『仕上工事関連バイト』ってどんな仕事?
バイト内容

仕上工事関連のお仕事は、本体工事が完了した建築物の内装や外装を整え、建物の見た目や使い心地を決める、最後の部分を担当します。壁や床を塗る左官工をはじめとして職域は幅広いものですが、ほとんどの作業が機械を使わない手作業となることが多く、経験や技術力や注意深さを要求される、まさに職人のお仕事です。理想の建物を完成させるため、お客様のニーズに合わせて、打ち合わせをしながら作業を進めることもあり、接客の能力を問われることもあります。
スキルや資格

仕上工事関連のお仕事は、とにかく技術力にかかっています。より新しい技術を取り入れ、技術を磨き続けることができる人が向いています。職人の風習が根強く残っており親方と呼ばれるような人に、弟子入りをして技術を身につける場合も少なくありません。左官については、左官技能士やブロック建築技能士、タイル貼り技能士などの各種検定も行われており、実務経験があればこうした資格を取得し、ステップアップしていくことが可能です。
メリット

仕上工事関連のお仕事のやりがいは、建築物に仕上げを行い、使用できるようにすることそのものです。それはまるで建物に魂を吹き込むことのようだという人もいます。その過程がほとんど手作業であることから、他の誰でもなく自分にしかできないことを成し遂げたという実感はより強いものとなります。常に新しい技術に磨きをかけること自体をやりがいと感じている人もいるようです。また、お客様に感謝していただけることもやりがいのひとつです。
働く環境

仕上工事関連のお仕事では、服装については自由で、装備品などの貸与があることが多いようです。建築現場などでの作業となるため、安全で作業しやすい作業着を身につける場合がほとんどです。勤務時間は現場によって変動するので、日中と夜間の交代作業となる場合もあり、夜勤ができる人は歓迎されることがあるようです。勤務地はそれぞれの現場となり、直行直帰も多いことから、出勤時間などは変動するものと考えてよいでしょう。
仕上工事関連バイト みんなの体験談!実際に働いてみてどーだった!?

慎重さと集中力が身に付きました
仕上工事なので、失敗は許されず常に緊張しっぱなしの仕事でした。そこで大事なのはいかに集中して物事を進められるかでした。ちょっとした間違いが今までの作業を全て無駄にしてしまう可能性もあるということを、しっかりと教えてもらってからの作業だったので、緊張をしながらもゆっくりと慎重になれました。先輩方の1つ1つの丁寧な作業は見ていても凄いなと思いました。自分でも色々と手伝いながらもやらせてもらって、作業に加われる面白さと達成感はとても勉強になりました。
女性 / 30代 / 勤続1週間 / 9時~16時

商業施設のオープンに携わる
仕上げ工事と一言で言っても、さまざまな種類があります。例えば、防水工事や左官工事、塗装工事などです。私がやっていた仕事は、塗装工事や建具工事を中心とした内装の仕事でした。よく派遣されていた職場は、オープン前の商業施設が多かったですね。有名な商業施設のオープニングに携わることができるので、オープンまでの経緯やドラマを知ることができるのがこの仕事のやりがいです。夜間に仕事を担当するケースも多いので、夜型の人は向いていると思います。深夜に働けばお給料も割高になりますから、おすすめです!
男性 / 20代 / 勤続3年 / 22時~3時

チームワークが身につきました
給水管の寿命を延ばすために、専用機材を使ってビルの給水管設備の洗浄をする仕事でした。最初は未経験で業務ができるのか不安でしたが、1人でも移動可能なラックに全ての機材を収納でき、外回りと宅内の2人体制で1ヶ月もすれば、1人前としてバリバリと給水管洗浄をすることができました。この経験から、漏水を防止するための専門的技術を身に付け、工具の使い方から部材の選定法まで、技術者として申し分ないほどの仕事ができるようになりました。作業進捗のために無線レシーバーを使った連携プレーも身につきました。
男性 / 30代 / 勤続3年 / 9~18時