1万円で快適車中泊! 人気キャンプYouTuber・かほなんさんに聞いた、コスパ最強のオススメグッズ
かほなんさん:「車中泊はライブで全国各地を飛び回っていた頃から続けています(笑)。なので、今回はオススメグッズの紹介と一緒に、初めての方でも安心して楽しめる車中泊のポイントをお伝えします!」
A 寝袋 1880円
B エアマット 1730円
C カーテン 1478円
D テーブル 1260円
E ランタン 677円
F 扇風機(USBボードで動くもの) 1566円
G モバイルバッテリー 980円
H アイマスク 110円
I サンシェード 110円
J カラビナ 110円
K マグネット 110円
※アイテムの詳細については、下記のURLにて紹介しています
合計 1万11円(税込)
※記載の価格は撮影時(2020年6月30日時点)でのYAHOOショッピング等の掲載価格です
かほなんさん:「じつは車中泊のグッズはキャンプでも使えるものが多いんですよ。そのため、『SNS映え』も大事ですが、私は実用性や収納性、価格を優先して選んでいます。ぜひ、みなさんもプチプラアイテムを揃えて、充実した車中泊を楽しんでみてください」
リクエスト通り、きっちり1万円で幅広いグッズを揃えてくれた、かほなんさん。これらをどのように使うのか? 軽自動車にセッティングして快適な「車中泊スペース」を作ってもらいつつ、オススメのポイントを解説していただこう。
寝心地をサポートしてくれる「エアマット」
かほなんさん:「最近ではシートがフルフラットになる自動車も増えていますが、自家用車がそうとは限りませんよね。フルフラットにならない場合、私は隙間に洋服や布団を詰め込み、できるだけ段差をなくす工夫をしています。ただ、どうしてもきれいなフラットにしたい方には、こちらのエアマットがオススメですよ」
https://store.shopping.yahoo.co.jp/pickupplazashop/odam1.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_img
かほなんさん:「厚手でクッション性が高いエアマットを敷いておけば、寝床をフラットにするだけでなく、快適な寝心地もサポートしてくれます。こちらのアイテムのように、巻いたり、折りたたんで収納できるタイプなら場所もとらないので便利ですよ」
かほなんさん:「なかには自動で膨張するエアマットもあって、わざわざ空気を吹き込む手間が省けます。ちなみに、今回のエアマットは枕の部分にだけ空気を吹き込めるようになっているので、自分の好きな柔らかさに調節することもできますよ」
キャンプだけじゃない! 車中泊でも活躍「寝袋」
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かほなんさん:「キャンプはもちろん、寝袋は車中泊でもマストアイテム。収納性や防湿性、衛生面などを考慮すると布団よりもオススメですね。なかには、今回の寝袋のように2000円弱で使用限界温度マイナス10度と、オールシーズンに対応した優れものもあるんです」
というわけで、先ほどのエアマットの上に敷いていく。
かほなんさん:「寝袋のサイドファスナーをフルオープンにすれば、敷布団もしくは掛け布団としても使えます。これ一つで、かなり重宝しますよ」
遮光&防犯のためのサンシェード
続いて、「車中泊において最も重要な“防犯対策”をしていきましょう!」と、かほなんさん。
かほなんさん:「車内って、意外と外から丸見えなんです。着替えの時や就寝時は特に注意しましょう。まずは、フロントガラスにサンシェードを装着していきます。サンシェードは、光だけでなく、音や熱の遮断効果もあるので必須ですね」
かほなんさん:「昼間だけでなく、夜もしっかり貼っておくといいと思います。ちなみに、100円均一ショップでは、オシャレなデザインかつ脱着が簡単な吸盤タイプのサンシェードが売られていますよ」
サイドガラスの隙間もしっかりシャットアウト
かほなんさん:「夏の暑い夜は特に、窓を開けて就寝される方もいますが、個人的にはオススメできません。虫が入ってきますし、防犯面でも危険です。特に女性の方は必ずドアをロックし、フロントガラス同様、サイドガラスもしっかりと目隠ししてくださいね」
かほなんさん:「このカーテンはマグネット付きで、取り外しも楽ちんです。さらに、小さなマグネットを追加で購入して、四方八方に貼り付けておくとカーテンが剥がれ落ちにくくなって万全ですよ」
モバイルファン&バッテリーで快適度UP
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かほなんさん:「防犯上、窓は閉めたほうがいいのですが、熱中症にも注意が必要です。暑い夜は我慢せずにエンジンをかけ、クーラーを入れましょう。ただ、ずっとエンジンをつけっぱなしにしていると、一酸化炭素中毒になる危険性もあります。ある程度、車内が涼しくなったら必ずエンジンを切ってから就寝しましょう。その際、クーラー代わりにオススメなのが小型扇風機。車内の空気を効率よく循環させてくれますよ」
「こちらはUSBボードで動くタイプなので、エンジンをかけなくても使えます。車内の好きな位置に設置できるクリップ式が便利ですよ」
車内の灯りはポップアップ式のランタンで
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かほなんさん:「真っ暗だと眠れない方もいますよね? とはいえ、スマホの懐中電灯では充電が心配ですし、車内のルームランプだとバッテリーが上がってしまう恐れがあります。そんな時は、電池で光る、ランタンを使いましょう」
かほなんさん:「こちらはポップアップ式なので持ち運びにも便利なんですよ。カラビナと組み合わせれば、ルームミラーやアシストグリップに装着することができますよ」
より快適に過ごすために!アイマスク&テーブル
かほなんさん:「防犯対策と暑さ対策をしっかりやっておけば、車中泊の最低限の準備はOK! くわえて、アイマスクを用意しておけば、より光を気にせず安眠できると思いますよ」
https://wowma.jp/item/356741070
かほなんさん:「コンパクトな折りたたみテーブルを積んでおくと、さらに快適に過ごせます。脚に滑り止めが付いていれば、車内でも安定感抜群です」
まとめ
かほなんさん:「移動も食事も睡眠も、全てが車内で完結するのって、とても自由で快適です。マイカーが、いつも以上に特別な空間に感じられると思いますよ! ぜひ、自分だけの快適な空間をつくって車中泊を楽しんでみてください。あ、ちなみに駐車場によっては車中泊が禁止になっているケースも少なくないので、必ず事前に確認をとってくださいね」
車さえあれば、気軽に始められる車中泊。ソロならば、密にならず快適に過ごせる。一人旅はもちろん、自宅の駐車場でちょっとした旅行気分を味わうのもいいかもしれない。
■Profile
かほなん
サバイバル×アイドル=さばいどる。東海地方を中心にアイドル活動を続ける傍ら、アウトドア系YouTube「さばいどるチャンネル」を配信。本気で無人島生活を目指しており、7月8日には初の書籍「お金をかけない! 山登り&ソロキャンプ攻略本」を出版。
サバイドルHP:http://survidol.com
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文・取材/小野洋平(やじろべえ)
撮影/松倉広治