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2016年04月14日

【激レア 体験レポ】壮大なJAXAプロジェクト!「はやぶさ2」地球スイングバイ観測イベントをサポート!

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小惑星探査機「はやぶさ2」が、目的地である小惑星「リュウグウ」を目指すため、スピードアップと軌道変更を行う「地球スイングバイ」が2015年12月3日に実施された。その様子を観測する天文台のイベントを、今回激レアバイトではサポート。貴重な瞬間に立ち会う機会に恵まれた、2人の仕事ぶりを密着レポートする。

地球スイングバイ観測イベントのサポートにやる気十分!

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2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」は、1年の時を経て地球に最接近し、地球の重力を利用して目的地の小惑星「リュウグウ」を目指す。2020年の地球への帰還まで、長い道のりを進む「はやぶさ2」の記念すべき瞬間を見送ろうと、公開天文台の鳥取市さじアストロパークでは「はやぶさ2地球スイングバイを見守ろう」という特別イベントを開催した。

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この天文台には「103cm反射望遠鏡」という巨大な望遠鏡があり、高感度ビデオカメラを駆使しながら「はやぶさ2」の地球スイングバイの様子をモニターに映し出す。感動の瞬間を宇宙ファン、天文ファンとともに楽しむというイベント内容だ。

この観測イベントをサポートするのは、大学院生の倉橋拓也さんと大学生の鈴木なつみさん。2人とも東京からの参加。会場に到着すると、ブルースーツに着替え、ビシッと引き締まった2人に激レアバイトへの意気込みを聞いた。

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倉橋さん「学部生の時に本格的に天文観測を始め、今ではティーチング・アシスタントとして後輩に天体望遠鏡の操作などを教えることもあります。ですが、さじアストロパークにあるような大型のものに触れるのは初めて。嬉しくてたまりません!自身の経験を活かしてイベントをサポートし、宇宙の魅力を伝えられたらと思います」

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鈴木さん「空や星を眺めるのが大好きです。天体望遠鏡の扱いは初めてのことなので、『私に務まるかな?』という不安もありますが、接客のアルバイトをしているので、おもてなしには自信あります。来場された方が楽しめるようにしっかりと案内したいです」

2人のコメントにはイベントスタッフの一員としてのやる気がみなぎっていた。

イベント成功のために。個々に業務をまっとうする。

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2人はさっそく観測イベントで使われる103cm反射望遠鏡のある部屋へと足を踏み入れた。望遠鏡を見て「大きい!」と歓声を上げる2人に、天文台のスタッフさんは「観測会の時に、JAXAが発表している『はやぶさ2』の軌道データに合わせて望遠鏡を調整する操作もやってもらいます」と発表。その言葉を聞いた倉橋さんは特に嬉しそうで、ニコニコで操作室へ入っていった。

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「このパソコンで103cm反射望遠鏡を操作します。軌道データの数値を、時間に合わせて入力してください」

2人はスタッフさんからの指示を聞き漏らさないよう聞き入り、手順を確認した。

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それから2手に分かれて、別々の仕事に。

この日は、103cm反射望遠鏡以外でも「はやぶさ2」が観測できるように、施設前の広場に数機の望遠鏡を設置する。倉橋さんはその設置業務を行った。これまでに見たことがない貴重な大型望遠鏡を手にした倉橋さんは興奮気味で、合間には使用する望遠鏡についてスタッフさんと話し込む場面も見られた。

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一方、鈴木さんは来場者に配る資料を作ったり、受付の準備をしたりと、館内での業務に勤しんだ。

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ただ、この日心配だったのはお天気。さじアストロパーク周辺の天気予報は曇りとされ、夜は雨が降る可能性も。屋外にいた倉橋さんは時々空を見上げ、無事に「はやぶさ2」が観測できるよう祈っていた。

いよいよ地球スイングバイ観測イベントスタート!

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イベント準備が整ったところで、「はやぶさ2」の姿を見ようと家族連れなどがぞくぞくとやって来た。観測イベントは予定通り、17時30分から始まった。

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最初は、JAXA東京事務所と接続して「はやぶさ2」プロジェクトの一員、米倉克英さんによる「はやぶさ2」の説明から。さじアストロパークとはWEB回線でつながり、テレビ会議のような状況だったため質問も可能だ。そこで倉橋さんは「『はやぶさ2』のすごさとは?」と尋ねるなど積極的に参加した。

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その後、2人は18時から行われる観測会のために来場者を引き連れ、館内にある103cm反射望遠鏡の部屋へと向かった。

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多くの来場者が席に着くと、いよいよ「はやぶさ2」の観測会がスタート。みんな「はやぶさ2」の姿が見たいと期待を募らせていた。

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そんな中で、バイトメンバーは操作室で103cm反射望遠鏡を操作。まずは倉橋さんが行った。失敗が許されない状況の中、「はやぶさ2」の軌道データを慎重に入力し、103cm反射望遠鏡を操作した。

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途中、鈴木さんにバトンタッチ。その時は倉橋さんが手助けし、2人で協力しながら業務を遂行した。この間、数十分ほどだったが、バイトメンバーが操作した103cm反射望遠鏡では「はやぶさ2」をとらえることはできなかった。

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その後、バイトメンバーは屋外に設置した望遠鏡のもとへ。小雨も降り出し、「はやぶさ2」が見られるかどうか心配な状況に不安な表情を浮かべながら倉橋さんは、望遠鏡をのぞき込み方角などを調整していた。

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鈴木さんは雨から望遠鏡を守るため、ビニールをかける作業をサポート。

2人が屋外業務にあたっていると、館内の103cm反射望遠鏡のある部屋から大歓声が!一瞬だったが、「はやぶさ2」の姿をとらえたのだ!その時の映像がこちら。


見えたのは18時57分。「はやぶさ2」が地球の影に隠れるギリギリの時間帯だった。

観測会の終了後も、2人の業務はまだまだ続く。

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観測イベントの締めくくりに、さじアストロパークのスタッフさんによる総評。そこで103cm反射望遠鏡が「はやぶさ2」をとらえたことが発表され、会場は歓喜のうずに包まれた。

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鈴木さんは来場した子どもたちなどに「はやぶさ2」のステッカーを配りながら、みんなと感動を分かち合っていた。

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倉橋さんは屋外に設置した望遠鏡などの撤去作業に従事。貴重なものだけに片付けでも気を抜かず、スタッフさんの指示に従って慎重に行った。

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来場者が皆帰り、片付けもすべて終わったところで、激レアバイトは終了となった。

地球スイングバイの成功に感動! 貴重な経験は一生忘れない!

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観測イベントのサポート業務を終えた2人は、その晩はさじアストロパーク内のコテージに宿泊。翌朝、すがすがしい表情を見せる彼らに今回の激レアバイトの感想を伺った。

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倉橋さん「103cm反射望遠鏡に触れられたことは激レアな体験で、東京ではない天文台で、宇宙ファン、天文ファンの人たちと過ごせたことは僕にとってプラスになりました。ボランティアの人たちも多く、僕もこのような場に今後、積極的に参加したいです。また、JAXA関連の仕事に就きたいという夢も一層強くなり、目指す方向性もはっきりしました!」

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鈴木さん「『さじアストロパーク』の皆さんの楽しそうに働いている姿が印象的です。そんな働き方は私にとって憧れ。私もこの春、社会人になりますが、自分が選んだ道に自信を持って、笑顔で仕事をしていきたいと思いました」

激レアバイトは2人の明るい未来への道しるべになったようだ。

●宇宙バイトスペシャルコラム No.9【最終回】
「はやぶさ2」~小惑星リュウグウへ導く力~

「はやぶさ2」の地球スイングバイは、日本全国の20カ所以上の天文台や科学館等で観測に成功。その瞬間はテレビや新聞などでも紹介され、多くの人が歓喜した。その数日後、予定どおりの軌道に投入されたことがJAXAから発表され、地球スイングバイ後に「はやぶさ2」が撮影した地球の写真も公開された。目指す小惑星「Ryugu(リュウグウ)」へ向かう航路に入った「はやぶさ2」は、リュウグウに到着するのは2018年夏、そして地球帰還は2020年冬の予定である。まだまだ先の長い旅路には、地上の運用管制チームの力はもちろんだが、「はやぶさ2」に期待を寄せる多くの人々の力が欠かせない。初代「はやぶさ」のように世界中が歓喜する時が訪れるまで、みんなで「はやぶさ2」を応援し続けよう。

はや2からの地球

(写真は下記アーカイブより)
http://jda.jaxa.jp/result.php?lang=j&id=62c5bc6a98f06a47534298956a240d67
画像説明→「はやぶさ2」が地球スイングバイ後に撮影した地球 (C)JAXA

◆関連リンク 
JAXA「はやぶさ2」プロジェクトウェブサイト
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/

JAXA「はやぶさ2」特設サイト
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/index.html

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