扶養内勤務OKバイト

扶養内勤務OKとあえて表示する求人は、フルタイムで働く職場が多くみられます。たとえば、事務、飲食店のホールや調理スタッフ、保育補助などです。事務のアルバイトでは、電話応対やPCでの入力業務などのデスクワークをしたり、飲食店では、ホールスタッフや調理スタッフとして働いたりします。また、保育補助のアルバイトは、保育所などで子供の保育にあたります。このように、扶養内勤務OKとしている職場はさまざまなものがあります。選択肢も多いため、自分の経験や性格を生かせる職場を選ぶことができるでしょう。

扶養内勤務OKとして募集されているアルバイトで、共通して求められる資格やスキルはありません。しかし、扶養勤務OKと記載される職種はさまざまなものがあり、働く場によって持っているとよいスキルや資格も出てきます。たとえば、事務職のアルバイトでは高度なパソコンスキルは必要とされませんが、基本的なPC操作や電話対応ができたり、事務職としての就業経験があったりすると有利です。飲食店でのアルバイトはコミュニケーション能力がある人が好まれやすく、調理スタッフの場合は、調理師免許があるとよいアピールになります。職場によって求められるスキルや資格は変わるため、応募する前にチェックしておくとよいでしょう。

扶養内で働くと、被扶養者は年金や健康保険などの社会保険料を支払わずに済みます。年収130万円を超えてしまうと扶養から外れてしまうため、扶養を外れない範囲で働く必要がでてくるでしょう。しかし、フルタイム勤務を求められていたり、週に必ず決まった回数出勤しなければいけなかったりする職場では130万を超えそうでも、ほとんどの場合休むことができません。その点、扶養内勤務が認められている職場では、申告すれば扶養内で働けるように仕事を調整してもらうことが可能です。扶養者のいる主婦や学生でも安心して働くことができるでしょう。

扶養内勤務OKのアルバイトで働く人は、結婚や出産を経た主婦に多いです。子育てや家族との生活を優先するために、アルバイトとしてワークライフバランスを重視した生活を送りたい人が目立ちます。特に多いのは、子供が小学校に入学したことで、子育てが落ち着いてきた30代から40代以降で、50代までの女性です。働く場は、事務職のアルバイトでは中小企業が中心となっています。飲食店のアルバイトでは、大手のファミリーレストランやファストフードなどのフランチャイズチェーンが多く、シフト制の勤務形態とするところが中心です。