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2016年03月24日

【激レア 体験レポ】映画「バクマン。」の世界へ潜入!「週刊少年ジャンプ」編集部の一日編集者に挑戦!

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Sさん(左) Fさん(右)

今回の激レアバイトは映画「バクマン。」のロケ地であり、原作漫画にも登場する「週刊少年ジャンプ」編集部が舞台。漫画家から上がってきたばかりの原稿をチェックしたり、漫画家志望の人との打ち合わせに参加するなど、一日編集者として働くという激レアバイトだ!

女人禁制(!?)の「週刊少年ジャンプ」編集部で、女子大生2名が一日編集者を経験!

今回、「週刊少年ジャンプ」編集部で働くのは女子大生2名。実際の編集部員は男性しかおらず、女性がなるのは異例のこと。この激レアな体験を前に、採用されたFさんとSさんに意気込みを語ってもらった。

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Fさん「絵を描くのが好きで、以前は漫画家になりたいと憧れていましたが、今はより広い視野が必要な編集という仕事に興味が向いています。ジャンプの連載漫画も大好きなので、とてもワクワクしています!」

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Sさん「現在、会員誌の編集部でアルバイトをしていて、将来は雑誌や書籍の編集者になれたらと思っています。女性が入ることが難しいジャンプ編集部で働けるのは滅多にないチャンス。できることを精一杯やりたいと思います」

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編集部のあるフロアの廊下を歩いていると、2人は「映画の『バクマン。』に出ていたところだ!」と大興奮。高ぶる思いを抑えながら、激レアバイトの業務をスタートさせた。

「バクマン。」の原画を見て、バイトメンバー大興奮!

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今回、バイトメンバーがお世話になったのは、週刊少年ジャンプ編集部の片山さん。片山さんは、「バクマン。」の原作者の大場つぐみ氏と作画の小畑健氏をはじめ、「ブラッククローバー(作:田畠裕基)」の担当編集者だ。

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片山さんの案内でまずは瓶子編集長の元へ。緊張しながらも、元気に「今日はよろしくお願いします!」と挨拶するバイトメンバーに、編集長は笑顔で「頑張ってね」と返してくれた。

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その後、片山さんが秘蔵とも言えるべきものを見せてくれた。なんと9月19日発売の週刊少年ジャンプ43号より2号連続で掲載された「バクマン。」の前日譚を描いた特別読切漫画の原画だ。刷り上がりの本誌と見比べる貴重な経験をすることができ、バイトメンバーのテンションもアップ!

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さらに過去、連載中に週刊少年ジャンプに掲載されたカラー原稿も見せてもらった。

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「わー、絵がきれい!!」と声を上げる2人に、「『バクマン。』の小畑先生は絵に対するこだわりが強くて、向上心も高いんです」と言う片山さんの言葉を熱心に聞き入り、漫画編集という仕事へさらに意欲を燃やす2人だった。

新人漫画家との打ち合わせに参加。的確なアドバイスはまさに編集者!

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バイトメンバーは漫画の専門学校に通っている新人漫画家、天満萌人(てんまもえと)さんと片山さんの打ち合わせに参加。天満さんはバトル描写を得意とし、ファンタジー系バトル漫画をテーマに、現在、新人漫画賞の応募用作品を制作中だ。

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今日は一度片山さんに見てもらい、その時のアドバイスに基づいて直した第二稿のネーム(コマ割り、構図、セリフ、キャラクターの配置などを大まかに表したもの)を持ってやって来た。

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天満さんのネームを読んだ2人は、編集者としてアドバイス

Fさん「キャラクターがどれも個性的なので、ストーリーを客観視するキャラが欲しい。あと、主人公の攻撃にもうひと工夫あるといいですね」

Sさん「小物で巻物とか出てきて時代物かと思いきや、スマホを使っているところは面白い!でも、ヒロインのキャラクターはもう少し可愛い方がいいかな。髪を長くするとか」

などと次々に読んだ印象を伝えた。片山さんから見ても彼女たちのアドバイスは的確だったようで「するどい!」と同調。それに付け加えて「コマ割りの演出をもう少し頑張ろう。バトル描写を際立たせるためにも、コマの取捨選択をしてメリハリを付けて」と専門的なアドバイスを送り、その言葉に2人もうなずいた。

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濃厚な打ち合わせは1時間半以上も続いた。終わった後、天満さんにバイトメンバーのアドバイスについて伺うと「片山さんとは違った目線で指摘してくれたので、ありがたかったです」とのこと。2人はしっかりと編集者としての役割を果たした。

実際の編集作業にも挑戦!様々な業務に集中して臨む

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編集部に戻った2人は編集作業に取りかかった。最初は作者から上がってきたばかりの原画のコピーに合わせ、文字のサイズやフォントを赤ペンで記入する「ネーム指定」というものだ。

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今回は週刊少年ジャンプにて大人気連載中の「背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~」(作:横田卓馬)のネーム指定を体験。

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「吹き出しに合わせて、文字の大きさを指定してください。改行した方が読みやすければ、その指示もお願いします」という片山さんのアドバイスに従って黙々と作業。集中していると時間が過ぎるのもあっという間、2人ともノルマのページ数を時間内にこなした。

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続いて2人は「JUMPトレジャー新人漫画賞」という月例の新人漫画賞に応募されてきた作品をチェック。

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読み終えたら、選考の参考になるよう封筒に所感を書いておく

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かなりの応募数だったが、これを一つ一つ丁寧に読み込んでいき、2人は率直な感想を書き留めた

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10本ほどのトレジャー賞の作品を読み終えたところで、次は校正作業をすることに。片山さんが担当する「ジャンプフェスタ」というイベントの告知ページで、誤字脱字や日本語表現のチェックを行う。

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「特に注意するのは作品タイトル部分」と言われた2人は、集中して原稿と向き合い、文字校正を進めた。

漫画編集部でのリアルな体験が、2人の夢を大きく膨らます!

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この校正作業を終えたところで、ひととおりの業務が終了。頑張ったバイトメンバーに、片山さんから思わぬサプライズが。なんとジャンプグッズのプレゼント!中にはお気に入りの作品のグッズもあり、大喜びの2人だった。

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一日お世話になった片山さんにお礼を述べ、編集部を出たバイトメンバー。彼女たちにとって、今日はどのような日になったのだろうか……?

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Sさん「編集者は花形職業だと思っていましたが、意外に地味なことが多く、毎週締め切りがある大変な仕事であることを実感。常にお客様目線を忘れず、読者に近い存在であろうとする片山さんの姿は勉強になりました。編集者になりたいという思いが現実味を帯びました」

Fさん「新人漫画家さんとの打ち合わせが一番印象に残っています。素人の私たちでも、意見を言えるような場にしてくださった片山さんに感謝しています。文字を読むのも好きなので、文字の指定も校正も楽しんでやれました。丁寧な仕事のできる編集者を目指します!」

一日編集者を経験して夢がリアルになった2人。これからの歩みに期待したい。

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