【激レア 体験レポ】2015年M-1グランプリ王者！ 今をときめく旬のコンビ「トレンディエンジェル」マネージャーバイト in 沖縄
今回の激レア“お笑いバイト”は、人気絶頂お笑いコンビ「トレンディエンジェル（トレンディ）」の一日マネージャーバイト。舞台は「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」。分刻みで動くにトレンディに密着し裏方としてサポートする。
旬な芸人マネージャーの激務は、文字通り「お兄さん、トレンディだね！」となれたのか？
緊張感に包まれつつ憧れのお二人とご対面！
今回採用されたNさん（20）は、何と現役東大生。「あのトレンディに会えて、しかも沖縄に行ける！」と最初は大喜びしたものの、「何をするのかも分からず正直不安も一杯です……。それでもトレンディの動画は見まくって『予習』はしっかりして来ました」
と、さすが東大生ならではの模範的回答で意気込みを語った。
最初の現場「波の上うみそら公園」に到着すると、まずはスタッフTシャツに着替え準備完了。
まずはこの後楽屋入りするトレンディの当日スケジュールを、担当スタッフさんと共に念入りに確認。何時にどこ、どのタイミングで何と声をかけるかなど、一日の動きを全て把握。
そしてトレンディのお二人が到着！ 緊張のお出迎え。
「本日マネージャー体験をさせていただきます。一日よろしくお願いします！」朝も早く、まだ眠そうな様子？の斎藤さんは間近で見るとかなりの貫禄……。
「よろしくな」。
ドギマギしながらも、初対面の挨拶は何とかOK。楽屋入り後、慌ただしくもNさんから一日の動きをお二人に説明すると 、すぐに取材中継が立て続けに2本行われることに。
めまぐるしく展開するライブやトークの本番に右往左往……。
いよいよ始まった実践。まずは邪魔にならないよう、カメラの後ろからそっと取材を見守る。控室では落ち着いて見えたお二人だが、マイクを向けられた瞬間一気にテンションはマックスに！
「一気にエンジンかかった感じです。さすがプロ、切り替えがとても自然で驚きました」と、感心しきり。硬かったNさんの口元も爆笑トークで徐々に緩んでいく。
続いて海辺に移動。美しい海をバックにさらに弾む軽快なトーク！ Nさんの緊張が明らかに開放されはっきりと笑っている（笑）。
「こんなに近くで生ライブ。それに普段絶対に入れない楽屋やステージ裏でのお仕事は緊張しながらも気持ちが高まりました」
これぞお笑いバイトの醍醐味！を、早くも味わっていた。
そして楽屋へ戻る道すがら。初対面からわずか15分程でまだまだカチコチのNさんに、声をかけて来たのは斎藤さん。
「大学どこ行ってんの？」と聞かれ、「はい、東大3年です」。「えっ〜っ！？ マジで！？ あの東京大学？」
と、（予想通り）驚く斎藤さん。
「はい、経済の文科に通ってます」。「マジでッ！ 浪人して？」「いえ現役です」。「すげーーなキミ！ おいたかし、彼東大生だって」。「えっそうなの！？」
と、意外にも？言葉少な気だったたかしさんもここで会話に。
「東大生がなんでこんなことしてるの（笑）？」
と、Nさんのスペックに興味津々なお二人。この話題から一気にアイスブレイク。思わぬきっかけで、距離が縮まった。
続いてはいよいよライブ。まずはステージまでの動線を確認。そして、本番直前に舞台裏で、ペットボトルを渡す段取りに。時間が来たらお二人を先導し、舞台裏でペットボトルを……。ところが、なんと間違えて、斎藤さんと一緒にいたコロチキの西野さんに、もう一本を渡してしまうという大失敗……（これは後ほど大目玉をくらった）。
そして本番中は、もちろん大勢の観客脇でステージを見守る。
ステージ終了後、ようやくたかしさんに、ペットボトルを渡せた（汗）。
お昼のお遣いも大切なお仕事……、間違いは許されない！
その後場所を移動し、次の収録打ち合わせに同席。Nさんはお二人と一緒に、流れを頭に入れていく。
もちろん収録時は笑いをこらえるのに必至なNさん。
収録終了後、斎藤さんから直々にコマンドが。
「ちょっとお昼買ってきて」。
太っ腹の斎藤さんが、なんとポケットマネーで、Nさんの分までお昼を出してくれると言う。どの店で何を買うか、Nさんがメモを取り終えたところで、おもむろにお金を取り出す斎藤さん。
「これで買って来て」。「ありがとうございま…！ こ、これって…？！」。
手渡されたのは、なんと外国の紙幣！ 焦ったNさんに、一同大爆笑。
冗談だよ！の一言にホッとしつつ、しっかりと日本円を受け取り、屋台に買い出しへ。
次のステージまで間もないため、急いで屋台をめぐり、何とか時間内にタスク完了。商品とお釣り、領収書を斎藤さんに渡したところで、自分の分を笑顔でいただくNさん。慌ただしい中でも、嬉しいおまけ付きのランチとなった。
お昼休みには海バックで3人の記念撮影！ばっちりポーズも決まり、忘れられない激レアな1枚となった。
続いては、この日、第二の会場「イオンモール沖縄ライカム」へ。車で約１時間の長い移動。
ここでももちろん「彼女いるの？」、「いや～でも男で良かったよ。カワイイ女のコだったら好きになっちゃうじゃん！（笑）」などなど、オフレコ要素満載のプライベートトークでNさんをいじるお二人。
それでも、朝からぶっ通しでおよそ5時間、炎天下でいくつもの本番をこなしたお二人は当然お疲れで、いつの間にかすやすや……。それにつられて、緊張しっぱなしの
Nさんもうつらうつら。3人揃って良い休憩時間となった。
前半とはまた違った緊張感で挑むこの日最後のステージ！
会場に到着し、早速控室へ。前半とは異なり、担当スタッフさんも、こちらの現場は初めてで勝手が分からないご様子。当然、輪をかけて戸惑うNさん……。
現場担当のスタッフさんと、本番に向けて動線確認をすると、業務用エレベーターを使うなどかなり複雑。今回はファッションショーがメインとなるため、お笑い芸人以外にも女性モデルやタレントが多数会場入りしており、前半とはまた違った緊張感が漂う。
あれよあれよという間に迫る本番。トレンディのお二人は他の芸人さん数人と一緒に、急ぎ足で先ほど確認した動線から会場へ、と思ったら、なんと全く異なる道筋で舞台裏へ！ イベントにはつきもののハプニングに驚きつつも、何とか必至に付いて行くNさん。
ファッションショーのステージ裏は、女性モデルを中心に大勢の出演者が控え、かなりの手狭。前半の屋外会場とは違って、舞台を見守るスペースが一切無く、今回の激レアバイトはここで終了に。
そのことを告げにいくと、名残惜しそうなトレンディのお二人……。それでも、出番ギリギリまで、Nさんをいじり倒すなど、溢れんばかりの愛情を感じさせてくれた。
「出番になった瞬間、気持ちを切り替え、舞台に上がる姿にプロ意識を感じました。僕も今後、何か職に就いた際には、ぜひ活かしたいと思います」と、充実した表情で語ってくれた。
この激レアな体験で、“仕事とは何か”を掴んだNさん。最初会った時より一回り大きく見えた。
