大学生が多いバイト

どんな仕事があるの?色々ある短期バイトの見つけ方

どんな仕事があるの?

アルバイトといっても飲食店やアパレル、塾講師などさまざまな職種があります。まずは大学の授業やサークルの予定を確認し、自分がどれくらいアルバイトに時間を使えるのかを把握しましょう。自分の空き時間が分かったら、さっそくアルバイトを探してみましょう。アルバイトを探すときは、「シフトに融通が利くか」「勤務場所は都合が良いところにあるか」などを考慮すると良いでしょう。まず、「シフトに融通が利くか」についてですが、大学生はいきなり授業の補講が入ったり、サークルの予定が入ったりと、意外とスケジュールが不規則になりがちです。急にシフトに入れなくなる可能性があるので、この点はアルバイト先に確認しておきましょう。また、「勤務場所」は自宅や学校から自転車や徒歩で行けるところ、公共の交通機関を使うときは本数の多いところを選ぶと良いでしょう。他にも「時給」や「自分の趣味」「職場の雰囲気」「身につくスキル」など自分の中で条件の優先順位をつけて探すと良いでしょう。

アンケートから見る大学生バイト 先輩たちに聴いてみよう!

  • Question1

    アルバイトをしていますか?

    している:98% してない:2%

    「している」と回答した方が98%、「していない」と回答したが2%という結果でした。アンケートによるとほとんどの大学生はアルバイトをしているようです。アルバイトをしている理由は人それぞれで、「欲しいものを買うお金が欲しい」「新しい出会いが欲しい」「仕事を通してスキルや経験を積みたい」など様々です。大学生になると、サークルの付き合いや、飲み会などもあり自分で自由に使えるお金が必要になります。大学生にとってアルバイトは大学生生活の一部になっているのかもしれません。

  • Question2

    週に何回くらい
    アルバイトをしていますか?

    週1:4% 週2〜3:44% 週2〜3:44% 週4〜5:47% 週6以上:5%

    「週2~3日」が44%、「週4~5日」が47%と、ほとんどをこの2つが占めるという結果になりました。土日にサークルがあり、平日にアルバイトをする人や、逆に平日は授業やサークルで忙しいため土日にまとめてアルバイトをする人など様々です。理系の学生や体育会などに所属している学生は実験や練習などにほとんどの時間を取られ、週1程度でしか働けないというのが実際でしょう。逆に、4年生になり時間のある人の中には、貯金や社会人としての基礎を身に着けることなどを目的に週6回以上働く人もいるようです。

  • Question3

    1ヶ月にどのくらい
    稼ぎましたか?

    1万円未満:2% 1〜3万円:12% 3〜5万円:31% 5〜10万円:41% 10万円以上:14%

    「5~10万」を稼いだという人が41%と最も多く、次に「3~5万」31%という結果になりました。シフトの勤務時間と時給の計算をすればおおよそ月にいくら稼げるのかがわかるので、気になるバイト先があったら調べて月収をシミュレーションしてみましょう。また「10万以上」という人や「1~3万」という人もいますが、大学生は学年や専攻により授業の忙しさなどが異なり、4年生で授業がほとんどない人はガッツリアルバイトをしたり、理系は実験に時間がとられあまりアルバイトができなかったりします。

  • Question4

    働いた職種はなんですか?

    飲食・フード:25% 接客・サービス:21% 販売:15% 塾講師・家庭教師:9% 軽作業・清掃・警備・引越し:6% イベント・芸能・キャンペーン:4% その他:20%

    「販売」「飲食・フード」「接客・サービス」がほとんどを占める結果となりました。初めてアルバイトをする大学生にとっては普段から、働いている姿をよく見る職種の方が働くイメージがつきやすいかもしれません。
    逆に、珍しいアルバイトを経験することも楽しいと思います。オフィスワーク等のアルバイトは社会人経験を積めるなどのメリットがあり良いかもしれません。

  • Question5

    主として働いた時間帯は
    何時頃ですか?

    7時〜12時:3% 12時〜17時:16% 17時〜22時:75% 22時〜翌7時:6%

    「17~22時」の時間帯が最も多いという結果になりました。大学生の多くは授業の終わった後でサークルの無い日などにアルバイトをすることが多いと思います。また22時を越えると深夜勤務として時給がアップします。コンビニでの店番であったりカラオケ店などが多く募集がありますが、深夜勤務をするときは十分注意した方が良いでしょう。次いで多かったのは「12~17時」の時間帯です。講義が無い日や休日などはこの時間帯に働いて、夜は飲み会や習い事などの時間にあてる人も多いのでしょう。

  • Question6

    出会いはありましたか?

    友達ができた:51% 恋人ができた:13% 好きな人ができた:12% 特になかった:24%

    「友達が出来た」という回答が51%という結果になりました。同じ世代の人が多い職場なら、一緒に仕事をしていくうちに仲良くなり、勤務後などにご飯に行ったり、遊びに行ったりすることも多くなるでしょう。次いで、「好きな人が出来た」「恋人が出来た」という恋愛に関する出会いもみられ、アルバイトをすることによって学校やサークル以外での新しい出会いが十分に期待できる結果となりました。

大学生が多いバイト

体験談

  • 女子大学生家庭教師・塾講師バイト

    個別指導塾の講師のアルバイトをやっていました。講師といっても、教える内容は中学校低学年のものや小学校高学年のものだったのでそれほど難しいものではありませんでした。中学校の受験を控えた小学生の子を担当していましたが、自分の教えたことでその子が今まで解けなかった問題が解けるようになったときは嬉しかったです。ただ、同じように教えてもなかなか飲み込めない子もいました。そういうときはどうしたらその子が勉強に興味を持ってくれて、理解してくれるかを考えていました。絵を使ってみたり、声に出してもらったり、よく褒めたり、といろいろと試行錯誤した結果、だんだんとその子も興味を持ってくれるようになりました。少しずつですが、試験の結果もよくなってきたときはとてもやりがいを感じました。教えていた子が、自分を慕ってくれるのも嬉しかったです。講師をやっている人には大学生が多く、友達もできてとても楽しかったです。相手が理解してくれるためにはどうしたらいいだろうと考えることで、自分の伝える力も伸ばせたと思います。

    女子大学生 家庭教師・塾講師バイト
  • 男子大学生コンビニバイト

    以前、コンビニでアルバイトをしていました。大学の方は単位などもある程度余裕があったので、その分アルバイトで稼ごうと思い、深夜の時間帯に多く入っていました。体力的には少しきつかったのですが、その分時給も高く、かなり稼げたので良かったと思います。深夜のアルバイトは客が少なく、一人で店番をすることが多いので、すべての業務を自分一人でこなさなくてはならないので大変でした。ただ、その分裁量もあり、やっていくうちにどんどん自身がつきました。深夜の勤務明けは体力的にもその後に一気に疲れが来るので、次の日の午前中に授業などの予定が無いときにシフトに入るようにしていました。コンビニでも、直営店とフランチャイズなどがあり、オーナーさんによってお店のルールが違うので、面接をする際にオーナーさんの人柄などを観れると良いと思います。私が働いたコンビニのオーナーさんはとても優しく、シフトなど大分融通をきかせてくれました。

    男子大学生 コンビニバイト
  • 女子大学生アパレル販売バイト

    半年ほど、大手のアパレルショップにてアルバイトをしていました。就職活動を終えて、大学の授業もほとんどなく、卒業まで余裕があり、そのときちょうど募集があったので始めました。週に3日ほど、4時間くらいの短い時間でしたが、思っていたよりも業務が多く、アルバイトが終わった後には疲れを感じるほどでした。インカムという通信機を全員持っていて、お客様が多い時でも各売り場で連携がとりやすかったのはよかったです。一緒に働くスタッフは主婦やフリーター、他の大学の学生まで幅広い層に渡っていました。他にもアルバイトをしてきましたが、大手チェーンということもあり、ルールやマニュアルがそろっていて働きやすかったです。毎日出勤すると、大量の広告物や販促物の知らせが用意されていて、それを読みこむのにまず時間がかかります。慣れるまでは少し大変でしたが厳しい環境の中でアルバイトが出来たことはとても貴重な経験になりました。

    女子大学生 アパレル販売バイト

面接のコツ 面接は事前の準備から始まっている

  • ここが見られる

    履歴書

    履歴書

    履歴書を記入する際は、丁寧な字で記入することが大事です。アルバイト先の方が読む際に不快な思いをさせないように読みやすい文字で書くことを心がけましょう。また、記入漏れなどには十分注意しましょう。履歴書に写真を貼っていない、日付が書いてない、フリガナを振っていないなどがあると、印象がよくありません。また履歴書は正式な書類なので、ボールペンで記入しましょう。鉛筆などで書いてしまうと、それだけで落とされてしまう恐れもあります。

  • ここが見られる

    志望動機

    志望動機

    志望動機については、「条件が合う」や「自分の今までの経験や好きなことが活かせる」などが良いでしょう。熱意が伝わるような内容が好まれます。また、より好印象を与えるには、お店についての思いを伝え、共感を得られれば面接もスムーズに進むでしょう。「以前こちらの居酒屋を利用させていただいたことがあるのですが、そのときの雰囲気がとても良く、私もこちらで一緒に働いてみたいと思いました」などといった言葉があると印象が良いと思います。

  • ここが見られる

    服装

    服装

    面接の日程が決まったら、服装についての指定がないかを必ず確認しましょう。アルバイト面接の場合、塾講師などはスーツを指定されることもありますが、多くの場合は普段着でも大丈夫です。ただし、普段着でも清潔感のある服装を意識しましょう。女性であればスカートにブラウス、男性であればチノパンにシャツなどといったカジュアルな格好で構いません。露出が多い服や、あまりにも派手な服装は避けましょう。また、身だしなみはきちんと整えてから行った方が好印象です。髪がぼさぼさだったり、寝ぐせがついたままだったり、というのはあまり良い印象は与えないので注意してください。

よくあるQ&A

  • みんな大学入学した後、
    いつからアルバイトを始めてるの?

    5月や6月頃に始める人が多いです。
    大学に入学してから、友人もでき、授業にも慣れてきた頃、5月や6月ごろからアルバイトを始めることが多いです。入学してしばらくは、いろんなことが初めてで、まずはその環境になれるのに気を取られる時期です。大学入学を機に一人暮らしを始めるという人であれば特に、慣れない生活に苦労するでしょう。履修登録なども全部自分で決めなくてはならず、戸惑うことが多いはずです。また、初めてアルバイトをするという人も多いと思います。早い人は4月からアルバイトを見つけて始めていますが、アルバイトは一度雇われると約半年から1年以上は続けるというのが一般的です。そのことを考慮すると、シフトの融通面や同じ働くスタッフの年齢層、職場の雰囲気を見て、慎重に選んだほうが良いでしょう。初めてのアルバイトだからこそ、失敗のない職場選びをしたいものですね。

  • アルバイトはいつまで
    (何年生の何月まで)続けてるの?

    人によって異なりますが、大学生活ぎりぎりまでアルバイトをする人が多いようです。卒業までに、一つのアルバイト先でずっと働き続ける人もいれば、掛け持ちなどでいくつものアルバイトを経験する人もいます。ただし、就職活動や大学院受験、卒業研究・論文で忙しくなる時期は、一度アルバイトを辞めて、落ち着いてからまた始める人や、アルバイト先に相談してシフトを減らしたり、長期のお休みを取る人が多いです。大学生の場合、卒業の時期は卒業旅行や交流会などでお金が必要になる場面も多く、完璧にアルバイトを辞めてしまうとお金が足りなくなってしまうため、落ち着いてからアルバイトを再開する人が多いです。また、4年生になると学校の授業も落ち着き、時間に余裕ができるので、社会人になる前にできる限り貯金をしたり、社会人経験が積めるようなアルバイトを始めたりする人もいるようです。

  • 勉強やサークルとの
    両立はどうしてるの?

    無理のない範囲でシフトを組んでいます。
    大学生はあくまで学業がメインです。アルバイトは無理のないシフトを組んで行いましょう。学業がおろそかになり留年をしてしまうと、その分学費も重なり、結果的には損をしてしまいます。学校の授業やサークル活動などでイレギュラーな用事が入りやすい人は、事前にシフトの自由度を調べて、なるべく自由のきくような仕事を探すと良いでしょう。大学生の中には、サークルなどに所属せずにとにかくアルバイトに専念をして、年収が100万円を超えるような人もいます。部活やサークルとの両立のコツはとにかくはじめる前の事前調査が大事です。アルバイト面接の際には必ず、シフトの組み方や自由度について聞いておくことが大切です。時給で選ぶのも良いですが、そういった融通が利くかどうかの基準はある程度考えてアルバイトを探しましょう。

  • 親の扶養だけど、
    税金はどうしたらいいの?

    親の扶養に入っている場合、年収(その年の1月から12月までの収入)が103万円以下であれば、特に何もする必要はありません。
    ただし、103万円を超えてしまう場合は、扶養者(この場合は親)の税金の負担額が増えます。103万円を超えてしまいそうな場合は、きちんと親と相談をしましょう。さらに、年間130万を超えると、健康保険などにより月2万程度の自己負担となります。これは年間を通して負担することになるので、年収が130万を超えてしまう場合は、150~160万円以上稼がなければ実際に受け取る金額としては130万よりも少なくなります。なので、万が一130万を超えてしまいそうな場合は、しっかりと年間のアルバイトの計画を立て、損の無いようにしましょう。160万を稼ぐとなるとほとんど社会人と同じくらい働くことになります。扶養について考えるときは、年間の収入額は常に把握しておき、収入をコントロールすることが大切です。