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2023年08月25日

ライブハウスで仕事したい! 仕事内容、やりがい、大変なことについて聞いてみた

ライブハウス バイト タウンワークマガジン townwork
さまざまなアーティストのライブが行われるライブハウス。音楽好きが集まる場所でバイトをしてみたいという人も多いのではないかと思います。そこで『新宿LOFT』で働くバイトスタッフと店長に、具体的な仕事内容や音楽への興味・知識が必要なのかなど、リアルなバイト事情について聞いてみました。

・お話をうかがった方
Mさん/アルバイト歴1年半
Yさん/採用担当(店長)

ライブハウスの仕事内容

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機材搬入、接客、片付け、などできる事は何でもやる

ライブハウスの主な仕事は、オープン前の機材搬入や店内清掃などの事前準備、開場時の来場者の受付業務やイベントへの呼び込み、開場後から開演中はバーカウンターでのドリンク提供やキッチン業務、ライブ終了後のステージ撤収作業、機材の搬出などを担当します。新宿LOFTの場合、担当する仕事は、その日のライブの状況に合わせて変わるので、どの仕事もする可能性があります。(Mさん)

照明や音響などステージに関わる業務は外部委託している専門の人たちにお願いしているため、バイトスタッフはそれ以外の運営に関わる業務全般を担当します。(Yさん)

 

ライブハウスバイトの楽しいところ、きついところ

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好きな音楽の幅が広がるのが嬉しい

毎日いろんなジャンルのアーティストイベントがあるので、それがきっかけで新たなジャンルの音楽に興味を持ったり、好きな音楽の幅が広がるのは、ライブハウスの仕事ならではの良さだと思います。(Mさん)

 

お客様やアーティストとのつながりが楽しい

イベントによってお客様の年齢も男女比もガラリと変わるので、お客様とさまざまなコミュニケーションができることもこの仕事の醍醐味です。客層が違うとよく出るドリンクも変わるため、イベントごとに売れるドリンクを予想して準備しておいて、想定通りの売れ行きだと嬉しいですね。常連さんも多いので、見かけたらいつも注文されるドリンクを準備しておいたりすることもあります。カウンターに立っているときに「お兄さん頑張っているから一緒に飲もうよ!」と、お客様からドリンクをご馳走していただけるときはとても嬉しいです。
また、終演後の打ち上げで演者さんが盛り上がってくれたり、「めちゃくちゃ良かったよ!」と声をかけてくれるときに、やりがいを感じます。(Mさん)

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事前準備は時間との戦い

機材の搬入などの事前準備は、時間との勝負になります。機材搬入は力仕事ですし、オープンまでにこなさなければならないので大変ですね。
また、イベント中は演奏音でお客様からのオーダーが聞こえないということがよくあるので、メニュー表を指差してもらうなどなるべくジェスチャーを交えながらコミュニケーションを図っています。(Mさん)

 

ライブハウスバイトに向いている人

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お客様とのコミュニケーションを楽しめる人

接客業なので、人とのコミュニケーションが好きだったり、得意な人はすごく楽しめる仕事です。イベントによって色んなお客様と接することができたり、常連さんとの交流で仲良くなることも魅力です。新宿LOFTは毎日イベント内容が変わるので、いつも新鮮な気持ちで仕事ができて、新しい発見もあって全然飽きないですね。(Mさん)

音楽の知識に関しては、もともと好きな方が多いですが、詳しくなくても働いているうちに好きなアーティストを見つけていければいいと思います。(Yさん)

将来、音楽業界で働く足掛かりにできる

バンド活動やプロデュース業など、将来音楽業界で働くためのつながりが欲しいという人にもおすすめです。
私自身(Mさん)、アイドルのプロデュース活動をしているのですが、今後活動していくにあたり、もっと業界やイベントについての知識を深めたり、業界の方々とのコネクション作りをしたいと思い、ライブハウスのバイトを始めました。この仕事を通して運営側の方々とお話する機会もあるので、とても勉強になっています。(Mさん)

 

採用の決め手は? 面接で重視していること

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自分で仕事の楽しさを見つけられる人

ライブハウスなので音楽好きが前提だと思われがちですが、そこまで採用基準として重要視していません。業務範囲も広く、力仕事もあるので、ライブハウスでのバイトを通してやりがいを自分で見つけて、楽しみを見出せるかどうかの方が大事ですね。(Yさん)

もちろん、音楽やライブが好きという動機でもOKです。実際にバイトを休んで、客として好きなアーティストのライブを観に来る人もいます。ただし、シフトが調整できたらの話ですが(笑)。いろんな演者さんのイベントがあるので、バイトをきっかけに好きなアーティストを増やしたり、好きな音楽のジャンルの幅を広げてほしいですね。(Yさん)

早番・遅番のシフト制なので大学生でも働ける

現在アルバイトは15名で、女性の割合が多いですね。15時~23時の早番と21時~翌朝5時の遅番に分かれていて、大学生でも働けるシフトになっています。毎日イベントがあり稼働が多いので、週4~5日入れるのが理想ですが、週末だけ、週3日という働き方の人もできます。
服装や髪型も、仕事を安全にこなせる動きやすいものであれば自由なので、自分らしい働き方ができると思います。(Yさん)

バイト経験を将来どう活かしたいかをアピールしてほしい

スタッフは「家族」のような存在なので、一緒に働くみんなの夢を応援したいんですよ。実際に「将来は音楽業界で働きたい!」という目標を持っているスタッフも多いです。だから、面接時にはここでのバイト経験を将来どのように活かしていきたいかという想いを伝えてくれると嬉しいですね。(Yさん)

 

■取材協力
ライブハウス バイト タウンワークマガジン townwork
新宿LOFT
http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/

取材・文:金井さとこ 撮影:八木虎造

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