誰もわかってくれない…そんな寂しさや孤独感とうまく付き合うには？【DJあおいの「働く人を応援します！」】

イラスト：沼田光太郎

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空気に流されているだけでは敵も仲間もできない
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ガツガツと前に出るタイプではなく、どちらかといえば控え目な方で、空気を読む能力に長け、その場の空気を乱すくらいなら自分を抑圧することを選び、偽りの笑顔で他人に同調しているフリをして、皆が黒と言えば黒に従い、皆が白と言えば白に従い、意見が割れたら多数派に付き、雨にも負けず、風にも負けず、空気を乱さないように他人の顔色を伺い、来る日も来る日もコツコツとストレスを蓄積させて、そのストレスが満期になったところで、ある日突然「誰もわかってくれない！」と、抑圧し続けた自分が暴れ出す。

「誰もわかってくれない」とお嘆きの方は、そんな方が多いように感じます。誰もわかってくれないのは当たり前、だって自己紹介なんてしていないんですからね。

人というのは各々が異なる生き物であり、同じ人など二人といないのが根本です。
その人と異なるところが自分であり、自分とは違うところがその人であり、お互いの相違を認識し合い、初めて人間関係は成り立つわけです。

空気に従うために自分を隠して、偽りの同調で周りに流されていたら、異なるところが全く見えないので、その人はただの「何を考えているのかよくわからない子」になってしまうんですよ。
異なるところを差し出してくれないとその人が一体何者なのかもわかりませんからね。
空気を読んで同調することしかできない人とは深い人間関係は形成できないんですよ。

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他人とは異なる「自分」を差し出すのは勇気を必要とすることです。
もしかしたら異質な存在として拒絶されてしまうかもしれない、もしかしたら身を寄せているコミュニティから疎外されてしまうかもしれない、そんな恐怖心があることは否めません。

でもそれを差し出さないと「自分は自分である」と誰も認知してくれないわけで、空気に流されているだけでは敵も仲間もできないんです。
誰かに理解されないことを恐れていたら、誰からも理解されないということですね。

理解者が欲しいのならちゃんと自己紹介をするように、他人とは異なる自分を差し出しましょう。
くれぐれも「察して欲しい」という甘えは捨てるように気を付けてください。

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DJあおい
謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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