即効でふくらはぎは痩せる!? 短時間で細くする方法
暖かくなり、足を出す洋服を着たいけど、ふくらはぎの太さが気になる…。そんなときにおすすめの、即効性のあるふくらはぎが細くなる方法があります。ミス・ワールド日本代表の整体を務めたアスリートゴリラ鍼灸接骨院の高林孝光先が教えてくれました。
ふくらはぎ痩せのためにやるべきこと
ふくらはぎが太く見える原因として、足の指の筋肉が使えていないことが多いです。ふくらはぎから足の裏にかけて長母趾屈筋という筋肉があり、この筋肉を動かすために足の指や足首を動かすことが重要です。ふくらはぎは第二の心臓といわれているほど多くの血液が集まる場所で、血流を流すポンプのような役割を担っています。長母趾屈筋が動かないとポンプ機能がうまく働かず、血流や老廃物がふくらはぎにとどまってしまうため太く見えるのです。そのため、ポンプ機能を活発化させる足の指の筋肉を使うストレッチが効果的です(高林先生)。
即効でふくらはぎ痩せできる方法

①両ふくらはぎをバンドや包帯、着圧ソックスなどで圧迫してむくみを軽減する。

②体温を瞬時に上げるため、両手を合わせてぷるぷると震えるまで押し合う。その後、腕を伸ばし両手を重ねて震えるまで引き合う。

③バスタオルなどを巻いて太ももの間に入れて「1」「2」の整体を行なうと、より早く体温が上がるので、余裕があればチャレンジ。

④体が温まってきたら、左右の足の指を1本ずつ回す。片足1分を目安に。

⑤両足首も1分を目安に回す。

⑥足首からふくらはぎ上部まで手の平で押しながらリンパの流れを促進する。
即効でふくらはぎを細くする方法は2つあります。より即効性があるのは体温を上げてから整体をすることです。体温が上がると血液の循環が良くなるため効果が出やすいです。もう一つは、着圧ソックスやバンド、包帯などでふくらはぎを巻く方法です。むくみが取れやすいため、より効果が期待できます(高林先生)。
ふくらはぎ痩せをキープする方法
細いふくらはぎをキープするなら、今回紹介した方法を続けることと、日々の習慣を見直すことが大切です。
整体を習慣化する
上で紹介した整体を毎日行なえば、血流が良くなり、ふくらはぎは細くなっていくでしょう(高林先生)。
冷え性を改善する
体温を上げることも大切ですが、日常の習慣で冷え性を改善するのもふくらはぎ痩せに効果があります。お風呂で湯船に浸かる、夏でも靴下を履く、体を冷やす食べ物を摂りすぎないなどして体を冷やさないよう心がけましょう。にんじん・かぼちゃ・玉ねぎなど地下(地中)で育つものは体を温め、トマト・きゅうりなど地上で育つものは体を冷やすといわれています(高林先生)。
水分補給でむくみを解消する
水分が不足すると尿が出ず、全体のむくみを引き起こしてしまいます。むくみによりふくらはぎは太くなってしまうため、こまめに水分補給をするのがおすすめ。水分不足の目安は唇が乾いてしまうこと。唇の乾きを感じよくリップを塗っている人は水分を補給するようにしましょう(高林先生)。
まとめ
今回の方法により即効でふくらはぎが痩せることがわかりました。細いふくらはぎをキープするなら日々の習慣から見直してチャレンジしてみてください。
高林孝光
アスリートゴリラ鍼灸接骨院院長
鍼灸師、柔道整復師をはじめとする治療家として数多くのトップアスリートの施術を行う。TV出演も行うほか、『1日7秒手を伸ばしなさい』(ダイヤモンド社)、『病気を治したいなら肝臓をもみなさい』(マキノ出版)、『ひざ痛がウソのように消える!1日40秒×2ひざのお皿エクササイズ』(CCCメディアハウス)など著書も多数。
取材・文:中屋麻依子 撮影:八木虎造
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。