一緒にいる時まで常にスマホが手放せない人が不快。どうしてそういう事をするの？【DJあおいの「働く人を応援します！」】

イラスト：沼田光太郎

話をしていても常にスマホを気にして、
一緒に食事をしていても手元にはスマホ、
トイレに行くときもお風呂に行くときもスマホと一緒。
まるでスマホが自分の臓器であるかのように、
肌身離さず常備している人が散見されます。

彼等彼女等は一体スマホの何が気になるんでしょう？
何を気にして肌身離さず常備しているのでしょう？
その多くはLINEやSNS、
またはオンラインゲーム等のコミュニケーションツール、
つまりスマホに依存しているわけではなく、
スマホの向こう側にいる『人』に依存しているケースが多いんです。

時代が変わってテクノロジーが進化しても、
人はやっぱり人に支配されてしまうということですね。

依存体質な人というのは精神的に未成熟であり、
まだ大人として自立できていない人が多いので、
特に若年層である10代20代の若者がスマホ依存に陥りやすいわけです。

また、スマホというのはその性質上気軽に他人と繋がれてしまうもので、
目の前にいる人よりも、LINEやSNS、
またはオンラインゲームにいる人のほうが気軽に依存できてしまうんですよね。
だから依存体質な人にとっては現実世界の目の前にいる人よりも、
ネットの中にいる人に依存して『スマホが臓器』、
になってしまう人が多いんですよ。

＋
＋

彼等彼女等が最も恐れているのは『独り』になってしまうこと。
独りになりたくないから人との繋がりを過剰に気にして、
『独りじゃない』ということを
ネットでいちいち確認しなければ安心できないんです。

独りでお留守番できない子供と同じ、
独りで深夜にトイレにも行けない子供と同じ、
言ってみれば『独り恐怖症』みたいなものなのかもしれません。

人間関係というものは多対一で形成するものではなく、
一対一で形成しなければならないものであり、
『独り』にならなければ本当の人間関係なんて築けないものなんですよね。

それはネットの世界でも同じこと。
スマホに依存してしまうような人は、
ネットの世界でも上手く人間関係が機能しないんですよ。

依存する対象がネットの中の人であっても人は人。
結局は『独り』であることを受け入れなければ、
ネットの世界でも厄介な存在として扱われてしまうんです。
そこに“人がいる”以上はネットも現実もほぼ同じ。
依存体質な人からはいずれ人は離れてしまうということですね。

考えてみれば不憫な人ではありますが、
これは本人が自覚しなければ治らないものであり、
他人がどうこうできる問題ではありません。

今は暖かく見守るか、暖かく見放すかの二択しか選択肢はないです。
放っておいてもいずれネットで人間関係の洗礼を受けるでしょう。

コミュニケーション（人間関係）　／　恋愛　／　モテ　／　自分の将来　／　違いシリーズ　／　人から好かれるには　／　社会に出て役立つスキル　／　メンタル強化　／　お金　／　イタい人　／　女子の心理　／　欠点（短所）の克服

DJあおい
謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー15万。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されているが、その素性はいまだ謎のまま。
■公式ブログ　http://djaoi.blog.jp
■Twitter　メインアカウント　https://twitter.com/djaoi
サブアカウント　https://twitter.com/DJ_aoi