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2016年09月26日

【激レア 体験レポ】精密部品を前に緊張の連続!JAXAプロジェクトに関わる企業で宇宙向け機器の製造工程を体験!

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今回、訪れた企業は長野県飯田市に本社を構える多摩川精機株式会社。高精度なセンサやモータ、ジャイロ(姿勢制御システム)など精密部品を開発・製造する会社で、JAXAプロジェクトにも取り組んでいる。そんな宇宙事業に関わる企業で、激レア“宇宙バイト”は実施された。

未知なる宇宙に憧れを抱く、2名のバイトメンバーが仕事に挑む。

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今回、激レア“宇宙バイト”に採用されたメンバーは、蓮川英里さん(左)と堀内紀江さん(右)。

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蓮川さんは現在大学4年生で、先日教育実習を終えたばかり。

子どもの頃から星空や宇宙が大好きで、激レアバイトの募集を発見して、その気持ちがよみがえりました。いつも悩みがちで一歩が踏み出せないのですが、今回はすかさず応募。自分でも驚く行動力だったので、業務も前向きに取り組みたいです

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堀内さんは現在、役者という夢に向かって頑張っている女性。

学術的な知識はないですが、未知なる宇宙にロマンを感じています。今、役者を目指してアルバイトをしていますが、どんな仕事も演劇には活かせるので、現場で働く人々を注意深く観察しながら、積極的に仕事をしたいです

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バイトメンバーは多摩川精機に到着すると、さっそくオリエンテーションを受けた。多摩川精機が手がける宇宙関連部品などの説明を伺いながら、今回行う業務への知識を深めていった。

業務スタート!「捲線」業務に取り組む

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ブルースーツに着替えたバイトメンバーが最初に行った業務は、人工衛星や探査機に搭載するモータやセンサに使われるコイルの「捲線(けんせん)」作業。

コイルとは、電線をグルグルに捲いた構造のものである。電気と磁気を相互作用させて動かすための電子部品で、宇宙用は量産品ではないため、多くは手作業で生産されている。また、捲線は繊細な作業が不可欠なため、女性が担当しているという。2人は多くの女性が働く「捲線室」に足を踏み入れた。

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2人はさっそく業務のレクチャーを受けた。技術者の手元を注意深く見ながら、やり方を教わると、いよいよ実作業に。

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まずは、コイルを作る作業。捲線を束ねて、輪っか状のコイルをいくつも製作。

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その後、コアという部品にコイルを入れていく。これが人工衛星に搭載されるものと同じ部品かと思うと、気持ちも引き締まる2人だったが、作業をしてみると、なかなかコツがつかめず苦戦。「難しい……」とつぶやきながらも、目の前の作業に没頭した。

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完成形をお手本にしながら、繊細な作業を続けるバイトメンバー。かなり集中して業務にあたったものの、1時間ほどの作業時間で完成に至らず。それもあって、2人は改めて技術者の集中力と技術力の高さに感心した。

リアクションホイールの動作確認業務をクリーンルームで行う

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続いての業務は、小型衛星用の「リアクションホイール」の動作確認。リアクションホイールとは、宇宙機器の“姿勢制御装置”のひとつで、宇宙空間で人工衛星が自在に方向を変えたり回転したりするためのモータのこと

この工程は空気中の微粒子(塵や埃)が少ない状態に管理された “クリーンルーム”で行われる。ここには一般のノートなどは持ち込めず、特別な紙をメモに利用しなけらばならない。バイトメンバーは、専用のウエアを着用してクリーンルームへ。

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まずは、リアクションホイールの部品である「ベアリング」に潤滑油をさす。ベアリングとは、ものを動かすときに発生する摩擦を軽減するための重要部品で、「軸受」とも呼ばれるもの

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準備のできたベアリングを装置にセットし、回転速度や回転バランスを変えながら、間違いなく駆動するかどうかを検査。シビアな業務の連続で、気の抜けないバイトメンバー。担当の方の言葉に忠実に、確実な業務を心がけた。

最後の業務は、展示会の準備&社内報『多摩川ニュース』の取材対応

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クリーンルームでの貴重な工程を経験した2人は会議室へ。ここでは、ユタ州で開催される宇宙関連企業の展示会で利用するネームプレートづくりを行った。

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今まで緊張した工程の連続だったため、表情も和らぐバイトメンバー。丁寧な仕事を心がけつつも、楽しそうに作業を進める。

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ネームプレートを完成させた2人は、担当の方から「キレイに作ってくれてありがとう。バッチリです!」とお褒めの言葉をもらえた。

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ネームプレート作りを終えると、多摩川精機の社内報『多摩川ニュース』の取材を受けることに。この誌面で激レアバイトがコラムで紹介されるという

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写真撮影後に、広報担当の方からインタビューを受ける2人。「業務を終えた感想は?」という質問に、「宇宙機器といっても人の手が重要なことが分かった、貴重な経験でした」と笑顔で答えた。

社内報のインタビューをもって、業務は終了。普通のアルバイトでは経験できない、激レアな業務の連続から、2人は何を受け取ったのだろうか?

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蓮川さん「一番印象的だったのは捲線作業です。手を抜いては行けない業務ばかりの中、皆さん責任感を持って仕事を全うしていて、小さなことも怠らず、丁寧に達成していくことの重要性に気づかされました。どんな職であっても責任は伴いますから、皆さんの働く姿は社会人になった時の私の目標です

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堀内さん「宇宙ビジネスというロマンを感じる仕事も、始まりは人の指先にかかっていることを肌で感じ、小さなことの積み重ねが重要なんだと実感。今回の経験で目の前の小さな課題に立ち向かうことが、大きな飛躍につながると感じたので、役者という夢を実現させるためにも、これをモットーに頑張ろうと決意しました

宇宙事業といっても、その裏には人々の努力があることを理解した2人。大きな気づきは、バイトメンバーの将来の大きな後押しになるだろう。

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