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2017年01月20日

【悩み相談】金銭感覚が違うカレと長くやっていけるか不安…(石田衣良)

石田衣良 悩み相談

オシャレなカフェに行きたいのにコンビニのコーヒーで済まそうとするカレ。この先長く付き合っていけるか不安…、そんなお悩みに、作家の石田衣良さん(@ishida_ira)が答えてくれました。

Q.オシャレなカフェに行きたいのに、カレがコンビニのコーヒーで済まそうとします

23歳の女性です。わたしと彼は金銭感覚が違います。たとえばコーヒーを飲むなら、わたしはおしゃれなカフェでおいしいケーキと一緒に楽しみたいです。でも彼は、「セブンイレブンのコーヒーで十分」といいます。こんな感じで、わたしはお金を楽しく使うのが好きで、彼は倹約家です。彼から見ればわたしは「浪費家」で、わたしから見れば彼は「ケチ」。こんな彼とうまくやっていくコツはありますか?

A.お互いに補い合える、理想的なカップルだと思おう

これは逆に理想のカップルじゃないですか? 国の財政だって、家庭だって、両方のタイプがいたほうがいいんですよね。片方だけだと暴走して自滅しますし、ケチな人同士だと、生活に潤いがなくて楽しくないじゃないですか。なので、「自分たちは理想のカップルだね」といって、交代交代で楽しみましょうよ。

「今日はお天気がいいから、コンビニで100円のコーヒーを買って、公園のベンチで飲もうね」でもいいし、「今日は気分がいいし、ボーナスも入ったから、2人でおいしいカフェに行ってケーキを食べよう」っていうのでもいいじゃないですか。そこで対立点を考えるよりは「お互いに補い合ういいパートナーなんだな」っていう、プラス面を見るのがいいと思いますね。

ちなみにぼくは、無駄なものにあまりお金を使わないタイプですね。考えてみたら結婚式も挙げてないんです。オーディオや洋服みたいな、自分の趣味のものにお金を使うのは悪くないと思うけど。やっぱり引き締めるところを意識して、メリハリを付けるっていうのはこれからの消費で大事なので、そこはちゃんと考えてほしいですね。

ただ、お金を使ってワーって突っ走るのも楽しいからね。今の時代、お金がなくても死ぬってことはないしさ。ケチケチためたお金も、死ぬときには相続税で半分持っていかれちゃうんだから。そう考えたら、ケチも国のためになっているって気もするね(笑)。

 
※この記事は公式メルマガ「小説家と過ごす日曜日」よりお届けします。

企画:夜間飛行

ira_ishida のコピー石田衣良(いしだいら)
1960年、東京都生まれ。‘84年成蹊大学卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターとして活躍。‘97年「池袋ウエストゲートパーク」で、第36回オール読物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。‘03年「4TEENフォーティーン」で第129回直木賞受賞。 ‘06年「眠れぬ真珠」で第13回島清恋愛文学賞受賞。 ‘13年「北斗 ある殺人者の回心」で第8回中央公論文芸賞受賞。 「アキハバラ@DEEP」「美丘」など著書多数。 最新刊「オネスティ」(集英社) 公式サイト http://ishidaira.com/