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2023年12月22日

「良いお年を」の丁寧な言い方は?目上の人への使い方、使う時期などを解説

良いお年を,挨拶,タウンワークマガジン townwork年末に交わす挨拶の言葉「良いお年を」を丁寧に言いたい場合はどう言うのが正しいでしょうか?意味と合わせて、目上の人への言い方、時期的にいつからいつまで使う言葉なのかについて解説します。

「良いお年を」の意味

「良いお年を」は、「良いお年をお迎えください」を略した言葉です。何かと慌ただしい年末を無事に過ごし、良い一年の始まりへの願いや、年内にすべき事を済ませてすっきりとした新年を迎える願いが込められた年末の挨拶です。

「良いお年を」は12月30日まで

「良いお年を」は、年末の最後の挨拶として使います。いつからいつまで使うかについて、目安は12月中旬ごろから30日までで、大晦日の31日には使わないとされています。
その背景には、日本の古くからの慣習で、年内のことは30日までに済ませ、大晦日は新年を迎える準備が整った日という考え方があります。「良いお年を」には、「大晦日までに用事を片付ける」意味合いも含むため、31日には使わないと言われています。

大晦日は「お世話になった礼」を述べる

大晦日に年末最後の挨拶をする場合は、「本年も大変お世話になりました」と、年内のお礼を述べ、「来年もよろしくお願いします」と、今後も良い関係を続けていきたい気持ちを伝えるのが相応しいです。

「良いお年を」の目上の人への使い方

「良いお年を」だけで言うと砕けた印象になるため、バイト先の上司など目上の人には「良いお年をお迎えください」と略さず言うとよいでしょう。
似た表現に「良いお年をお過ごしください」もあります。間違いではないようですが、一般的にはあまり用いません。

自分から言う場合

年内最後の勤務を終えたら、帰り際に店長など上司に今年の感謝の気持ちと合わせて年末の挨拶をします。

トーク例
「今年もお世話になりました、来年もよろしくお願い致します。どうぞ良いお年をお迎えください、失礼します」

人に言われて返事をする場合

店長や上司から「良いお年を」と言われた場合も、感謝のひと言を添えて、同様に「良いお年をお迎えください」と返すといいでしょう。

トーク例
「今年もお世話になりありがとうございました、〇〇さんも(皆さんも)良いお年をお迎えください」

「良いお年を」は喪中でも使える?

「良いお年を」は、お祝いの言葉ではないため、言う本人が喪中の場合は使っても問題ありませんが、気になる場合は「来年もよろしくお願いします」などにとどめておくとよいでしょう。
一方、相手が喪中とわかっている場合は、控えておく方が無難です。「本年はお世話になりました、来年もどうぞよろしくお願いいたします」などと言いましょう。

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