【激レア 体験レポ】「日本女子博覧会」リハーサルでランウェイデビュー!憧れのモデルになりきる“ファッションバイト”
今回の激レア“ファッションバイト”は、日本最大級の体感・体験イベント「日本女子博覧会」の前日リハーサルで、人気モデルや女優の代わりにランウェイを歩くというもの。そんな非日常体験のチャンスを掴んだ2人に密着した。
まばゆいランウェイ!いざ夢のステージへ!
「日本女子博覧会」は、ファッションショーを中心に、美容からグルメに至るまで女性が好きな様々なカテゴリの体験ブースが設置された「体験・体感」型のガールズエキスポだ。今回のお仕事は、イベントを前日に控えた会場で展示ブースの設置作業をするほか、実際に自分たちがステージリハーサルに出演するというもの。

Tさん(左) Mさん(右)
大学院でMBA(経営学修士)の取得を目指しているTさんと、就職活動を先日終えたばかりのMさん。
Tさん「普段のショーやイベントは“観客”の立場で楽しんでいましたが、今回のアルバイトを通して、ショーの裏側やサポートする側の動きを勉強したいと思っています。運営側の視点を経験しながら、自身もスタッフの一員として素敵なイベントを作り上げる貢献がしたいです」
Mさん「学生時代最後の素敵な思い出をつくりたいと思い応募しました。ランウェイを歩くことができると聞いて夢のようです。モデルさんの代わりにランウェイを歩くことができるのは人生最初で最後かもしれないので、全力で楽しみたいです」
華やかに設置されていく会場を背に、今日の意気込みを語ってくれた2人。早速、リハーサルを見学するため、ランウェイの近くに移動した。
プロ顔負け?!キッズのウォーキングを見て勉強!
まずはDKC(ドリームキッズコレクション)と呼ばれる子供たちのファッションステージのリハーサルを見学。大人顔負けのポージングにビックリ!
「あんなに堂々と歩けないよ」と言い合う2人。子供たちの可愛らしさに魅了されながらも、ここでしっかりとウォーキングの技術を学んだ。
見学のあとは、いったんランウェイのあるメインステージを離れ、ステージ横に併設されている展示ブースへ。
食べて、おしゃれして、きれいになる!女子力満載の展示ブース!
展示ブースでは、ファッション、グルメ&スイーツ、ビューティーなど女性が喜ぶブースがたくさん設置されていた。2人はまずグルメコーナーのカフェの飾り付けを担当。
お客さんが手に取りやすい場所にチラシを配置し、子供でも注文しやすいような位置にメニューを飾った。
次は、テーブルの組み立て作業。どこに何をはめ込むのかと苦戦しながらも作ったテーブルをTシャツ販売のブースへと持っていく。
販売用のTシャツがぎっしり詰まった段ボールの山積みに愕然としながらも、お客さんにシャツが見えるよう色ごとにサイズ分けをしていく。
設置作業が終わり、一息ついていると「そろそろ出番です」と担当者に呼ばれた。とうとうランウェイデビューの瞬間がやってきた!
ウォーキング!ポージング!大画面に自分たちが映し出される!
緊張のランウェイデビュー。「どうしよう」と、おどおどしながらステージ袖にスタンバイ。
「お願いします」と言われ、ステージに上がる。いよいよ自分たちの出番。はじめはうつむき加減でランウェイを歩く2人。
ぎこちなかった動きが、スタッフに「お願いします」と呼ばれるたびにどんどんどんどん上達していく。何度も何度もモデルや女優になりきって、ライトアップされたランウェイを歩いた。
2人で登場し、トップモデルたちのように会話するシーンも。MCの人に質問されてもアドリブで対応していく。
初めてランウェイを歩いたとは思えないほど堂々とウォーキングをしたMさん。
メイクアップアーティストの役を演じたTさん。完全アドリブで台詞をまじえながらなりきった。スタッフの人から「メイク関係の人?本物?」と言われたほど。
そして夜7時、バイトの終了時間を迎える。長いようで短かったステージリハーサルが終了した。
印象的だったステージ裏、華やかなショーの裏側を見て思ったこと
ランウェイを5時間往復し続けた人2。「疲れました」と言葉では言いつつも、表情は晴れやかな2人に今回のバイトを振り返ってもらった。
Tさん「ランウェイを歩いてみて、細やかな動きや顔の表情など色々なことに気を遣わなければならない“モデル”という職業の大変さに気付きました。またステージ裏でスタッフの人たちが常に慌ただしく動いていたのを実際に目にしたことが印象に残っています。普段自分たちが目にしている楽しく華やかなショーは、色々な人の働きや努力と工夫によって成り立っているのだと、このバイトを通して知ることができました。これからは、そのような視点からもイベントを見てみたいと思います」
Mさん「ランウェイから見える景色が、予想以上にキラキラとしていたことに驚きました。ウォーキングは見様見真似で取り組みましたが、スタッフの方の真剣な表情を見て責任感も感じました。最も印象的に残ったことは、イベントの裏でたくさんの人が働かれていたことです。夢を追いかけることの大切さ、そして合わせてひとつのものをつくりあげていくことに感動しました。今後の自分に活かせるようにしたいです」
ランウェイに立った喜びと同時に、イベントに携わるスタッフの働く姿に感動したという2人。今回の現場に触れたことで“働く”ことに対する意識が変わったのは確かだ。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。