【激レア 体験レポ】西日本大濠花火大会を記録撮影する、激レア“お祭りバイト”!
今回の激レア“お祭りバイト”は、西日本大濠花火大会のオフィシャル記録映像の撮影をアシストするバイト!プロの撮影スタッフと一緒に、プレス限定エリアから花火を動画撮影し、その記録映像は西日本新聞のオフィシャルサイトに掲載。普段は入れない特別なエリアで、ムービー撮影しながら花火を鑑賞できる“お祭りバイト”は、まさに激レアな経験だ!
プロのカメラマンからレクチャー。緊張の一瞬!!
昭和25年から続く西日本大濠花火大会は、毎年45万人以上が訪れる九州屈指の花火大会。都会の夜空を華やかに彩り、圧倒的な迫力を誇る大輪の数々、今年は6,000発の花火が舞い上がった。その美しさをプロのカメラマンと一緒に記録映像として残す、激レア“お祭りバイト”。今回は福岡県出身の大学生、吉原伸彦さんと小橋奈津美さんの2名が参加した。
吉原さん「将来の夢は教師です。いつか先生になった時、生徒たちに自分の経験を伝えたいと、いろんなことに挑戦してきました。このバイトもそういった思いで応募。技術的な面では不安要素もありますが、頑張ります!」
小橋さん「大学で映画研究部に所属し、今年は花火にまつわる映像を作りたいと思っていたところ、お祭りバイトに参加できることになりました。プロのカメラマンに同行することは、滅多にないチャンス。刺激的な一日になりそうです!」
お祭りバイトに期待を膨らませる2人。西日本新聞社に行き、同行するカメラマンに挨拶を済ませると、さっそく機材の準備に取り掛かった。緊張のボルテージは上がったままだが、丁寧に教えてくれるカメラマンの指示に従い、2人は確実に仕事をこなしていった 。特に、カメラと三脚のセッティング、カメラの操作方法は念入りに何度も練習していた。
重たい機材を担ぎ、大濠公園へ。初めて報道エリアに潜入!
撮影準備が整ったところで、花火大会の会場へ移動することに。
今回は、機材の運搬も仕事の一部。重たい三脚を担いで、まだ日ざしが強い中、大濠公園へと向かった。
会場に到着すると、2人は別の撮影エリアへ。吉原さんは大濠公園横にあるかんぽ生命保険福岡サービスセンターの屋上、小橋さんは大濠公園に隣接する舞鶴公園本部席。どちらもマスコミ関係者だけが入れる特別なエリアだ。
それぞれ撮影スポットに到着すると、カメラのセッティングをサポート。その合間に、カメラの使い方や構図の決め方などをカメラマンに習いつつ、花火が上がるのを待った。
花火を待ちわびる、来場者の姿を撮影!
舞鶴公園内での撮影を担当する小橋さんは、ひと足早く、夕暮れ時から撮影に入った。花火を待ちわびているお客さんの表情を撮るためだ。
カメラマンの動向に気を遣い、移動の際には三脚を運び、撮影中はモニタをチェック。アシスタントとしての業務をしっかりとこなしていた。
花火の美しさを残したい、届けたい!その一心でバイトに励む!
屋上での撮影を担当する吉原さんは、撮影が始まるまでの間、同行カメラマンからからあらゆることを吸収しようと、機材の使い方はもちろん、仕事に対する意識や考え方を質問するなど、積極的に話しかけ、有意義な時間を過ごしていた。
そして、8時を迎え、会場に花火大会開催のアナウンスが鳴り響いた。
いよいよ花火撮影がスタート!
吉原さんはぴったりとカメラマンの後ろに付き、撮影中の映像をモニタで確認。しばらくアシスタント業務をこなしていたが、途中、カメラマンから「一人で撮ってみて」と、撮影を任せられる場面も! 真剣な表情でカメラを操る吉原さん。事前レクチャーのおかげで、見事に1人の撮影もやり切った。
約1時間半に渡った撮影を終え、ホッとした笑顔を浮かべる2人に、今回の激レア“お祭りバイト”について語ってもらった。
吉原さん「人の心に残る映像を撮るには “構図”が大切だというカメラマンさんの言葉が印象的です。将来、教師になった時、生徒の心に訴えるのに何が必要なのか、どのように接すればいいのかを、真剣に考えたいと思います。これからの自分にとって、大切なものが見えた1日になりました。ありがとうございました!」
小橋さん「プロのカメラマンさんと一緒に過ごして、一番感心したのは“話す技術”です。やはり社会に出たらコミュニケーションが重要なので、私はもっと鍛えなければ……。マスコミ関係の職に就きたいので、西日本新聞の中に入れたのも嬉しい経験でした。これを足がかりに、夢を実現させたいです!」
花火大会の映像撮影という大役を終えた2人は、充実感にあふれていた。
