【激レア 体験レポ】アリエルと王子エリックが目の前に! 劇団四季ミュージカル『リトルマーメイド』の稽古を取材!
“激レアバイト”シリーズに、ついに劇団四季を取材する“芸術バイト”が登場!
普段なら決して入る事が許されない「四季芸術センター」へ潜入し、劇団四季関係者へのインタビューと稽古に密着取材するのが仕事内容だ。しかも作成したレポートは劇団のオフィシャルウェブサイトにも掲載されるという“激レア”ぶり。
この業務に取り組んだ2人のバイトメンバーに密着した。
何度も劇場に足を運んでいます! 劇団四季の魅力を全国に届けたい!
今秋、名古屋公演の開幕とともに東京との二都市同時公演が始まる劇団四季ミュージカル『リトルマーメイド』。期待も話題も高まる中、開幕に向けて連日稽古が行われている横浜市の「四季芸術センター」へ潜入取材を敢行!挑むのは、大の“四季ファン”という安部浩平さんと野口真里さん。

Aさん
Aさん「初めてミュージカルを観たのが劇団四季の『リトルマーメイド』でした。観劇直後に身震いしたのを今でも覚えています。大好きな作品を少しでも多くの方に観ていただけるよう全力でレポートします!」

Nさん
Nさん「劇場に入るたびにその世界に引き込まれ、観るたびに勇気をもらい、どんなに辛いことも忘れさせてくれるのが劇団四季です。募集要項を発見した時は、“これだ!”と。まさか受かるなんて…。まだ夢のようです」
つい最近も劇場に足を運んだという2人。控え室でプレス用のシールを受け取っただけでも、うれしさのあまり笑顔が止まらない。
期待と興奮を胸に2人の激レアバイトがスタートした!
パワフルでソウルフルな演出スーパーバイザーとご対面!
スタッフさんから今日一日の流れを聞く。最初の業務はインタビューに決定した。お相手は、『リトルマーメイド』演出スーパーバイザーの礒津ひろみさん。ダンス・歌唱・演技と多方面から俳優を指導する作品のキーマンだ。
「作品について深い理解を持っている方です。今回の公演の魅力をあますことなく聞きだしてください」
重大な任務を受け、いざインタビュールームへ。
部屋に到着すると礒津さんがお出迎え。
「どうぞお座りください。お手柔らかに」
明るく元気な礒津さんの挨拶で一気に緊張がほぐれる2人。
一緒に同行取材を行ってくれる広報宣伝部の杉田さんの仕切りでインタビュー開始。まずはNさんから質問を切り出す。
「今回の稽古のなかでとくに時間をかけてじっくり取り組んだことは何ですか?」
「他の演目と一番違うのは、海中の世界を表現していること。しなやかなボディでの表現を心がけました」
パペット(海の生き物を模した小道具)を使う場合は魚の動きを研究してトレーニングを行ったという。
作品の魅力を聞きだすべく次々に質問を繰り出す2人。
「より作品を楽しむために着目して欲しいシーンはありますか?」という質問では、1幕と2幕の世界観の違いを教えてもらう。とくに2幕では主人公であるアリエルの気持ちを感じて“絵本の中に飛び込んでいくような視点”で見ると楽しみも倍増するという。
「あの絵本のようなセットは…そういう意味なんですね。新たな発見です!」
何度も観劇している2人も、礒津さんの解説に大興奮。
「遠慮なく何でもどうぞ」という礒津さん。
最後にAさんが鋭い質問。
「演じる俳優さんと意見のぶつかり合いや衝突はないんですか?」
「それはあります。誰しも良い作品にしたいという気持ちは同じですから。その部分は尊重して受け入れつつも、オリジナルの演出から外れないように指揮を執るのが私の仕事です」
その結晶として素晴らしい作品が出来上がるのだという礒津さん。
「次は稽古場でお会いしましょう」
貴重なインタビューを終えた2人は稽古場へ向かった。
目の前にはアリエルと王子エリック! 迫力の稽古に密着!
稽古場へ到着すると、すでに稽古に備えて俳優たちがストレッチを始めている。
2人は真正面から稽古風景を見させてもらえる特等席へ。ペンを片手にメモの準備。
そこへ先ほどインタビューをした礒津さんが登場。ミーティングの後稽古が始まった。
まずは物語の冒頭、王子エリックが執事グリムスビーや船乗りたちと共に航海に出るシーンと、嵐に見舞われたエリックをアリエルが救出するシーンから。
稽古場に響き渡る堂々たる声。ダイナミックで優雅な動き。俳優たちが醸し出す熱気に圧倒される。
「タイミングがちょっとズレてる。言葉と動きをもっと連動させて」
「ここの動きは大きく。あともう少し高い声の方がいいかも」
礒津さんのアドバイスでその熱量はさらに加速する。次第にメモを取るのも忘れて芝居に引き込まれていく2人。
「みなさんの表情に釘付けで…。しかもあんなに近くで演技を見られるなんて幸せです」
休憩に入っても感動に打ち震える2人だった。
観るものを魅了するパペット! 色鮮やかな生き物が海中を舞う!
休憩が終わると、作品を代表する名曲「アンダー・ザ・シー」の稽古へ突入。俳優たちも増え、さらにパペットが登場した。
「いいよ。もっと楽しんで。海の素晴らしさを伝えて! 表情も明るく、そう!」
躍動感あふれるダンスとキレのある動きで、指導する礒津さんも演じる俳優たちも汗だく。
見上げると、まるで水の中にいるかのように色鮮やかなパペットが海中を舞う。
美しい歌声が稽古場を包み込み、その壮大かつ圧巻のスケールに魅了される。
なんて素敵な世界だ…。
メモを取りながら夢中で見学する2人。気付けばあっという間にフィナーレの場面へ。
「ここで一旦稽古は終了です。お疲れ様です」礒津さんが声をかけてくれる。
「どうもありがとうございました!」
万感の思いを込めて2人は稽古場を後に。次はいよいよ本日の集大成。記事作成の業務だ。
溢れる想いを記事に! 今すぐにでも舞台観劇を!!
控え室へ戻ってきた2人。ぎっしり書き詰めたメモを見ながら、お互いが稽古を見て感じたことを話し合う。
「印象に残っているのは、みなさんの生き生きとした表情ですよね」
「そうですね。あと、礒津さんのアドバイスが入るとさらに動きも良くなるし」
「“輝く”という言葉の時に“それに合わせて動きも輝かないと”ってすごい」
考えがまとまったところでパソコンに向かう。
書き終えたところで、担当の杉田さんからチェックを受ける。
「俳優の細かい仕草や動きなど新鮮な部分を書いてくださり、ありがとうございます。少しこちらで修正しますが、稽古のポイントも押さえられているので、とてもいい記事になると思います」
2人の原稿は大成功! 夢のような激レアバイトの時間が終わりを告げた。
Aさん「大好きな劇団四季の稽古場に入れただけでも幸せなのに、いつも遠くから見ているステージが目の前で行われていて…もう感無量です。礒津さんのインタビューでは、作品に対する思いを聞けて勉強になりました。こういう方々が裏で支えてくれているのだと知り、胸が熱くなりました。今日学んだ全てを人生の糧にしたいです」
Nさん「今もまだ夢のような気分ですが、叶う夢もあるのだと…胸が一杯です。一人一人に細かい指導が入って、さらにそれが集まることによって全体として素晴らしい舞台になっていくのだなと感じました。俳優さんを見て、人に喜びと感動を与えるためには、まず自分も楽しむための努力をしなければいけないということを学びました」
「今すぐにでも劇場に行きたい」と語る2人。胸に宿った情熱はこれからの人生をより豊かにしてくれるに違いない。2人の幕は上がったばかりだ。
http://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/028050.html