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2015年02月05日

『赤毛のアン』で英語づけ〜我慢できない〝怒り〟のぶつけ方~その①│茂木健一郎

英語脳_我慢できない怒り

高校1年のときに『赤毛のアン』を原書で読むことによって英語力が飛躍的に高まったという脳科学者の茂木健一郎さん。このコーナーでは茂木さんが、『赤毛のアン』の原文から特に印象的なシーンを取り上げ、そこに現れる「英語フィーリング」を解説します。「英語脳」を鍛えたい人、必読です!

今回の英文は、第9章より、アンが「爆発」してしまう場面です。

マリラとマシューの親切で、グリーン・ゲイブルズに置いてもらえることになったアン。同じアヴォンリー村に住み、村の出来事なら何でも知っているレイチェル・リンド夫人(Rachell Lynde)が、さっそく、2人が受け入れた子どもを見に来ます。ところが、リンド夫人は正直者。別に悪気はないのですが、アンを見て、「赤毛で、そばかすだらけで、可愛くない」と、思ったままのことを言ってしまう。

そこで、アンは、初対面で、礼儀正しくしなくてはならないとわかっているのに、思わずリンド夫人に対して大爆発してしまうのです。

★それでは、今回の英文です。

“I hate you,” she cried in a choked voice, stamping her foot on the floor. “I hate you–I hate you–I hate you–” a louder stamp with each assertion of hatred. “How dare you call me skinny and ugly? How dare you say I’m freckled and redheaded? You are a rude, impolite, unfeeling woman!”
“Anne!” exclaimed Marilla in consternation.
But Anne continued to face Mrs. Rachel undauntedly, head up, eyes blazing, hands clenched, passionate indignation exhaling from her like an atmosphere.
“How dare you say such things about me?” she repeated vehemently. “How would you like to have such things said about you? How would you like to be told that you are fat and clumsy and probably hadn’t a spark of imagination in you? I don’t care if I do hurt your feelings by saying so! I hope I hurt them. ”

choked=息の詰まった
assertion=主張、断言
How dare you~=よくも~できるものだ
freckled=そばかすのある
in consternation=非常に驚いて
undauntedly=ひるまずに
indignation=憤り
exhaling=発散する、吐き出す
vehemently=激しく、熱情的に

(つづく)

企画:プレタポルテby夜間飛行

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『赤毛のアン』で英語づけ〜我慢できない〝怒り〟のぶつけ方~その②│茂木健一郎
『赤毛のアン』で英語づけ〜我慢できない〝怒り〟のぶつけ方~その③│茂木健一郎

『「赤毛のアン」で英語づけ』茂木健一郎 著赤毛のアンで英語づけ
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脳科学者・茂木健一郎茂木健一郎
脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。『脳と仮想』(小林秀雄賞)、『今、ここからすべての場所へ』(桑原武夫学芸賞)、『「赤毛のアン」で英語づけ』など著書多数。