なんかイラッとする…自慢話、上から目線になる女子の心理【DJあおいの「働く人を応援します！」】

イラスト：沼田光太郎

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自慢話や上から発言は自尊心の低さの現れ
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「自分自身を価値のある存在だと認識すること」
「自分自身を好きになること」
「自分自身を大切な存在だと思うこと」
これを、 『自尊心』 と言います。

自尊心とは、相対的なものではなく、絶対的なものであり、
比較対象を必要としないものなので、
自分より優れた人がいても、
自分より劣った人がいても、
優越感も劣等感も生じない不動の自信みたいなものなんですね。

『自分は自分であればいい』 という、
他者を切り離した自信が自尊心なので、
自尊心がある人は、他者に承認してもらう必要はないわけです。
自立した健全な人なら誰でも持っている絶対的な自信が、
『自尊心』 というものなんですね。

しかし、精神的に未成熟だと、自尊心は育ちません。
『自分は自分であればいい』 という、絶対的な自信がないので、
自信が欲しくなると、相対的に自信を得るしかなくなってしまうんです。

そうなると、上から目線で他者を威圧してみたり、
自分を大きく見せるために見栄を張ってみたり、
相対的に他者より上の立場に立つことによって
自信を満たそうとするわけですね。

自慢話もそのひとつの手段でして、
他者の羨望や嫉妬によって、
自分自身の存在価値を得ようとするんですよ。

簡単に言えば、上から目線や自慢話は
『私は自尊心のない可哀想な人です』 という
自己紹介に等しいものだということです。

 
実は結構根深い問題なので、
その人が自分にとって大切な人ならば、
その人の自尊心を育てるために、
上から目線も自慢話も受け入れてあげる必要があります。

大事なのは、結果ではなくプロセスを褒めてあげること。
『頑張ったね、努力したんだね』 と
プロセスを受け入れてあげることによって、
その人は直向きに努力する人になり、
それに伴い、他者評価の必要がない自尊心も育っていくことでしょう。

その人が、自分にとってどうでもいい人なら、
結果を褒めてあげてください。
結果を褒め称えることで結果に縛られ、
いつまでも他者評価が必要な残念な人になり、
いずれは勝手に自爆してくれるでしょう。

あなたが傷つくことがあったとしても、
その人を懲らしめるために、
わざわざ自分の手を汚す必要はないってことですね。

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DJあおい
謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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