【激レア 体験レポ】映画『ゴーストバスターズ』を人気吉本芸人と一緒に盛り上げる!PRイベントスタッフ!
2016年夏に公開が迫る、映画『ゴーストバスターズ』。今回の激レアバイトは、そのPRイベントをサポートするというもの。マスコミ受付や芸人さんのアテンドなど激レア業務が盛りだくさん!イベント準備から本番後の片づけまで、タフな一日を体験した2人に密着!
『ゴーストバスターズ』大好き!その気持ちをPRに注ぎたい

(左)Sさん (右)Tさん
『ゴーストバスターズ』は1984年に第1作目が公開されたハリウッド超大作。科学者達が幽霊退治に奮闘する物語だ。この大人気映画シリーズが、メインキャスト4人を全員女性にしてリブート(再起動)。
日本語吹き替え版主題歌とPRを担当するのは、よしもとの女性芸人である、友近さん、椿鬼奴さん、山崎静代さん、渡辺直美さんの4人。
その日本語吹き替え版主題歌発表会として、東京・六本木のニコファーレで行われたイベントを今回サポートするのは、役者として活動中のSさん(左)と、大学で医学部に通うTさん(右)。ともに映画鑑賞が趣味の2人が今回の主役だ。
Sさん「いずれは映画に出られるような女優になりたいと思っています。“映画をPRする”という初めての体験ですが、映画の世界に携わるために、今日は色々なものを吸収して、今後に役立てられるようにしたいです」
Tさん「ヒーローものの映画が大好きです。今回の『ゴーストバスターズ』は女性が主役、しかも理系の女性が活躍すると聞いて、私も理系女子なのでドキドキが止まりません。PRイベントに携われる喜びでいっぱいです」
第1作目の『ゴーストバスターズ』を見直して意欲満々のSさん、採用が決まって感激のあまり家中を飛び回ったというTさん。熱い気持ちを胸に、イベント会場へ向けて歩き出した。
ミーティング&控え室のセッティング
会場へ入ると早速ミーティング開始。2人をサポートしてくれる担当者さんから、今日一日のイベント全体の流れを伝えられる。渡された資料に目を通し、分刻みのタイムスケジュールを聞きながらメモを取る2人。
最初の業務は、芸人さんの控え室準備から。飲み物とお菓子のセッティングを任された。「“見た目のきれいさ”を重視してください」と担当者さん。
Sさんは、飲み物を机の真ん中に、お菓子を皿にバランスよく配置。
Tさんは、飲み物とお菓子を壁際に集め、取りやすいように工夫。
それぞれきれいに並べ終えたところで、受け入れ態勢は整った。
芸人さんへの挨拶とアテンド業務!
「もう間もなく入られます」担当者さんの声が廊下に響き、待つこと数分。次々に芸人さんたちがやってきた。
「激レアバイトです、よろしくお願いします。飲み物など何か必要なものあればお伝えください」
「よろしくお願いします。ありがとう」と応えてくれる芸人さんたち。
扉が閉まり、メイクと着替えが始まると、2人は控え室の前で待機。
すると「トイレどこかしら?」椿鬼奴さんが出てきた。Tさんが「こちらです」と先導する。
しばらくすると舞台の練習に向かうジャージ姿の友近さんが出てきた。「こちらです」と前を歩き舞台までアテンドするSさん。
全ての芸人さんを舞台に送り届けたところで、昼食用のお弁当を配置するため再度控え室をセッティング。
「次は舞台サポートです」と担当者さん。休む間もなく会場へ向かった。
タイミングが大事!素早い差し入れ!
舞台上では、汗だくになりながら振り付けの確認を行う芸人さんたち。その様子を会場の隅で見守る2人。箱ティッシュと水を用意。
練習の合間のタイミングを見計らって舞台へ走る。「お水です」「ティッシュどうぞ」舞台下から芸人さんたちに手を伸ばして差し出す。
「暑い~。ありがとう。助かる~」
友近さんや、渡辺直美さんがティッシュを何枚も利用して顔を拭く。舞台上で動き回る芸人さんたちを2人も懸命に支えた。
練習が終わると、次は会場前の受付へ移動。今度はマスコミ関係者の対応業務だ。
「イベントの進行表と、こちらが音源になります、どうぞお使いください」
資料やCDを渡しながら、服にプレスシールを貼るように促し、会場へ誘導した。
気分は芸人さん?!緊張のスタンドイン!そして本番へ
会場がマスコミ関係者で一杯になったところで、次の業務を遂行するため舞台袖へ移動。なんと2人は芸人さんの代役を務めることに。
ヘッドセットマイクを装着し、スタンバイ完了。「ドキドキします」とSさん。
本番同様に曲が流れ出し、舞台上の定位置につくと交互に声を出した。
Tさん「友近さんマイクです、友近さんマイクです。大丈夫でしょうか?」
Sさん「渡辺さんマイクです、渡辺さんマイクです。大丈夫でしょうか?」
たくさんのマスコミ関係者に見つめられ、スタンドイン業務を行った2人。
舞台裏へ戻ると、すぐにイベント本番。控え室から出てきた芸人さんを舞台まで誘導。「行ってらっしゃいませ」と送り出し、いよいよイベントスタート!
「♪ゴーストバスタ~ズ」
と芸人さん4人の声が響き渡り、爆笑で包まれる会場内。舞台裏から芸人さんたちの帰りを待つ2人。モニターを見つめる眼差しは真剣だ。
本番を終えた芸人さんたちを出迎える。「お疲れ様です。お水は大丈夫ですか?」と声をかけるTさん。
椿鬼奴さんが「ありがとう」と水を受け取ってくれた。
着替え終えた芸人さんたちをスタッフ全員で見送る。エレベーターの扉が閉まる直前まで「お疲れ様でした」と深々と挨拶する2人。
憧れの『プロトンパック』が目の前に!?
イベントが終わった後は片づけ作業が発生。2人が任されたのは、本番で使用された“ゴースト捕獲装置”『プロトンパック』の撤収作業。
壊さないように、丁寧に段ボール箱へ収納。「やった~触れた~。嬉しい!」とTさん。
ここでようやく全ての業務が終了。イベント会場を後にし、スタッフからいただいた弁当とお茶を手に、今日一日を振り返ってもらった。
Sさん「スタンドインは緊張しましたが、スポットライトを浴びることができて光栄です。裏で動き回るスタッフさんを見て、イベント運営の素晴らしさを知ると同時に、早く舞台に立ちたいという気持ちが強まりました」
Tさん「小道具の『プロトンパック』に触れて一生の記念になりました。医療における“コ・メディカル”の部分が今回のスタッフ業務と酷似していて、とても勉強になりました。職種は違いますが、“連携”は重要だと改めて気付かされました」
それぞれの道への歩みを確実に強めた今回の激レアバイト。『プロトンパック』よりも重い経験を武器に、これから待ち受ける困難を乗り切るはずだ。