、やった!コレはいいぞ!」って(笑)。

それで、オーディションを受けるために両親と車で地元の秋田から7時間ぐらい掛けて渋谷まで行きました。体調の悪い中のオーディションだったので受けてて大変でしたね。

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

――ヒラノさんは結成から解散まで在籍されてましたが、メンバーの入れ替わりが激しかったBiSで最後まで続けた理由は?

辞めても私の代わりはいくらでもいたんですよ。でも自分がそのあとまた家にこもる生活に戻ってしまうのが見えていたというか、この世界で這いつくばって生きていきたいと思ったから最後まで続けられました。

秋田は地元だから、肩の力が抜けてしまう場所という意識があったんですけど、東京は私にとって安らぎの場所ではなく、闘うための場所という意識が強くて、東京に来てるなら頑張らなくちゃと思ってました。

『アイドル』に縛られない柔軟なポジションで上を目指したい

――BiSの解散後、BILLIE IDLE®というグループはどんな思いで始めたんですか?

最初はどんな風になりたいとかはなかったですね。BiSが解散して今後やりたいことも分からず、未来も見えず、今後のことを悩んでいたときにプロデューサーのNIGO®さんに話をいただいたので、やりますと返事をしました。楽曲もおもしろいし、“ネオ80’s”というコンセプトが新しいと思ったのでやりたいと思いました。

――アイドル以外ではどんな仕事に興味があった?

小さい頃はみんなが言ってるからという理由でお花屋さんとかケーキ屋さんになりたくて、小学生のときもみんなが声優っていいよねって言ってるから、それに合わせて自分も声優になりたいとか言っていましたね。だから今までこの職業になりたいから努力するっていうことはなかったです。

――今は将来のビジョンを考えられるようになった?

そうですね。BILLIE IDLE®で上を目指したいです。私たちは“NOT IDOL”を掲げているグループなので、アイドルが出る場所にもバンドが出る場所にも闘っていける柔軟さがあるんです。将来的にはMAXさんのような立ち位置のグループになれればいいなって思ってます。

今って若い女の子が歌って踊るとすぐにアイドルっていうカテゴリーに入れられちゃうじゃないですか。そこらへん日本はもっとルーズになった方がおもしろいと思うんですよ。

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

人が怖かった

――バイト経験は?

バイト経験っていうのにもカウントされないくらいの短さなんですけど、たしか高校くらいのときに地元で郵便局の人出が足りなくて、年賀状の仕分けをやりました。そのバイトは一つの学校から数人だけの募集だったんですよ。やるのはお正月だけだし、年賀状の仕分けの仕事ならできるだろうって思って、やることもないしやってみるかって思ってやってみたんです。

実際やってみたら他校の女子が全員怖くて。うちの学校も私以外女子がいなかったんですけど、怖くなって一日で辞めました(笑)。

――なんでバイトをしてみようと思った?

人生経験をしてみたかったんですよ。ずっと部屋にこもりきりだったんで、外に出て人と触れ合おうって思ったんですけど、結局その女子が怖くて辞めてるんでうまく行きませんでしたね。

あと、BiSのオーディションを受けた後、活動が始まるまでのあいだに暇な時期があって、そのときに派遣のバイトに登録して試食販売の仕事をやろうと思ったんですけど、それもうまくいかなかったですね。人が怖くて(笑)。

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

アイドル活動のなかで、変わらなきゃという意識が芽生えた

――BiSの活動で対人恐怖症は克服できた?

お客さんの中にも話すのが苦手で全然しゃべってくれない人とかがいるんですよ。そういいう人にはこっちから頑張って話しかけたりするようにしてました。さすがに自分よりコミュニケーション能力が低い人を見ると「これはアカンぞ」と思って、そのときは私も人としゃべるのが好きじゃないんですけど、すごく頑張りました。

――なぜすごく頑張ろうと思った?

お互いに無言だと成立しないじゃないですか。握手とかに来てくれるのだって決して安くないお金を払って来てくれているわけだから、そのままじゃ申し訳ないと思ったんです。その分のコミュニケーションをしなければという気持ちが働きました。

――昔から誰かになにかをしてあげたいという気持ちは強かった?

なかったです。ちっちゃいときからあまり友だちがいなくて内向的で、どうにかしなくちゃという意識もそのときはなかったけど、上京してきてから変わらなきゃという風に思うようになりました。

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

色々なジャンルのアイドルが増えると面白い

――アイドルブームの初期から活動されていたヒラノさんが、今のアイドル業界に思うことは?

アイドル、増えましたよね。昔より自由な曲を歌う子たちが増えたなって思います。私が始めたころはロックなアイドルなんて全然いなくて、そこらへんはもしかしたら私たち(BiS)のおかげじゃないのかな(笑)。
元々バンドが好きだったので、ロックをやるアイドルが増えるのはうれしいですね。もっといろんなジャンルを歌う子が増えた方がもっとおもしろいんじゃないかなって思います。

――昔の経験が今に役に立ったなと思うことは?

BiSでの経験を経て、精神的にめちゃくちゃ強くなりました。あの頃はやりたいことがやれなくて憤りを感じていたんですけど、今はゆるく、だけどちゃんとやりたい音楽がやれてるし、目標が定まっているのでストレスはないですね。

――いままでの経験で辛かったことは?

あることないこと言われたり、プロモーションのやり方にも不満があったりもしました。でも全裸PV(BiS『My Ixxx』のPV)は思いがけず海外の方で話題になったみたいなので、それが日本のアイドルを知るキッカケになってくれていたら嬉しいですね。

あと、今でもライブハウスのキャパに関係なくライブの前はすごく緊張しています。よく「緊張してるように見えない」って言われるんですけど、そんなことなくていつもお腹が痛いんです(笑)。横アリのライブ(横浜アリーナでのBiS解散ライブ)のときは使命感だけで踏み出しました。その瞬間は緊張しすぎて何も覚えて無くて、終わったときのホッとした気持ちだけ覚えています。

ヒラノノゾミ(BILLIE IDLE)

いろんな経験を経て強い気持ちが持てるようになった

――この記事の読者の方に向けて、楽しい仕事を見つけるコツを教えてください

たぶんみなさんは夢を見つけるために日々努力してると思うんですけど、日々を大事に過ごすことが一番大事なのかなって思います。周りの人を大事にすることも大切ですね。

――では、やりたいことを見つけたあとやりきるコツは?

やっぱり気持ちだと思います。強い気持ちを持つことに尽きます。私自身、全然強くなかったけどなんとかここまで来られて、これまでいろんな経験を経て強い気持ちを持てるようになったので、続けていれば成長できると思います。

――ありがとうございました。最後に、今後の目標は?

自分のスキルを上げていきたいなって思います。周りのメンバーは歌がうまいので。自分もこの活動を長くやってるんですけど、踊りも歌もうまくないのでもっとうまくなりたいです。
あと、もっとライブハウスの対バンライブみたいな、アウェーの場所にも出ていきたいですね。そういった場所での経験を積まないと強くなれないと思っています。フェスが大好きなのでフェスにも出たいですね。

■BILLIE IDLE®情報

公式HP:http://www.billieidle.com/
公式Twitter:https://twitter.com/b_idle_official

■Profile
ヒラノノゾミ 1992年5月15日生まれ
Twitter: https://twitter.com/b_i_nozomi

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企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo
撮影:八木虎造