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2015年02月02日

2015年の恵方巻き。今年は巻き寿司アートにチャレンジしてみては?

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「私たちはアダムの肋骨からできたのか?」

 

節分といえば、今や定番となった「恵方巻き」。お花や動物などの飾り巻き寿司も多数目にしますが、ひときわ異彩を放つのが、巻き寿司アーティスト・たまちゃんによる「アート巻き寿司」。今回は節分直前ということで、その独自の巻き寿司しアートの世界をご紹介。加えて、筆者がチャレンジしてみた模様もご紹介します!

 

■ムンクの叫びに大仏、ドクロ…。インパクト大の巻き寿司にくぎ付け

巻き寿司アーティストの「たまちゃん」は、もともとはイラストレーター。10年ほど前から、巻き寿司アーティストとして活動するようになったとか。以来、巻いた絵柄は300種ほど。それもムンクの「叫び」やクリムトの「接吻」、ピサの斜塔から葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」、「ドクロ」や「仏像」など、個性的なものばかり。いずれも一度見た人は忘れられない、強烈なインパクトを残す作品ばかり。

例えば…

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「VIVA!SANBA!BRASIL♡ ASAKUSA」

サンバカーニバル、

「禅の友」(曹洞宗総務庁刊)Photo白石ちえこ

「禅の友」(曹洞宗総務庁刊)Photo白石ちえこ

縄文土器など。

これはあくまで一例。他にも作品はたくさん。それにしてもなぜ、巻き寿司をアート表現にしようと思ったのでしょうか。ご本人に聞いてみました。

■唯一無二「たまちゃん」にしかつくないオリジナルの表現を追求

「多くの人同じように、巻き寿司で花や吉祥紋様をつくれるのは知っていたんですが、それには興味がなくて。じゃあ、自分が巻きたいものを巻いてみようと。アーティストが独自の表現を追究するように、たまちゃんにしか表現できない世界、唯一無二、誰にも真似できない巻き寿司があってもいいじゃないって」。

そして独自で巻き続けるうちに、名画や名建築など、シニカルやエロまで(!)、コンセプトを持った驚きの“巻き寿司アート”へとつながっていったのだとか。

■1本つくるのに2時間!大作には10時間費やすことも

一つの作品をつくるのに費やす時間は、早くても2時間、大作なら10時間ということも。その間は集中して創作にあたるのだそう。使用する材料は、のりと酢飯、パプリカやでんぶ、カレー粉やかんぴょうなど、身近にある食材ばかり。またどんな複雑な絵柄でも練習せず、設計図もつくらないというから驚き。

「切ってできた断面を見て、一番驚くのは私。思い描いたとおりの絵にならなくても、独特の表情が出る。どれも失敗にならないから、おもしろいでしょ」だとか。巻いたその日の気持ちや思いなど、コンディションと連動するとのことです。

 

■ムンクの「叫び」に、筆者もチャレンジしてみた!

お話を聞いて俄然興味が増してしまった筆者。その後、たまちゃんの作品集『Smiling Sushi  Roll』を、早速購入。せっかくなので、筆者もチャレンジしてみることに。

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今回使用した材料一覧。イカスミパスタと山ごぼうの漬け物がなかったので、それぞれ蕎麦とごぼうの煮物で代用。酢飯はトマトケチャップとゆかり&黒ゴマで着色。蕎麦はゆでたほうがよかったかも…?

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まずは口からつくっていく。このあたりはまだ作業に不慣れ。

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顔は逆さまにつくっていく。ちょっと雪だるまみたい。

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手のパーツ。だんだん慣れてペースアップ。

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顔ができたところで全体を巻く。頭が下になっているのは、筆者の間違い。

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この後、天地を逆にして、一気に巻き上げると…。

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切って断面に登場したのが、筆者の「叫び」。

ちょいブサながら、かつてこんなにムンクに愛着を持ったことがあっただろうか(いやない)。と、切ったあとに1人で大興奮。コレは人といっしょにつくるとなお楽しいはず。ホームパーティを開く際はぜひオススメ。ただ、お手本と見比べると、ツメの甘さが気になります…。

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残った酢飯は、サーモンとアボカドの巻き寿司に。この組み合わせ、女子には鉄板!

パンや燻製、漬け物とも違う。なんともいえない新鮮な、創造する楽しさ。お料理ではなくアートなんだ! ちなみに、気になるお味もとても美味なので、食べ過ぎ注意です、コレ。

 

■体験するなら、ワークショップへGO!

このたまちゃんの巻き寿司。今回、筆者は自宅でつくりましたがワークショップでも体験できます。

「教室や習い事で先生が教える形式ではなく、みんなでつくるのがワークショップ」。また、巻き寿司をつくることで、その人の魅力や気づかないクセなど「無意識の自分」に気づく場にもなっているという。

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ワークショップでは、できあがったムンクを紙の上に置いてセリフをいれてもらうのだとか。叫び声のNo.1は「やせたい」。筆者もつくづく同感!

 

 

文・撮影:嘉屋恭子