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2024年02月07日

オープニングスタッフとは? メリット・デメリットと志望動機の書き方

オープニングスタッフ タウンワークマガジン townwork
飲食チェーンなどが新規開店する際に新規で募集されるオープニングスタッフ。比較的採用されやすかったり、フラットな人間関係を築きやすいなどのメリットがあります。ここではオープニングスタッフのメリットや、応募する際に採用されやすい志望動機の書き方について解説します。

オープニングスタッフとは

オープニングスタッフとは、お店の新規開店のために、新規で採用されるスタッフのことをいいます。居酒屋やファミレスなどの飲食店やコンビニなど、接客を伴う職種で募集されることが多く、店舗によっては、仕入れやオープンまでの販促活動などに携わることもあります。実際に働く際は、一部の既存の社員やアルバイト以外は、全員、オープニングスタッフとして真っ新な状態から始めます。

オープニングスタッフの募集はおよそ開店日の数週間前から1ヶ月前、研修をしっかり行なう募集先は1ヶ月から2ヶ月前から行なわれることが一般的です。新規開店日の当日から働けるよう研修が行なわれるため、開店前から勤務スタートとなります。

 

オープニングスタッフで働くメリット

オープニングスタッフからアルバイトを始めるメリットは、一度に募集される人数が多いことによる採用のされやすさ、同じスタートラインから仕事を始めることによる良い人間関係を築きやすい環境があります。

募集人数が多いので採用されやすい

オープニングスタッフの求人の多くは、大量採用が基本です。すでにオープンしているお店の場合、スタッフの欠員、または店舗やサービス拡大のための人員補充としての採用が一般的です。
一方、オープニングスタッフの場合は、新しくオープンする店舗の営業をスタートさせるのに必要なスタッフ数を確保しなければならないため、一度にたくさんの人数を採用する傾向があります。中規模以上の店舗なら募集人数も多く、採用される可能性も高いでしょう。

好条件なことが多い

大勢のスタッフを集めるため好条件な求人が多い点も特徴です。例えば時給は、スタッフの確保を優先しなければならないため、同じ地域の同じ職種のバイトに比べて少し高めに設定されていることがあります。ほかにもシフトについて、「週1日しかバイトに入れない」「1日3時間しか働けない」といった希望を聞いてもらえることもあるでしょう。

仕事を丁寧に教えてもらえる

開店と同時にきちんと店舗の営業がスタートできるように、事前の研修が充実しているケースが多いです。既存の店舗の場合、実際に業務をしながら仕事を教えてもらいますが、オープニングスタッフの場合、開店前のため研修の時間を確保しやすく、丁寧に仕事を教えてもらえるので、安心して働くことができます。

フラットな人間関係が築きやすい

集まったスタッフはみんな一斉スタートの新人かつ同期なので、仕事上の先輩後輩がありません。そのため、先輩スタッフに気を使うことなく、フラットな人間関係を築きやすい点が大学生にも人気のバイトです。みんなでゼロからお店を作っていくため、仲間意識も生まれやすく、友達もできやすいのも大きなメリットです。

みんなでやり遂げる達成感を感じやすい

オープニングスタッフは、全員で協力して一からお店を作っていきます。オープンの直前直後は特に、マニュアル通りにいかないことや思わぬトラブルが起きることも予想されますが、みんなで良いお店を作っていくという同じ目標を持つことで、強い一体感や達成感が生まれます。

店作りという貴重な体験ができる

ゼロから店作りに関われることは、オープニングスタッフならではのメリットです。オープン後に思いついた自分のアイデアが新しくマニュアルに追加されたり、自分なりの接客スタイルでお店の雰囲気を作れたり、自分たちの手でお店を作り上げる経験ができます。スタッフ全員で店を作り上げていくやりがいを感じる機会が得やすいです。

 

オープニングスタッフで働くデメリット

新規開店のお店で働くオープニングスタッフは、まだ仕事に慣れていないメンバーも多いことによる対処が大変なことがデメリットとして挙げられます。

新規開店なので最初は忙しい

開店前後はオープンの準備やオープニングセールなどで忙しくなります。いくらリハーサルをしても、スタッフが仕事に慣れていない分、予期せぬ事態やトラブルが発生してテンテコ舞いになる可能性はあるので、ある程度の忙しさは覚悟しておきましょう。

トラブルに対処できる経験者が少ない

開店に備えてしっかり準備をしていても、お店の営業を開始して初めてわかることもあります。想定外のことが起こったときに頼れるベテランスタッフが少ないと、解決策がわからずにあたふたしてしまうこともあるでしょう。

 

オープニングスタッフの志望動機の書き方

オープニングスタッフに応募する際、履歴書や面接で伝える志望動機は、「みんなで何かを達成すること」「新しい人と出会うこと」への楽しみや、同じようなバイト経験があれば即戦力としてのアピールを伝えると良いです。

<オープニングスタッフの志望動機アピール例>
・みんなで何かをやり遂げることが好き
・新しい人と話すことが好き
・同じ職種の経験がある

例文|みんなで何かをやり遂げることが好き

「高校・大学と、学校では部活やサークルに力を入れて取り組んでいます。みんなで協力しながら目標に向かっていくことが好きな性格なので、オープニングスタッフとしても他のスタッフと協力しながらお店を盛り上げていきたいです」

例文|新しい人と話すことが好き

「私は、自分から人に話しかける事が好きで、進学やクラブ活動など新しい環境でも自ら動いて輪を広げることをしています。オープニングスタッフでもお互い知らないスタッフがたくさん入ってくると思うので、積極的に声をかけてチームワークを築くのに貢献したいと思います」

例文|みんなで何かをやり遂げることが好き

「高校・大学と、学校では部活やサークルに力を入れて取り組んでいます。みんなで協力しながら目標に向かっていくことが好きな性格なので、オープニングスタッフとしても他のスタッフと協力しながらお店を盛り上げていきたいです」

例文|同職種の経験がある

「以前は、大学近くの居酒屋でホールスタッフのアルバイトをしていました。オープン初日から忙しくなると思いますが、これまでの経験を生かして即戦力として働き、新しいお店の立ち上げに貢献したいと思います」

 

オープニングスタッフで働いたことがある人の体験談

実際にオープニングスタッフで働いた経験がある人の口コミを紹介します。オープニングスタッフが自分にあった職場なのか判断する材料にしてみて下さい。

「覚えることもやることも、オープニングスタッフとしてみんな同じスタートだったので、協調性も生まれ、友達もたくさんできました」(女性/20歳/大学3年生/東京都/100円ショップ)

「オープニングスタッフだったので、年功序列などがなく、みんな仲が良かったです。このバイトで、大学生活で初めての友達ができました。」(女性/21歳/大学3年生/愛媛県/パン屋)

「社員がどの程度、慣れるまでシフトに入ってくれるか確認した方がよいと思います。私の所は、遅い時間帯に社員がおらず、初めのうちはお客様から質問されても答えられないことがあって対応に困りました。」(女性/21歳/大学4年生/東京都/レンタルスペース)

 

オープニングスタッフの魅力は達成感と一体感

オープニングスタッフはお店の営業だけでなく、オープン前に売り場のレイアウトを決めたり商品の搬入や陳列をしたりと、さまざまな仕事に携わることができます。開店前後は、忙しくて予期せぬ事態が発生する可能性もありますが、みんなと協力して前向きに改善していくことで一体感も生まれるでしょう。
オープニングスタッフのメリットは、同期の仲間と一緒に達成感を味わえることでしょう。スタートがみんな一緒なので、アルバイト経験が少ないという人にもおすすめです。

※アンケート出典:
2023年1月 大学生アルバイト体験調査/N=1547/株式会社マクロミル

※初回公開2017年9月19日
※更新履歴2024年2月7日

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