【激レア 体験レポ】ロバート秋山さん&インパルス板倉さんトークショーに潜入!独特な世界観をサポート!
お笑い好きにはたまらない激レア“お笑い”バイト。今回はロバート秋山竜次さんとインパルス板倉俊之さんが出演するトークライブの裏方として働くというもの。人気芸人の二人をサポートできるチャンスを勝ち取った激レアバイトに密着した。
お笑いが大好きだから、制作現場の空気を体感してみたい!
今回の激レアバイトの舞台は、ロバート秋山さんとインパルス板倉さんによるトークライブ。2012年から始まったこのライブは、秋山さんプロデュースによるコントが毎回オープニングとエンディングに行われるのだが、なんと板倉さんは本番直前まで内容を聞かされず、即興で秋山さんに合わせてコントをするというもの。
ライブのタイトルは「ロバート秋山&インパルス板倉の開会式がきちんとあるトークショー~楽しすぎる90分~」。
独特な世界観のコントとトークの2つが楽しめるライブのサポートバイトに選ばれたのは、ともにお笑いが大好きという大学2年生(春から3年生)の二人だ。
一人目は、普段からよしもとのライブを観ているというOさん。
Oさん:「将来はイベント系の仕事に携わりたいので、裏方の仕事に興味があります。お笑いの世界はとても厳しいと思うので、現場の空気を体感してみたいです!」
二人目は、お笑いも音楽も大好きで、ライブやコンサートに行くのが趣味だというHさん。
Hさん:「秋山さんも板倉さんも大好きなので、お二人が出演するライブの裏方をやってみたくて応募しました。エンタメの仕事に興味があるので、ライブの裏側ではどんな人が携わっているのか学びたいと思います!」
待ち合わせ場所の新宿駅直結のビル「LUMINE 2」のエレベーターに乗り込む。7Fで降りると、ライブが行われる「ルミネtheよしもと」に到着。
劇場のスタッフさんたちにご挨拶をし、ドキドキのバイト体験が始まった。
急遽、人気芸人さんが多数出演するお笑いライブのお手伝いも!
毎日お笑いライブが開催されるルミネtheよしもとでは、この日も14時の部、16時の部と2回の公演が行われる。
なんと劇場側のご厚意で、こちらのライブもサポートできることに!出演者は、そうそうたる顔ぶれ。
「大好きな芸人さんばかりでうれしいです!」(Hさん)と、気合が入る。
ロビーに立った二人は、スタッフさんから業務のレクチャーを受けた。
劇場スタッフ用の法被(はっぴ)を羽織ると14時の部が終了。2つの扉の中から続々とお客様が出てきた。
元気良くお客様をお見送りする。
「ありがとうございました~!お気をつけてお帰りくださーい!」
「ありがとうございました~!入り口付近に立ち止まらないよう、お進みくださいませ~」
お客様の退場後、劇場内に落ちているゴミを素早く回収。
ステージ上では次の部のリハーサルが始まっていたが、よそ見する余裕はない。
再びロビーに立っていた二人に、スタッフさんから声がかかった。
「今から出演者にご挨拶に伺います」
楽屋にいた野性爆弾のくっきーさんと東京ダイナマイトの松田大輔さんにご挨拶。
「激レアバイトのHと申します。よろしくお願いいたします!」
「Oです。よろしくお願いします!」
くっきーさんも松田さんも「お疲れさまでーす」と、優しく応じてくれた。
通路では東京ダイナマイトのハチミツ二郎さん、さらに、夜のトークショーに出演するインパルス板倉さんにもご挨拶をすることができた。
16時の部が開場すると、劇場内でお客様のご案内をすることに。
「お席のご案内いたします。お気軽にお声がけくださーい」
イベントスタッフ経験があるというHさん。自然にセリフが出て来る。笑顔もいい感じだ。
上演中、トークショーで配布するチラシの折り込みをHさんが行う間、Oさんはライブを見学させてもらう。
トップバッターはトレンディエンジェル。満席の場内は笑いに満ちていた。
30分程で交代し、Oさんがさまざまなライブの告知チラシをまとめる。
ライブが終演し、ロビーでお客様をご案内。
場内の清掃も手際よくこなした。
プロのコント師の仕事を間近で目撃!
いよいよロバート秋山さんにご対面!
リハーサルに入る秋山さんと舞台監督さんにご挨拶をして、劇場の隅から見学させていただくことに!
座席の間の通路を歩きながら、真剣な表情で動線を確認する秋山さんを固唾を呑んで見守るバイトたち。
舞台監督さんと相談しながら、コントで流すナレーションを録音したり、音響さんに指示を出したりと、コント作りの様子を目の当たりにする。
後輩芸人の皆さんが入場。コント部分の通しリハーサルが始まった。ライブの主旨通り、この場に板倉さんはいない。
先ほど録音したナレーションが流れる。もはや爆笑の予感しかしない。
最後には、「くだらね~」と自分で笑ってしまう秋山さん。バイトの二人も堪えられなかったようだ。
リハーサルが終わると、さらに激レアな重大任務が課せられた。
ライブ本番前の声がけに挑戦!
「開演10分前と5分前に、出演者への声掛けをしていただきます」
スタッフさんより、重大任務を任せられた二人。
時計を確認しながら、どちらから先に声掛けしようかと打合せ。
「じゃぁ10分前では私が『まもなく開演10分前です』と言うので、Oさんは『よろしくお願いしまーす!』と言ってください」
「わかりました!」
10分前になり、スタッフさんよりGOをもらい、Hさんが「まもなく開演10分前でーす!」と叫ぶと、「よろしくお願いしまーす!」とOさんと周りのスタッフさんも続いた。
5分前、今度はOさんが「まもなく開演5分前でーす!」と叫ぶ。続いてHさんほかスタッフさんも「よろしくお願いしまーす!」。
無事に任務を終え、「久々に大声出しました」とOさん。
秋山さんと板倉さんがステージ入口に向かわれ、お客様の入場を待って3分押しでの開演となった。
場内は立見席も埋まるほどの大盛況。バイトたちも場内警備をしながら、ライブを観劇。板倉さんのアドリブによってさらに磨かれていくコントとトークを堪能した。
楽しいライブが終了し、仕事を終えた秋山さん板倉さんをバックステージでお出迎え。「お疲れさまでした!」
快く記念写真の撮影に応じてくれた秋山さんと板倉さん。
とここで、板倉さんが「激レアバイトさんはいくら貰えるの?」と質問。
Hさんが「3万円です」と答えると、後輩芸人さんに「お前達よりバイトさんの方が貰えてるぞ~」と茶化す場面も。
そんな激レアバイトに興味を持った後輩芸人さんが話しかけてくれたりと、なごやかなムードでバイトが終了した。
Oさん:「今日はいちスタッフとして臨みました。面白いことは一人では作ることができなくて、周りのサポートがあってこそということが分かりました」
Hさん:「リハーサルを見られることなんて二度とないと思い、目に焼き付けました。私たちがいつもTVや舞台などで貰っている元気や笑顔は、当たり前に貰えているものではないんだなと気付きました」
1日を通して、たくさんの人たちに笑いを届ける仕事には多くのスタッフが関わっていることを学んだ二人。この経験は、二人の未来において、揺るぎない指標となるはずだ。