【激レア 体験レポ】大ヒット映画『アイアムアヒーロー』の特別イベントを裏方としてがっつりサポート!
累計600万部超の大ヒット漫画『アイアムアヒーロー』。その映画版の公開を直前に控えた4月19日、15歳限定の試写会が開催された。R-15指定の映画で、敢えてぎりぎり鑑賞可能な15歳を集めるという一風変わったイベント。このイベントを裏方として支え、盛り上げるお手伝いをするのが、今回の激レアバイトだ。
大好きな作品のイベントに関われる貴重な機会!!

(左)Nさん (右)Tさん
今回、激レアバイトの挑んだのは、NさんとTさん。共に21歳の大学生。
エンタメ業界への就職を目指して就活中というNさんは「プロの考え方、行動の仕方を学べる貴重な機会。現場で見て触れたものを自分のチカラにして、イベントに貢献したいと思っています」
姉弟で原作の大ファンというTさんも「豪華キャストでの映画化なので、とても楽しみにしていた作品。登壇するキャストのみなさんの魅力が伝わるよう、イベントを支えたいです」
と、意気込みを語ってくれた。
会場の東京国際フォーラムに入ると、たくさんの人が準備に忙しく動いており、ピリピリした空気が張り詰めていた。最初は笑顔だった二人も、緊張の表情に。
一人のスタッフとして、次々と仕事をこなしてく二人!
スタッフシールを着けた瞬間から、二人ともイベントを支えるチームの一人に。次々といろんな仕事が舞い込んでくる。
まずはスタッフの方からレクチャーを受けて、ゲストの控え室のセッティングに。
イベントでは大泉洋さん、長澤まさみさん、有村架純さんが登壇する。気持ちよくイベントに臨んでもらえるよう、細やかに気を遣って準備をしていく。
「右利きの方が多いから、目に着くのはこっちの方向。大切なものが目立つようにこう置くんだよ」
「メイクする時は背もたれがあった方が楽ですよね。椅子を交換しましょうか」というスタッフの方の指示に「なるほど!」とオドロキながらきびきび動く二人。
そのほかにも、キャストの方を駐車場に迎えに行き、楽屋まで誘導する業務や、マスコットキャラクター『ZQNちゃん』の手伝い、リハーサルに備えて舞台袖に連れて行く業務など、休む間もなく仕事をこなしていった。
リハーサルから超緊張!本番に備えてイメトレ&イメトレ!!
「リハーサルって、こんなに何度も綿密に行うんですね」
その徹底ぶりに驚いたというTさん。繰り返し入念にリハを行い、失敗したポイントや注意点は全員で情報を共有し、次のリハーサル時にきっちり改善されている。そんなプロの仕事に脱帽していた。
イベントバイトの経験があるNさんも、裏方業務をここまで詳細に見るのは初めてだそう。
「いろんな役割を持った人が、一致団結してイベントの成功を目指す。その姿がカッコイイですね」と目を輝かせていた。
本番では、マイクランナーを任されることになった二人。質問コーナーで観客のところにマイクを素速く持っていって手渡す仕事だ。手間取ればイベントの流れを乱してしまう。責任ある仕事だ。リハーサルといえど、嫌が応にも緊張感が高まる。
実際にやってみて、本番はよりスムーズにマイクが渡せるよう、スタッフさんからさらなる指示を受ける。表情も引き締まる。
ついに本番。二人がイベント会場を走る!!
開場時間になると、15歳の参加者が次々と集まってくる。熱気にあふれた会場を見学する二人。リハーサルと違い、客席には観客がぎっしり。この中を素速く動くには、と動線を何通りも描いてみる。
R-15の過激な描写が多い映画だけに、上映が始まると叫び声が会場から漏れ聞こえてくる。「どんな映画になっているか気になる!」という二人だったが、さらに激レアなチャンスが。
上映中に別室で行われたテレビ番組の収録現場を見学できたのだ。3名のキャストが、情報番組のレポーターの質問に笑いを交えながら、それでいてしっかりと映画の見所をアピールする様子や、飛び入り参加のお笑い芸人さんとのやりとりを間近で見ることができたのだ。
「ひとつの番組を作るのに、とてもたくさんの役割を持った人が関わっているのだなと改めて驚きました」
「生で収録を見るのは初めて。熱気も迫力もすごかったです」
と興奮して感想を話してくれた。
そして上映終了。ついにイベントのクライマックス、ゲストの登壇に。二人もそれに合わせて会場入り。
マイクの近くで緊張の表情の二人。司会者の言葉に耳を傾け、動きを目で追う。質問コーナーでは、誰が指名されるか分からない。自分の分担エリアの観客が指名されたら、そこにめがけて中腰で走っていく。
「みんなが手を挙げていて、誰が指名されたのか判別するのが難しかった。スタッフの方が手伝ってくれ、すごく助かりました」というNさん。
「緊張しました!でも無事、スムーズにイベントが進んでよかったです」とTさんも胸をなで下ろしていた。
イベントは大盛況で幕を閉じることに。大きな笑い声に何度も会場が包まれていた。
二人は無事に大役を勤め上げることができたのだ。
今後に生きる「人生初」が盛りだくさんの激レアな1日に!
最後はレポートを書いて、スタッフの方々に一日の感謝を述べて激レアバイト終了。
Nさん「自分ならどの仕事がしたいか、そこにどんな楽しさややりがいがあるかという目線で、イベントをしっかり見られた貴重な時間でした。イベントを統括している方が、たくさんの人と会話し、目を行き届かせ、和やかながら引き締まったムードを作っていたのが印象的でしたね。あんな仕事ができる社会人になりたいなと思いました」
Tさん「普段は参加して楽しむだけのイベントだけど、これだけたくさんの人が関わって、本当に細かなところまでこだわって造り上げていくんだということが分かり、とても刺激的でした。人と関われる仕事に就きたい、と思っているので、この業界にも興味が湧きました」
これから就職活動を経て社会人を目指す二人にとって、道標となるようなヒントがいくつも見つかったようだ。かなりの業務量と運動量だったが、緊張もほぐれ、しっかりと達成感を味わって会場を後にした二人だった。