何でも否定から入ってくる友達が辛い。否定的な意見から逃げる方法【DJあおいの「働く人を応援します!」】

イラスト:沼田光太郎
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【 “否定” とは、自己主張の表現の一種】
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世間では『魔の二歳児』 といって、
ひとは二歳くらいになると自我が芽生えイヤイヤ期に突入する現象があります。
オムツを履かせようとしても拒否して裸で逃げ出し、
ご飯を食べさせようとしても拒否してご飯をひっくり返し、
眠そうなので寝かせようとしても拒否して意地で起きていたり。
泣いているので抱っこしてよしよししようと思えば腹に蹴りを入れる始末です。
何を言っても何をしても 『イヤイヤ!』 と拒否する魔の二歳児。
『イエス』 は同調であり 『ノー』 は自己主張であり、
二歳児は自我を主張するために 『ノー!』 を言い続け、
そうやって自我を確立していくわけです。
しかし、世の中には何を言っても何をしても 『ノー!』 と否定する
魔の二十歳児もいれば魔の四十歳児もいて、
どうかすれば魔の六十歳児もいるんです。
おおよそは二歳児と同じ心理なのですが、
違うのは自我を確立するためではなく
自我を取り戻すためにしているのですよ。
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『ノー』 と言えない抑圧された環境にいると、
自己主張ができなくなり自我が失われていきます。
周りに従うだけの環境にいると自分が何者なのかわからなくなり、
自分が失われていくようで不安になってしまうんですよね。
そうなると 『ノー!』 と言っても差し支えない下の立場の者や、
気の優しい友人等にイヤイヤ期を爆裂させて
自我を取り戻そうとするわけです。
だから上の立場の者に対してイエスマンな人ほど、
下の者や優しい人に対して否定的だったりするんです。
『自分は自分でありたい、自分と他人は違うんだ』
という人が持つ欲求のぶつけどころを探して、
大暴れしているというわけですね。
彼等彼女等は人を選んで否定(自己主張)をしています。
わかりやすく言えば甘えているだけ。
嫌いな人に否定的になるわけではなく、
甘えることができる人に否定的になり自我を取り戻しているわけです。
その人が自分にとって大事な人なら
『そういう考え方もあるね』
と否定を受け入れてあげること。
大事なのは安易に同調しないで、
その人だけの主張として許容してあげること。
『ノー!』 という自己主張を認めてあげ
お互いの相違を許容してあげることにより、
その人は自我を取り戻すことができ安心してくれると思います。
どうでもいい人ならめんどくさいんで
『あーハイハイ』 と軽く流して二度と近付かないことですね。
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謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
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