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2022年02月15日

出版社バイトの仕事内容、大学生にもおすすめのメリットや探し方の注意点など

出版社 バイト タウンワークマガジン townwork出版社でのアルバイト、特に編集部内のアルバイトについて紹介します。少ないながら大学生の募集もあるので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。

出版社バイトの仕事内容

出版社とは、マンガや書籍、雑誌などを企画し、本として出版する会社です。出版社の仕事には、本の企画出し、執筆や撮影依頼、それを紙面にまとめる編集の仕事、書籍を置いてもらう書店などへの営業の仕事、そのほか経理や総務といった仕事があります。アルバイトで比較的募集が多いのは、企画~原稿作成における編集部門のアシスタントと、出版社内の事務になります。

編集アシスタント業務

編集アシスタント業務とは、記事制作の過程で必要となるさまざまな業務をサポートする仕事です。仕事内容は幅広く、企画出しに使う情報収集やデータ入力、原稿や写真の整理、掲載内容の校正などがあります。パソコンを使えることがアルバイトの必須条件となることも多いです。また、最近では、写真画像の処理や加工、かんたんな図版やグラフの作成を頼まれることもあります。そのため、フォトショップやイラストレーターといったデザイン系のアプリケーションソフトを使えると出版社によっては優遇されることもあります。

<記事制作アシスタント業務の一例>
・企画や内容を決めるための情報収集
・原稿作成に必要な資料集め
・取材の許可を取る
・資料整理
・インタビューの文字起こしなどデータ入力
・写真画像の加工
・取材現場でのサポート など

社内の事務作業のサポート

編集部の仕事は、記事制作とは直接関係ない、事務的な作業もかなり多くなります。出版社の事務作業サポートとは、電話対応や来客対応、郵便物の発送、資料や見本誌などの仕分けや整理、備品の発注や管理、スタジオの簡単な清掃、場合によっては請求書の処理サポートといった仕事になります。会社によっては、事務作業で募集していても、データ入力や文字起こしを行うこともあります。

<事務作業のサポート業務の一例>
・電話対応、来客対応
・郵便物の発送
・資料や見本誌の仕分けや整理
・備品の発注や管理
・スタジオの簡単な清掃 など

記事制作のアシスタント業務と同様、ワードやエクセルの基本操作、基本的な社会人マナーを求められることが多いです。

 

大学生OKの出版社バイトの探し方

出版社のなかでも、記事制作・進行管理に携われるバイトは全体的に少なく、さらに大学生OKとなるとかなり少なくなります。求人サイト内で「大学生歓迎」と書いてあるものを根気よくチェックすることが大切です。
気になる出版社がある場合は、募集広告が出ていないなら、募集がないかを直接問い合わせる方法もあります。編集アシスタントの出版社での募集は少ないので、編集業務にこだわりたい人は、編集プロダクションなどの制作会社も含めて探すことがおすすめです。

 

出版社バイトのメリット

出版社への就活を考えるなら経験は役に立つ

出版社への就職を考えているなら、現場のイメージが湧き、実務経験があることが最大のメリットになります。企画のための情報収集や取材サポートなどは経験していない学生に比べると、大きなアドバンテージとなりますし、自分が探したネタが採用されるなど実績があればより具体的に訴求できるでしょう。学生時代から出版業界を目指してアルバイトをしていた経験そのものが、履歴書や面接での自己PRにも役立ちます。

社会人としてのマナーが身につく

出版社にはライター、デザイナー、広報・プレス担当者、印刷関連の担当者、広告代理店など、さまざまな人が出入りします。また、取材相手として、一般の読者や専門家、モデル・タレントまで、多くの人とやりとりします。出版社のアルバイトでは、こうした人達の来客や電話の対応をすることもあります。多くの編集部では基本的にマニュアルは作成されていないことが多いので、当初は戸惑うこともあるかもしれませんが、挨拶や言葉遣い、振る舞いなどを自ら考えて行動する必要があり、結果として社会人としてのマナーが身につきやすい職種といえるでしょう。

スケジュール管理スキルが身につきやすい

編集者は同時進行で複数の企画を抱えているため、段取りを考えて締め切りに間に合わせなくてはいけません。アルバイトでも同様に、複数人の編集者から、同時にいくつかの業務を頼まれることがあります。そのため、常に優先順位を確認し、自分なりにスケジュールを管理する必要があります。また、原稿制作に携わることが少ない、事務作業がメインの場合も「あれもこれも」「今日中に」などと、頼まれることが多く、こうしたスケジュール管理の経験は、通常のアルバイトではなかなか得られない経験です。出版社でなくともどんな企業でも求められるスキルなので、身につけておけば将来、役立ちます。

文章力や語彙力が身につきやすい

アルバイトで任される内容によりますが、原稿のダブルチェックや校正、また短い文章作成を任せされていれば、文章力アップ、語彙力アップが期待できます。誤字脱字のチェック、文章の流れにも注意を払うようになるため、正確性や構成力も身につくことでしょう。もともと文章を執筆したり、読書好きなら、働きながら好きなことに携われることが大きなメリットといえます。

 

出版社バイトのデメリット

印刷所に最終データと「ゲラ」と呼ばれる出力紙を渡す入稿前は、どの編集部も相当な忙しさになります。編集者はこの入稿に間に合わせるためにスケジュールを組んでいますが、どうしても締め切り前に業務が立て込むため、サポートするアルバイトの仕事も増える傾向にあります。

 

まとめ

出版社のアルバイトの仕事を紹介してきましたが、編集部によって内容は大きく異なります。編集者の仕事の一部を経験したい場合、一概にはいえませんが、一般に名の通った大手出版社よりも中小の出版社のほうが、より編集者に近い仕事を任される可能性が高いです。また、出版社だけに絞らず編集プロダクションを検討してみるのも手です。まずは出版社で働いてみたい、編集部の雰囲気を知りたい、という場合は事務作業がメインの応募先を選んでみるのもいいでしょう。

編集者の仕事内容、出版社と編集プロダクションの違いについてはこちら

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