話題の“宇宙バイト”が気になりすぎて宇宙体験へ! 月の重力で“ムーンジャンプ”してきた
先日、『タウンワーク』で募集がかけられた、人類初の激レアバイト“宇宙バイト”。内容は無重力環境が体験できるパラボリックフライトに参加して、無重力空間でいろいろな実験調査を実施、レポートを行うというもの。
宇宙ってやっぱりロマンがありますよね。地球上ではできない体験ができる宇宙バイトいいな~。……宇宙に思いを馳せていたら、いてもたってもいられなくなり、宇宙体験ができる場所を調べていました。
気が付くと、福島県の郡山駅に降り立っていた筆者。実はここにはちょっとだけ宇宙体験ができちゃう、郡山市ふれあい科学館“スペースパーク”があるのです!
“スペースパーク”は駅から徒歩1分でアクセスも楽々。郡山までひとっ飛びできれば、宇宙体験がすぐにできたなんて! 『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』などを生み出したSF漫画界の巨匠であり、日本宇宙少年団の理事長も務める、松本零士さんが名誉館長。
エントランスへ上がるエスカレーター内のSFアニメっぽい照明演出から“松本零士感”を感じましたが、まさか本当に携わっていたとは。なんてわかりやすいのでしょう!
さまざまな体験はエントランスから入った有料の展示ゾーン(一般400円)で実施しています。入るとそこは太陽系の惑星が浮かぶプロローグのエリア。
展示ゾーンは大きな球体の空間。浮かんでいる太陽系の惑星の模型は、この空間を太陽として比較したときの大きさで作られているのですが、木星、土星は大きいですね~! そして設置されたシルバーの球体の中をのぞくと、コペルニクスやハーシェル、ハップルなど、過去の天文学者たちが考えていた宇宙を紙芝居形式で見ることができます。
宇宙への気持ちが高まったところでプロローグのエリアから先へ進むと、宇宙服がお出迎え! ここで宇宙体験をするのです。
足元には“宇宙への第一歩”、月面の足あとの模型が。そうです、今から月の重力体験“ムーンジャンプ”へ挑戦! 無重力体験はさすがに無理ですが、月の重力体験なら簡単に体験可能。
月は地球の重力の6分の1。少しジャンプしただけで、ビョーンと高く跳ぶことができます。セッティングされ、「せーのっ」という掛け声とともにジャンプ!
普通にジャンプしてこれ。この重力で、もし目の前で昆虫やカエルに飛び跳ねられたら恐怖!
ビョーン、ビョーンと跳んでいます。見てください、背後には地球が! 『宇宙兄弟』のヒビトが月に降り立った場面を思い出し、思わず「イエーイ」と言いたくなります。体験は1回40秒。意外と疲れます。月では少しの力で高く飛び跳ねることができるので、地球上と同じように走ったりするのは難しそう。
月の重力を体験したあとは、実際に昔、NASAの宇宙飛行士訓練で使用されていたという“トリプルスピン”にも挑戦。
ぐるぐるさまざまな方向へ回転させられて、三半規管が……。慣れてくると、回転をコントロールできるそう。宇宙バイトの人は、どんな訓練を受けるのでしょうか。
他にも、惑星探査車・ローバーの操縦や、国際宇宙ステーション・日本実験棟“きぼう”の模型内で宇宙ステーションのロボットアームの疑似操作ゲームができたりと、宇宙関連の体験を満喫。
さまざまな体験に加え、宇宙の歴史や地球の歴史を学び、重い隕石を持ち上げたりもして、ちょっと今日一日でかなり宇宙に触れられたんじゃないの? という気持ちに。しかし、無重力体験はできていません。月の重力も楽しいですが、無重力空間への興味も強まりました。無重力体験ができる宇宙バイトってやっぱり魅力的!
無重力体験ができる宇宙バイトの募集は締め切りましたが、レポートは特設ページで近日公開予定。宇宙バイト以外にも、今後予定されている“激レアバイト”のレポートはすべて『タウンワークマガジン』で公開されるので要チェックです。
“新たな宇宙バイト”として、ロケット打ち上げサポートの“激レアバイト”2月22日まで申し込み受付中。 こちらはあの宇宙飛行士が地上訓練などで着用するブルースーツが支給されるそうなのでテンションが上りますね。さすが“激レアバイト”。
そのほか、雑誌やTV出演等、今後の募集内容とレポートにも注目です。
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