【激レア 体験レポ】Ken (L’Arc~en~Ciel)さん主宰ライヴツアー<PARTY ZOO>をサポートする“音楽バイト”!
日本を代表するロックバンドL’Arc~en~CielのKenさんが自ら声をかけた仲間たちが集結し、全国5か所をまわるイベント「PARTY ZOO ~Ken Entwines Naughty stars~」。その東京公演でのライヴを裏方として支える激レア“音楽バイト”が実施された!
スタッフTシャツとバックステージパスを着用し、激熱なライヴをサポートしたバイトメンバーの活躍を密着レポート!
えっ!? いきなりKenさん!? 緊張で汗が止まらない!
激レアバイトの舞台となったのは、東京・豊洲PIT。ライヴ前の静けさの中、この会場に2人のバイトメンバーが集結した。

(左)Hさん (右)Tさん
採用されたのは、ともに大学生のHさん(写真左)とTさん(写真右)。2人ともL’Arc~en~Cielの大ファンであり、とくにKenさんが大好きだという。
Hさん「初めてKenさんを見た時の衝撃と感動で、それまで全く縁のなかった音楽に興味を持ち、エレキギターを購入しました。今は、バンドマンの端くれとして日々修行を重ねています。今回は憧れのKenさんを全力でサポートしたいです」
Tさん「大学の音楽サークルで演奏者兼ステージマネージャーを担当しています。終演後の達成感に満ち溢れた部員やPAの方々、お客様の笑顔を眺めるのが大好きです。今日は最高のステージとなるよう、裏方として最大限の貢献をしたいです」
着いて早々、スタッフさんからバックステージパスを受け取ると控え室へ。
スタッフTシャツに着替えた後は、早速ミーティングが始まった。「もう間もなくKenさんが会場入りするので、お出迎えをお願いします」
「えっ! いきなりですか…。心の準備がまだ…」
Tさんは、緊急事態にパニック寸前。
「会えるんですか! うあぁぁぁ。どうしよう~」
一気に汗が噴き出し、唸り声を必死にハンカチで抑えるHさん。
「そろそろ到着のようです。行きますよ」
激動の激レアバイトがスタートした!
憧れのKenさんにあだ名で…! 緊張のアテンド業務!
会場入り後のKenさんをアテンドするにあたり楽屋を確認。
その後は、楽屋入口にて待機。
緊張の面持ちで待つ2人。心臓はバクバクだ。
Kenさんを乗せた一台の車が到着すると、2人はダッシュ!
「激レアバイトです! Hと申します! Tと申します!」
「わざわざいいのに~。朝からありがとう。HちゃんとTちゃんね。今日はよろしく!」
ねぎらいの言葉をかけてくれるKenさんにドキドキしながら、無事に楽屋までのアテンド業務をクリア!
高揚した気分で控え室に戻ってくると、「なんだか神様と会った気分です。しかも、あだ名で呼んでもらえて…幸せです!!」
Hさんがそう言うと、Tさんは自己紹介の内容を悔しがる。「いろいろイメトレしていたのに、会った瞬間に頭が真っ白で。今、精神的にヘトヘトです」
2人の業務はまだまだ始まったばかりだ。
Kenさんのマスコットキャラクター「ラグべべ」のアテンド!
本日、最大のミッションは、ライヴ後半に客席の最前列の柵前からビデオカメラとスチールカメラで演奏を撮影すること。2人で話し合った末、ムービーはHさん、スチールはTさんに決定。
機材に不慣れな2人は、早速、操作方法を習得するため会場裏へ移動。
そこへスタッフさんから声がかかる。
「今、会場前でグッズの先行販売を行っています。Kenさんのマスコットキャラのラグベベをグッズの先行売場のあたりに連れていってください」
『C.H.Lion Rag baby(通称:ラグベベ)』の活動をお手伝いすることになった2人。主な仕事は、ラグべべのアテンドと記念撮影のお手伝いだ。
控室から会場前までアテンドし、入口の扉を開けると大歓声が飛び交う。
「きた~! かわいい~! こっちきて~!」
カメラのシャッターが次々に押される。
「一緒に記念撮影はいかがですか~」
大きな声で来場者に呼びかける。
「撮ってもらっていいですか?」
記念撮影の波が止まらない。ひたすらにシャッターを押しまくる2人。「そろそろ戻りましょう」というスタッフさんの合図で、ようやく控室に戻ることに。
「熱気がすごいですね! 盛り上がる予感しかしません」
来場者のボルテージの高さに2人の興奮も止まらなかった。
グッズ販売のサポート後にスタッフさんからのサプライズ!?
開場時間が迫ってくると会場前のグッズ売り場は多くの人で溢れかえる。次の業務は、グッズ販売のサポートだ。
ガチャガチャの売り場を任されたHさん。
「Kenさん使用のパンツ柄が5種、シークレットが1種。この機会にガチャガチャいかがですか~」
カプセルの補充が追いつかないほど飛ぶように売れる。来場者の熱気に負けてられない。
Tさんは、グッズの補充係を担当。
「シャツ2枚、それとタオルお願いします!」
売り場のスタッフさんの声に応じて機敏に動く。
2人とも汗だくで取り組んでいると開場の時間がやってきた。それに合わせて2人も会場ロビーへ移動。
客席への誘導を促しながらロビーでのグッズ販売はまだまだ続く。
「ただいま絶賛販売中! ライヴ後は込み合いますので、お早めにどうぞ~」
Tシャツを広げ、大きく手を挙げてアピール。販売の口上もなんだか板についてきたぞ。
客席内が満員になったところで、ようやく控え室に戻って来られた2人。一息つくも、やや疲れが出ている。すると頑張った2人にスタッフさんからご褒美が!
「よく頑張りました! 撮影業務は終盤なので私服に着替えて見学をどうぞ」
「やった~!」
一気に疲れが吹き飛ぶ。満面の笑みで会場内へ消えていく2人。盛大な拍手とともにライヴの幕が上がった!
大熱狂のライヴを最前列で撮影!
会場の外まで聞こえる大歓声の中、見学を終えた2人が控え室に戻ってきた。余韻に浸っている暇はない。再びスタッフTシャツとバックステージパスを身にまとい、最終ミッションがスタート!
Kenさんが登場する「Ken with Naughty stars」のセッション撮影が2人の仕事だ。プログラム表を見ながら出番をチェック、会場内での自分たちの撮影位置も確認する。
ステージ裏側に移動すると、念入りにアングルを決めて準備OK!本番は一度きり、失敗は許されない。熱狂渦巻く会場内へ飛び込んだ。
無事に撮影を撮り終えた2人。
「大迫力でしびれました! 手が震えてうまく撮影できたか不安です」とTさん。
「ライヴ最高です! 今ものすごく“生きている”気がします」Hさんは感情が高まりっぱなし。
気がつけばイベントもフィナーレへ。昼間にアテンドしたラグべべもステージに登場。
再びステージを見学する2人。喜びと安堵の表情が激動の一日を物語る。大喝采でイベントが終了。ここで2人の激レアバイトも終わりを迎えた。
夢のような時間、今日という日を与えてくれた激レアバイトに感謝!
「今日一日どうでしたか?」帰り際、Kenさんのマネージャーさんに問いかけられると、
「本当に夢のような一日でした。ありがとうございます!」
声を合わせてその喜びを伝える。そんな2人に今回の業務を振り返ってもらった。
Hさん「多くの人のサポートがあってライヴが成立しているのだと知り、感慨深いものがありました。今後はバンドマンとして、もっと周りの人に感謝しなければという思いでいっぱい。Kenさんとも会えましたし、生きていて本当に良かったと思える一日でした」
Tさん「スタッフさんの動きを見ていると、常に相手のことを考えて行動することが大事だなと痛感しました。業務をこなすことで精一杯でしたが、楽しむお客様の素敵な笑顔を見られたのが嬉しいです。やはり裏方の仕事は最高です」
そう語る2人の表情は充実感と達成感で満ち溢れていた。最高の笑顔を見るために走り回った今日一日は、生涯忘れることのない貴重な体験となったはずだ。
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