スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2015年02月23日

『赤毛のアン』で英語づけ〜悩みを〝喜び〟に裏返す法~その②│茂木健一郎

★日本語で、だいたいの意味を見ていきましょう。

Accordingly, after milking, behold Marilla and Anne walking down the lane, the former erect and triumphant, the latter drooping and dejected.

⇒というわけで、牛の乳搾りのあと、マリラとアンは小径を下りていった。マリラは姿勢をまっすぐに、そして勝ち誇ったように。一方のアンは身をかがめ、弱々しく。
 

But halfway down Anne’s dejection vanished as if by enchantment.

⇒ところが、途中から、アンの弱々しさは、まるで魔法のように消えた。
 

She lifted her head and stepped lightly along, her eyes fixed on the sunset sky and an air of subdued exhilaration about her.

⇒アンは頭を上げ、足取りも軽く歩いた。アンの目は、夕暮れの空に向けられ、静かな喜びの雰囲気さえあった。
 

Marilla beheld the change disapprovingly. This was no meek penitent such as it behooved her to take into the presence of the offended Mrs. Lynde.

⇒マリラは、そのような変化を、好ましくないものと思った。これは、怒らせてしまったリンド夫人に謝罪に向かう、従順な贖罪者の態度ではない。
 

“What are you thinking of, Anne?” she asked sharply.

⇒「何を考えているんだい、アン?」 リンド夫人は、鋭く聞いた。
 

“I’m imagining out what I must say to Mrs. Lynde,” answered Anne dreamily.

⇒「リンド夫人になんていうか、想像しているの」 アンは、夢見るように言った。
 

This was satisfactory–or should have been so.

⇒これは、満足すべきことだった――いや、そのはずだった。
 

But Marilla could not rid herself of the notion that something in her scheme of punishment was going askew. Anne had no business to look so rapt and radiant.

⇒しかし、マリラは、自分の罰の計画が、方向違いになっている、という感覚をぬぐえなかった。アンが、こんなに恍惚と、輝いているなんておかしい。

(つづく)

企画:プレタポルテby夜間飛行

■■■■■
続きを見る>>
『赤毛のアン』で英語づけ〜悩みを〝喜び〟に裏返す法~その③│茂木健一郎
前に戻る>>
『赤毛のアン』で英語づけ〜悩みを〝喜び〟に裏返す法~その①│茂木健一郎

『「赤毛のアン」で英語づけ』茂木健一郎 著赤毛のアンで英語づけ
高校一年のときに「赤毛のアン」を原書で読むことによって英語力が飛躍的に高まったという茂木さん。「とにかく最初から最後まで読み通す」ことで、自信をつけて「英語脳」を身につけることが英語力向上の秘訣。本書を一冊読めば英語力も自然とアップし、「赤毛のアン」という物語が持つ魅力にも触れることができます。 名文で「英語脳」を強化する! !
amazonで購入する

脳科学者・茂木健一郎茂木健一郎
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。『脳と仮想』(小林秀雄賞)、『今、ここからすべての場所へ』(桑原武夫学芸賞)、『「赤毛のアン」で英語づけ』など著書多数。