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2023年02月15日

新聞配達バイトとは? 時給、出勤時間、仕事内容などを解説

誰でも知っている定番のアルバイトの一つに「新聞配達」があります。新聞配達というと、「朝が早くて大変そう」という印象を持つ人がいるかもしれませんが、新聞配達には「時間を有効活用しやすい」「メリハリのきいた生活習慣が身に付く」など、高校生・大学生にとってメリットが多いバイトといえます。今回は、新聞配達のバイトの仕事内容や給料、メリット・デメリット、などについてご紹介します。

新聞配達のバイトの仕事内容

新聞配達といっても、勤務時間内には配達以外の業務も行います。どのような作業があるのかを知っておきましょう。

トラックからの荷下ろし

印刷所から到着した新聞をトラックの荷台から下ろし、新聞販売店の中まで運ぶ作業です。新聞は束になっていてたくさんの量が届くため、販売店のスタッフが総出で行ないます。

新聞内へのチラシ広告の折り込み

折り込み用にセットされたチラシを、新聞の中に折り込んでいく作業です。機械で行なうところが多いですが、一部ずつ手作業で折り込む販売店もあります。中には、折り込み作業のみを行うスタッフを募集しているところもあります。

朝刊・夕刊の配達

配達用バイクや電動自転車、自転車などに新聞を積み込み、配達スタッフがそれぞれに割り当てられた担当区域の家庭に新聞を届けます。朝刊・夕刊の両方を配達する場合もあれば、朝刊だけ、夕刊だけを配達するシフトもあります。

集金

集金とは購読者の家を訪問し、新聞購読料金を徴収する仕事です。また新聞購読の勧誘を行なう新規開拓や契約更新などの営業活動もあります。現在では、アルバイトがこうした集金や営業を行なう配達所は多くありませんが、バイト先によっては集金だけを行なう専門のアルバイトがいるケースもあります。

【中学生が働く条件とは】
中学生(満13歳以上の児童)が働くことは原則として禁じられていますが、例外的に条件をクリアすれば働くことができます。
シンプルに解説すると、保護者と学校長の同意のもとで、雇用する会社が労働基準監督署長に申請し、許可がおりれば働けます。ただし、午後8時から午前5時までの夜間は許可されませんので、中学生が働けるのは、学校が終わってからの夕刊配達のみとなります。

 

新聞配達バイトの給与

新聞配達バイトの給与形態は、時給制、日給制、月給制、完全歩合制・歩合制があります。

時給制、日給制、月給制の場合

新聞配達バイトの給与体系で多いのは時給制で、東京の場合は時給1100円~1500円程度が目安です(2023年2月時点)。朝刊のみ、夕刊のみの募集もあります。日給制、月給制は、東京で日給6000円~1万円程度、月給17、18万円程度が目安ですが、あくまでも目安で、働く時間や地域などにより給与が異なるので募集内容をよく確認してみてください。

完全歩合制・歩合制の場合

完全歩合制は成果報酬型の給与形態で配達部数により給与金額が変動します。歩合制は時給制に加えて配達部数や集金などにより手当がつく給与形態です。最低保証金額や単価、担当地域、手当の内容など詳しくは面接の際に確認することをお勧めします。

 

新聞配達のバイトの勤務時間

配達スタッフが行なう一日の仕事の流れを見てみましょう。勤務時間自体は短いので、学業と両立させながらバイトしたい大学生や高校生も大勢働いています。

朝刊の勤務時間

<一般的な例>
午前2:30起床→3:00出勤→3:30配達開始→5:30配達終了→6:00帰宅

販売店への出勤後、新聞の荷下ろし、チラシの折り込みなどの配達準備を行います。配達時間は2時間程で、配達終了後は販売店へ戻り、終了となります。

夕刊の勤務時間

<一般的な例>
午後3:00出勤・配達開始→4:30配達終了→5:00帰宅

夕刊は購読者が朝刊ほど多くなく、チラシの折り込み作業も朝刊ほどはないため、比較的短時間で仕事が終わります。

販売店によって異なりますが、新聞配達員の1回あたりの実働時間は、3~4時間程度が目安です。朝刊配達は深夜から早朝勤務となるため、自宅から徒歩、または自転車などで出勤できる距離にある販売店を選ぶのが一般的です。また、バイク・自動車通勤が可能な新聞販売店もあります。

 

新聞配達バイトのメリット

新聞配達のバイトには、ほかのバイトにはない良さがあります。新聞配達のバイトを始める前に具体的なメリットを見てみましょう。

早寝早起きを習慣づけられる

朝刊配達の場合、購読者が起床してポストから新聞を取り出すまでに配り終える必要があるため、起床時間は必然的に午前2時~2時半頃になります。シフトが入っていない日と新聞休刊日以外、その働き方がずっと続くので、規則正しい生活習慣が身に付きます。

拘束時間が短い

朝刊のみを配達する場合、早朝6時頃には勤務が終了するため、その後の時間を有効活用できます。大学や高校の授業やサークル、趣味などと両立しやすいバイトといえるでしょう。また、時間に余裕がある人は、日中に別のバイトと掛け持ちすることも可能です。

未経験から始められる

新聞配達をするのに資格は必要なく、未経験から始められます。最初は先輩スタッフと一緒に担当区域を回って、配達する家や配達の順番、配達方法に関する注意点などを覚えます。次に、先輩スタッフの担当区域の中から一部を割り当てられるので、その区域を自分の担当として一人で配達を行ないます。配達には販売店が所有する原付バイク、電動自転車、自転車などを利用します。

黙々と作業ができる

接客業と違い、配達中は一人で作業を行なうため、黙々と自分のペースで作業ができます。「人と話すのはあまり得意ではなく、一人でコツコツ働きたい」という人にとって、新聞配達は続けやすいバイトといえるでしょう。

配達地域の地理に詳しくなる

毎日同じエリアに新聞を配るため、配達地域に詳しくなります。屋外中心の仕事なので、四季の移ろいや「新しいお店がオープンした」など、街のちょっとした変化を感じられる点も新聞配達の楽しみです。

 

新聞配達バイトのデメリット

メリットがある一方で、新聞配達のバイトならではの苦労もあります。具体的なデメリットを見てみましょう。

早起きがきついときがある

新聞配達の仕事は、早寝早起きが基本です。睡眠時間を確保するために飲み会への参加を見合わせるなど、夜遅くまで遊びづらくなる点をデメリットに感じる大学生もいるでしょう。また、早起きが苦手な人にとって、寒い冬の早朝は特に、布団から出るのがきついときもあります。

休みを取りにくい

新聞配達のバイトの多くはシフト制で、働く時間が深夜~早朝のため急な休みを取りにくい特徴があります。また販売店によって、週3日以上、5日以上の勤務が条件になっていることもあるので、応募の前に出勤日数は確認しておきましょう。

天候に左右されやすい

雨や雪など、悪天候の日の新聞配達は苦労します。台風や大雪の日でも配達を休むことはできません。ときにはずぶ濡れになってしまったり、寒さで凍えてしまうこともあるので、きついと感じることが少なくない仕事といえます。一方で夏場は比較的気温が低い時間帯に働くので日中の屋外のバイトに比べて楽な面もあります。

 

コツコツ&効率よく続けられる新聞配達のバイト

新聞配達は作業も毎回ほとんど同じで勤務時間も短いため、未経験の大学生や高校生でも始めやすいバイトといえます。早朝に起床する点などきついこともありますが、どのバイトにもメリット・デメリットがあり、新聞配達にも他のバイトでは得られない魅力や面白さがあります。「コツコツ長く続けられるバイトがしたい」「短時間で効率よく働きたい」という人は検討してみてはいかがでしょうか。

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※2017年9月20日公開の記事を更新しました。

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