【激レア 体験レポ】全国ネットで声優デビュー! 大人気アニメ『カミワザ・ワンダ』に声優出演するアニメバイト!
今回の激レアバイトは、子どもたちに大人気のテレビアニメ『カミワザ・ワンダ』にエキストラの声優として出演するというもの。
アフレコがうまくいけば、放送回のエンドロールで出演者として名前が載り、しかもプロの声優さんたちにインタビューするチャンスもあるのだとか! 全てはアフレコ次第! 極度のプレッシャーをはねのけて、“カミワザ”を繰り出した2人の勇姿をご紹介しよう。
声優になりたい! その気持ちを胸に秘め
TBS系全国28局ネットで放送されている『カミワザ・ワンダ』は、宇宙犬のワンダと少年ユートが、様々なキーアイテムを駆使して、身の回りで悪さをする「バグミン」を捕獲(キャッチ)し、地球の平和を守る物語。“カミワザ”というパンチの効いた言葉とともに、子どもたちに大人気のテレビアニメなのだ。

Sさん
アフレコ挑戦の権利を獲得できたのは、舞台役者として活動中のSさんと、声優志望のKさんの2人。
Sさん「今は役者として活動していますが、元々の夢は声優になることでした。心の中に秘めていた想いが今日叶えられるのかと…ドキドキしています」

Kさん
Kさん「カミワザ・ワンダのようなホビーアニメが大好きで、その声優になることが私の大きな目標です。今回の出演は、その第一歩! 悔いのないように臨みます」
ともに声優への憧れは強い。今日の激レアバイトで、将来に繋がるヒントを捕獲できるのか。2人の挑戦が始まった!
台本確認! 2人の配役は小学生!!
スタジオに入る前に、事前オリエンテーションで台本を受け取る2人。2月に放送される第40話のワンシーンを演じるのが今回のミッション!
無事にアフレコを乗り切ることができれば、エンドロールに自分の名前が掲載され、しかも収録が順調に進めば、一緒に共演するプロの声優さんたちにインタビューできる時間を設けてもらえるのだとか。
2人の配役は、ユートのクラスメイトで学校一のイケメン・しかも家は大金持ち、というソウマにバレンタインデーのチョコをリサーチしにくる女子の役に決定した。
「小学生の声が出せますかね…」
不安を口にしながら、真剣に台本を読みこむ2人。
収録時間がきたところで、スタジオへ移動。制作スタッフの皆さまにご挨拶。そして息つく暇もなく、収録が行われるブースへ入ることに。
「心の準備がまだ…」
緊張感が解けないままブースへ入ると、4本のマイクが2人を待ち受けていた。
プロたちと一緒にアフレコ挑戦!
ユートのクラスメイトでハーフの女の子・ニコル役のミルノ純さんと、モテ男・ソウマ役の岩瀬周平さんと一緒にスタンバイ!普段はニコル役のミルノさんが、今回は女子1の役を演じてくれるそう。女子2はSさん、女子3はKさんだ。
プロたちと一緒に仕事ができる…、なんと激レアな体験だろうか。
音響監督さんからキャラクターのイメージを伝えられると、すぐさま本番のGOサイン。
いよいよ、アフレコ業務が始まった!
女子1「今年はどんなチョコがいい~?」
ミルノさんの演技、他のキャラクターたちのセリフが挟まれた後、2人の出番がやってくる。
女子2「やっぱ手作りチョコがいい?」
女子3「ソウマ君ならブランド物の方が好きだよね?」
ソウマ「心がこもっていればなんでも嬉しいよ。あっ、でもなるべく日持ちがするものがいいかな」
女子2「どうして?」
ソウマ「みんなの分、ちゃんと食べたいからさ」
収録を終えると、音響監督さんがKさんにダメ出し。
「順番を待っているから気持ちは分かるけど、“準備していない感じ”を出したほうがいいね。息を吸うタイミングに気を付けて。もう一回」
テイク2の収録を終えると、Kさんがお褒めの言葉と指摘を受ける。
「喋り出しは良くなったけど、“ブランド物の方が”の部分、もう少し滑舌しっかり」
さらにSさんにダメ出しが入る。
「“やっぱ”はもう少し強く。“どうして?”のセリフは、気になることを聞くわけだから、表情の間を置こうか。よし、もう一回やってみよう」
気持ちを整えて臨んだテイク3。
収録中、2人のセリフが聞こえると、編集室から「うまいな…」音響監督さんの唸るような一言が漏れた。収録を終えると、
「上手! とてもいい感じでした。OKです!」
なんと、わずか3テイク目で合格点!
その後もミルノさんと声を合わせた女子達のセリフを難なくクリア。スタッフさんも驚く、奇跡の“カミワザ”が炸裂したアフレコ現場となった。
プロの声優さんたちとの激レアなインタビュータイム!
スタッフさんの予想以上に、スムーズなアフレコができた2人。共演したミルノさんと岩瀬さんに時間を割いてもらい、収録の合間を利用したインタビュータイムが実現!
声優に憧れる2人にとって、至福の時間がやってきた。
アフレコ中に気を付けていること、声優になろうと思ったきっかけ、やっていて良かったこと、ここぞとばかりに聞きたいことを聞きまくる2人。
バイトたちが今後の目標を聞くと、「チャレンジし続けることが目標かな」と岩瀬さん。
女子のハートをわしづかみするソウマのような発言に、ミルノさんもメンバーたちも「カッコいい~」とメロメロ!
日々のトレーニングについて質問するSさんに、ミルノさんが「生きていること自体がトレーニング…」と言いかけると、岩瀬さんが「おっ、イイこと言いそう」と呟き、一同大爆笑。
次の収録時間が迫ってきたところで、Kさんがおそるおそる最後の質問をぶつける。
「重たい質問ですみません。今の声優業界でどんな人が求められているのでしょうか?」
「う~ん、重たいな~。逆に聞きたい(笑)」
声を合わせたプロの方々だったが、ミルノさんは“自分自身を信じられる人”、岩瀬さんは、“色んな作品に出て認められる、そこに自分が納得できれば”と快く答えてくれた。
ラストは、台本を手に4人で記念撮影。ここで、本日の激レアバイトが終了を迎えた。
固い握手でお互いの健闘を祈る! そして、その先の未来へ
「自分の声がどう聞こえるのか不安ですが、放送回が楽しみです!」
そう語る2人に今日一日を振り返ってもらった。
Sさん「音響監督さんのアドバイスで、これからの自分の課題が見えました。ミルノさんが言っていた“自分を信じられる人”という言葉は忘れられません。役者なのか声優なのか、今、自分の中では転換期。夢だった声優業も視野に入れて活動したいと思います」
Kさん「収録の際に、ミルノさんや岩瀬さんの役への入り方が自然だなと感じました。そんなプロたちの現場を間近で見られたのが大きな収穫です。自分もいつかあの場所で働きたい。今日の経験で明確な目標が見えました」
今回の激レアバイトで、自分の課題と目標を“捕獲”した2人。お互いの健闘を祈り、固い握手を交わした彼女たちが“カミワザ”を繰り出す日は近いだろう。
※カミワザ・ワンダ40話のエンドロールには「女子A、女子B」役としてしっかりと2人の名前が流れました!
▼2人が出演した回は2017年2月4日(土)。詳細は公式サイトにて確認できます。
http://www.tbs.co.jp/anime/kamiwaza_wanda/