勉強だけじゃない「賢い人」の特徴【DJあおいの「働く人を応援します！」】

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真似ることは学ぶこと
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勉強ができるできないなど、学力で示される賢さは、本を読んだり、先生の話を聞いたり、ノートに書いてみたり、読解力や記述力、または傾聴力を必要とする力ですね。
しかし、他者との協調やコミュニケーション能力、人間関係の構築や感情の管理、生活における問題解決能力や自己認識の精度、そして持続可能な生活スキルなど、生きていく上での賢さというものは、教科書もないしわざわざ教えてくれる人もそうはいないし、そもそも「これが正解」というマニュアルは存在しませんから、学校のように先生はいないんですよね。

では生きていく上での賢さとは、一体私たちはどうやって学んでいるのでしょうか。
その多くは「誰かの真似」です。
学ぶことは真似ること、本を読んだり偉い人の話を聞いて学ぶのも結構ですが、学習の根源は真似ることにあり、私たちは様々な人の真似をして様々なことを学習しているのです。

そのためには他者の長所を見抜く観察力が必要。
誰とでもそつなくコミュニケーションを取れる人を素敵だなと思える観察力を持っていれば、その人は自分にとってのコミュニケーションの先生になります。

自己認識能力が高く、自分を過大評価もしないし過小評価もしない人を素敵だなと思える観察力を持っていれば、その人は自分にとっての自己認識の先生になります。
派手ではないけど無理なく上手にやりくりしながら余裕のある生活をしている人を素敵だなと思える観察力を持っていれば、その人は自分にとっての生活習慣の先生になります。

他者の長所を見抜きそれを真似ることにより、生きていく上での賢さを身に付けていくのが人間の生態ですので、他者の良いところはたくさん見えた方がいいんです。
だから観察力が優れている人ほど、生きていく上での賢さは長けていると言えるでしょう。

一方、他者を否定的に見てしまう人や好き嫌いという盲信的な偏見の強い人は、他者の長所はなかなか見つけることはできません。
そうなると他者から学ぶことがなくなってしまいますので、「自分は正しい」という思い込みに囚われてしまい、千変万化する環境や時代に適応する「賢さ」というものが奪われてしまうということですね。
だから人間嫌いな人ほど、頑固で偏屈で不器用で、生きていく上での賢さは劣ってしまうのかもしれません。

「観察力」とは他者の悪いところを見つける力ではなく、他者の良いところを見抜く力ですからね。
より多くのことを学び「賢さ」を身に付けたいのなら、他者を好意的な目で見る癖をつけてください。
そしてそれを真似て学んでください。
様々な人の様々な魅力に魅了されて、私たちは学んでいくのですよ。

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DJあおい
謎の主婦。X（旧Twitter）で独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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