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2015年04月10日

【動画あり】忍耐力とチームワークがカギ! JAXAの閉鎖環境施設で訓練ミッションを体験

SNSを中心に話題を呼んでいる激レア“宇宙バイト”の第2弾が行われた。

今回は人気コミック『宇宙兄弟』にも登場した、JAXA筑波宇宙センター内にある閉鎖環境施設で株式会社エイ・イー・エスが運営する宇宙飛行士の訓練を模擬したミッションなどを体験し、調査・レポートする。

参加者たちは閉鎖環境でどのようにミッションを遂行したのか、その様子を追った。

期待と不安が入り混じった中でスタート!

heisa01_Rheisa02_R今回参加したのは、全国から集まった20代前半の8名。宇宙バイトに対する楽しみも大きかったが、閉鎖空間でのミッションの説明が無かったため不安や怖さも感じていた。

一体、どんなミッションが課せられるのか……?
初対面の人と仲間関係をつくることができるだろうか……?

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緊張を隠せない8名はブルースーツに着替え、宇宙ステーションに見立てた閉鎖環境の設備に入室。この中では常に監視している管制室とやり取りしながら行動する。

まず、8名は「チームきぼう」と「チームはやぶさ」の2チームに分かれ、チームのまとめ役である“コマンダー”、宇宙食づくりを担う“スペースコック”、記録係の“スペースライター”、実験道具の管理役の“ロードマスター”という役割を決めた。

リーダー的存在のコマンダーを、「チームきぼう」は参加者最年長の早坂卓樹さん、「チームはやぶさ」は参加者最年少の大和田澪央さんが務め、チームで力を合わせて宇宙バイトに取り組むことになった。

宇宙飛行士選抜試験で採用されたホワイトパズルに挑戦!

heisamission1_Rheisa00aheisa03_Rheisa04_R今回のミッションは、実際の宇宙飛行士訓練や採用試験で行われたものを模擬しているものばかりで、中でもホワイトパズルは集中力と忍耐力を試すもの。チームでホワイトパズルを始めたメンバーは、会話することなく集中してパズルと格闘。

heisa0001heisa0002過去の宇宙飛行士採用試験ではその作成過程が評価されたホワイトパズルだが、「チームはやぶさ」は協力してパズルを完成! そこでやっとリラックスしたのか、みんなで会話を始め、和やかな雰囲気に。一方、「チームきぼう」は完成できずにタイムアップ。チーム内には少し沈んだ空気が流れていた。

次々に課せられる宇宙ミッション!

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heisamission8_Rheisa8-001heisa8-002heisa8-005_R「空気漏れを修理せよ」というミッションでは、サイレン音が響き、緊急事態として指令が出された。20分間で隣の施設の空気漏れを直すというものだ。どちらもチーム一丸となって挑戦するが、慣れない道具に苦戦したこともあり、「チームきぼう」のみがクリア。

また、「宇宙に行きたくなる30秒のCMを作れ」というミッションでは、管制室から制作途中にダメ出しがされ、無茶振りの修正をさせられることに。嫌なストレスをかけられながらもCMを完成させたが、「チームきぼう」のCMは46秒もあり、30秒という課題をクリアできず。「チームはやぶさ」はCMを28秒におさめ、正確な時間感覚が管制室からは評価された。

宇宙を想定した特殊な空間。閉鎖環境だから気づくことができた仲間の大切さ

heisa012IMGP2287_R約4時間、閉鎖環境で過ごした8人は、やり終えた充実感あふれる笑顔で施設から出てきた。明るい表情で語り合う8人からは、助け合うことで築かれたチームワークもうかがえた。そこで、各チームを引っ張ってきたコマンダー役の2人に、今回の宇宙バイトの教訓を語ってもらった。

早坂さん「仕事は1人の力ではできない。それぞれが役割を持って、同じ方向を向いてやることが大事だと気づきました。子どもの頃から宇宙に憧れ、いつか行きたいという夢を持っている僕にとって、今回は貴重な経験。宇宙旅行に行く費用を貯めたいと思います!」

大和田さん「みんなで助け合うこと、コミュニケーションをとることの大切さを改めて実感しています。みんなに支えられてコマンダー役をやりましたが、指示する立場に立ったことで、今後は伝える言葉も変わってくると思います。将来、宇宙関連の職業に就きたいと思っている僕には、今回の宇宙バイトはよい後押しになりました。」

閉鎖環境で作業を行うことで、自分や仕事というものを見つめ直すきっかけになった今回の宇宙バイト。やり終えた8人は満足感にあふれていた。

【コラム】
●宇宙バイトスペシャルコラム No.2
「はやぶさ2」~チームワーク力~

小惑星探査機「はやぶさ2」には、JAXAだけでなく、最先端技術を誇る大企業から熟練の職人を擁する小さな町工場まで、数多くの企業が関わっている。また、大学の研究室やサイエンティストとも一体となり、さらには海外の宇宙機関の協力も得て、この壮大なミッションは遂行されていく。初代「はやぶさ」では、その高いチームワーク力で数々の困難を乗り越え地球へ帰還したことから、2010年の「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー最優秀賞」に選ばれた。継承された高いチームの結束力の下、「はやぶさ2」は小惑星に向かって航行中である。

◆「ベストチーム・オブ・イヤー」ウェブサイト(2010最優秀賞「はやぶさ」プロジェクトチーム)
http://team-work.jp/2010/842.html

◆その他、「はやぶさ2」の詳細や現在の状況などは、JAXA特設サイトを参照
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/index.html

(C)JAXA

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