躯体工事関連バイト

躯体工事とは、建築において基礎の枠組みをつくる工事のことをいいます。木造建築であれば柱や梁などを組み上げていく作業、鉄筋コンクリート造においてはコンクリートの打設作業がこれにあたります。図面を確認して寸法を測り、必要な資材選別～発注して、現場の作業員が枠組みを作っていきます。誰でもできる仕事ではなく、工事の中でも一番重要といえる工程といえるでしょう。力仕事なので体力を必要とします。

躯体工事関連の仕事をするには、作業員として従事するのであれば、特に必要な資格はないですが、現場に指示出し・管理をする人は、建築施工管理の資格を取得していると、採用時にアピール度がアップします。建物が木造建築かコンクリートなのかで作業内容は変わりますので、経験も必要になります。工法も一つではないことから、将来、躯体工事の仕事をしたいと考えている人は、自分の得意分野があると強みになるでしょう。

建築物は、基礎工事が万全でなくては、上に建てるものが不安定になります。また、建物の強度も左右されます。そのため、とび職を含め、経験豊富なスタッフと協力して、建物を作り上げたときの達成感は大きなものになるでしょう。求人は多いようですので、見習いからはじめて現場の経験を積み、現場で学ぶことが一番のスキルアップにつながることでしょう。また、他の仕事と比べて、時給や日給が高めであることが多いよいです。

躯体工事関連の仕事をするには、地元の工務店などに雇用されて働くか、個人事業主として、複数の取引先に営業をして、仕事を受ける、という道があります。勤務時間は早いところでは8時から、暗くなると工事が進みませんので、終わる時間は夕方頃です。現場にはあらゆる経験を持った人が働いていますので、勉強になることが多いでしょう。服装は、作業服またはとび職のスタイルが多いようです。