【体験レポート】1泊3000円。一人旅女子におすすめしたい、今話題の“おしゃれゲストハウス”に泊まってきました!
バックパッカー御用達のゲストハウスというと、素泊まりで泊まれる相部屋スタイルの簡素な安宿が一般的。女子が気軽に泊るのはちょっと…とイメージしている人もいるはず。
しかし、最近は東京を中心に、可愛くて清潔感もバツグンな宿が増えているのだとか。
一人でプチ旅行するとなると、宿泊費の負担は大きいもの。リーズナブルで、かつオシャレな宿とあれば、旅行好き女子にはスルーできない…ということで早速ネットで検索。
すると、昨年の冬にグランドオープンしたばかりの宿を発見しました。
その名も『カオサン東京オリガミ』。8名の男女混合ドミトリーなら、なんと税込み3,000円で宿泊できるとのこと。場所は浅草のランドマーク、浅草寺の真裏です! さっそくホームページから予約を入れちゃいました。
雷門から、仲見世通り&浅草寺という王道の観光地を抜けて……裏門を出るとすぐに宿を発見!
道路に飾られた提灯なんかは下町らしい雰囲気だけれど、宿の外観はおしゃれなカフェみたい。
おじゃましてみると、宿の名前が「ORIGAMI」だけあって、そこかしこに折り紙が飾られています。
この日のレセプションは、笑顔がステキな女性スタッフ。初のゲストハウス体験なので訪れるまで少しドキドキしていましたが、温かく迎えられてホッと一安心。
ラウンジに飾られている折り紙は、外国からのお客さんが折ったものも多いのだそう。
フリーサービスのコーヒーをいただきつつ、まずはスタッフの松尾さんに色々とお話を聞いてみました。
こちらのラウンジはギャラリースペースを兼ねていて、度々ワークショップも開催されるのだとか。
先日は浅夜市夜というクリエイターズイベントの一環で、だるまの絵付けをしたそう。
宿泊者でなくても参加できるようなので、都内在住の方も、宿のFacebookなどでの告知を要チェックです!
カラフルな障子かと思いきや、こちらは黒板でした。
「I LOVE JAPAN♥」なんて嬉しい一言も。この裏手は、荷物を預けることができるバゲッジスペースなのだそう。
それでは改めましてチェックイン! 施設の紹介や注意事項の説明だけでなく、周辺スポットの案内もしてくれます。
梅酒または日本酒が1杯いただける、ウェルカムドリンクチケットまでもらっちゃいました。
このチケットは歩いて10分ほどの、系列ホテルに併設されているバーで使用できるのだそう。カオサンゲストハウスは浅草だけでも5施設、全国では13施設もゲストハウスを展開しているんですって!
本日のゲストの国籍に合わせて、レセプションのカウンターには国旗がずらり。こんなにたくさんの国から旅行者が訪れているんですね! 仲良くなれるかな~。
お部屋にも案内していただきました。
今回は1泊3000円の男女混合8人部屋。2段ベッドなのですが、カーテンを閉めるとまるで小さな個室のよう。
枕元に、荷物を置けるスペースが広めに確保されているのも嬉しかったです。ちなみにシーツをセットするのはセルフサービス。この辺りはゲストハウスならでは、です。
また、鍵付きの木製ロッカーがあるのですが、こちら貴重品だけでなく、バックパックまで入りそうな大きなサイズ。これもまた、ゲストハウスらしいところだと感じました。
備え付けのスリッパに履き替え、宿内の散策を開始。シャワールームは各階にあって、どこも清潔。
ドライヤーやハンドソープ、ボディーソープ、洗髪料などが備え付けられていました。洗濯機や乾燥機も備えたランドリールームもあり。
こんなに安くて素敵な場所だから、長期滞在のお客さんもたくさんいるのでしょうね。
最上階の8階はキッチン&ダイニングルーム。
和室風の小上がりやパソコンスペース、屋外の喫煙所もあって、多くの方がくつろいでいましたが、日本人は私以外ゼロ。
もっと英語が堪能だったら、みんなと仲良くすごせたのでしょうが……。人との出会いが楽しめるのもゲストハウスの魅力ですが、場合によっては英語力が試されるかも!
キッチンではカトラリーをはじめ、調理器具や調味料、コーヒー、紅茶、緑茶などなど、自由に使えるサービスが充実。
“Free Food”と書かれた籠には、 前の宿泊者が残していった食材もありました。コストパフォーマンスは最高です!
お腹がいっぱいになり、そそろそろ就寝準備。バスタオルを忘れてしまったのですが、50円で貸してもらえました。
レセプションは午後9時までの営業ですが、宿直しているスタッフがいるので、夜中の12時30分までは簡単な対応が可能だそうです。
満室の8人部屋での就寝となりましたが、深夜ということもあり、他に誰も居ないかのように静か。柔らかな布団でぐっすり眠れて、すっかり疲れも取れました。
ただし、朝方などは目覚ましの音や身支度の音がしますので、その辺りが気になる方は個室を選んだ方がいいかもしれません。
チェックアウトは朝の11時まで。使用したシーツやバスタオルは、レセプション横にある返却ボックスへ。
鍵も返却し、最後にお世話になったスタッフさんにお別れをすると…。
なんと素敵なおみやげまでいただいちゃいました。
日本人でもこれだけ嬉しいのだから、海外からのお客さんなんて一生の思い出になるんだろうなぁ。
はじめてのゲストハウス体験は、普通のホテルに宿泊するより、楽しいことばかりで大満足。ちょっとした海外旅行気分にひたれました。
次は、もっと英語を勉強してから訪れ、外国人のお友達をたくさん作りたいと思います!
都内だけでなく、こういったゲストハウスは全国にあるので、みなさんもぜひ調べて活用してみてくださいね。
文:佐藤のぶこ 企画/エフェクト
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。