『映画館バイト』ってどんな仕事?
バイト内容
映画館の仕事は、おおまかに言うと、チケット販売・フロア対応・映写の3つに分類できます。チケット販売は、映画館入口の専用窓口で行います。販売の際に、座席指定をすることもあります。フロアにおいては、入り口にてチケットをチェックし、劇場内で迷っているお客様がいたら座席へと案内します。また、映画作品のパンフレットや関連グッズ及びポップコーンや飲み物などの飲食物を売る販売の仕事も一つ。在庫管理や調理補助をすることもあります。映写は映写機の映像音声の調整やメンテナンスをする仕事ですが、アルバイトで採用されるケースは稀です。
スキルや資格
映画館で働く際には、特に必要な資格はありません。映写の仕事に就く場合のみ、専門の知識や経験が必要となります。チケット販売部門では、やはり映画に対する知識や情熱があると優遇されます。仕事をする上でのモチベーションにも関わって来る上、お客様と会話する機会があった際は、おすすめの上映作品のご案内もできます。また、細かな気配りを持てるかも大切。例えば、フロアでお客様をご案内する際に、お子さんや高齢者には丁寧な対応が求められます。上映が始まると劇場内が暗くなるので、座席を案内してあげた方が親切です。
メリット
映画館で働くと、映画を無料もしくは低価格で見られる可能性があります。映画好きにとってはこれ以上ない特典です。また、新作映画の情報を早く入手できるのも魅力的。自分が気になっていた映画はもちろん、今まで未開拓のジャンルでも新たな興味を惹くこともあり得ます。チケット販売の仕事は、マニュアルに沿っての応対が基本で、館内設備で椅子に座った状態での仕事なので、体力や接客にあまり自信が無い方でもやりやすいです。フロアでは、お客様が満足な表情をして劇場から出てきた姿を見るだけで、こちらも幸せな気分になれるという方も多いです。
働く環境
映画館は、市街地にて独立して営業している他、ショッピングモールや商業ビルの中に位置します。仕事ついでにショッピングやグルメを楽しみやすいです。働いている人には若い世代が多いので、同僚同士で仲良くなりやすく、プライベートで一緒に遊ぶことも良くあります。映画好きな人が多いので、一緒に好きな作品を見て、感想を言い合うのも楽しいものです。また、映写の仕事をしている人は、映像関連の基礎知識を身につけており、専門の技術にも詳しいです。もし、将来的に映像系の仕事を考えているなら、直接いろいろと教われば、きっと後々役立つでしょう。
映画館バイト みんなの体験談!実際に働いてみてどーだった!?
異空間で働くことの楽しさ
映画が好きで、映画に携わる仕事がしたいと思いはじめました。主な仕事は、お客様のチケットをもぎり、案内をして、映画が始まったら映像のチェック、映画が終わったら清掃という流れでした。一番好きだった時間は映像のチェックです。お客様がどれだけ見てくれているのかもよくわかりますし、映画の世界に少しでも入れることが嬉しかったです。よく動き回るので体力は必要になりますが、アルバイトが終わったあとはすごくやりきった感があって爽快な気分でした。
女性 / 20代 / 勤続半年 / 7時半~12時
感動を目の当たりにできる映画館
映画館のアルバイトはチケットの半券を切ることから、館内の清掃、上映作品の準備から上映まですべてを担当します。ヒット作品があると、館内の前には長蛇の列ができ、自分のお店が満員御礼になるので、とても喜ばしいと感じることができました。作品を見終わったあとのお客さんは笑ったり、涙したりと、色々な感情を表す方がいるので、映画がこれほど人の心に影響を与えるものだと実感できました。まるで、自分が作品を作って見せているような気分になり、やりがいと喜びを感じることができます。
男性 / 30代 / 勤続1年 / 10時~20時
映画が好きなので楽しく続けることが出来ました
私自身、映画館で映画を見るのが大好きだったので、映画館でのアルバイトは憧れの仕事でした。チケットブースでチケットを発券する以外にも、館内掃除やアナウンス、上映後に入り口で大きなゴミ箱を持って立ってお客様からのゴミを受け取る等色々な仕事がありました。特に上映後から次の上映までの間の限られた時間での館内掃除は時間との勝負でした。大変なこともたくさんありましたが、映画が大好きだったので、どんな仕事も楽しく取り組むことができました。同じように映画が好きな方にぜひおすすめしたい仕事です。
女性 / 30代 / 勤続2年 / 9時~17時