尽くす女を卒業しませんか?【令和乙女のハッピーサプリ~もっと幸せになる方法】
「いつも尽くしてしまう」
「振り回されるばかりで辛い想いをしている」
「尽くす女を卒業したい」
好きな人がいると心がドキドキして、その人のために尽くしたくなる気持ちはわかります。ダメだと思っていても〝尽くす女″になってしまうのですよね。
ただ気をつけてください。誰かを思いやる気持ちは、素晴らしいものです。けれど、その気持ちだけで相手に尽くしすぎると不平等な関係になってしまうのです。フェアではないわけですから。
その結果、振り回されて悲しい恋になってしまうのです。貴女には、そんな人生を過ごしてほしくないのです。
はじめにお伝えしておきますと、決して尽くすことが悪いという話ではありません。ただ人間心理として、尽くされてばかりいると、つい調子に乗って、どんどん甘えてしまうものなのですね。それが関係に不均衡を生み、不満や寂しさを招くことにつながるのです。それは避けなくてはいけません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
それは「尽くす」のはいいけれど、同時に「尽くさせる」ことです。
この「尽くし・尽くされ」のバランスが重要であることは覚えておいてくださいませ。
誤解を恐れずに言うと、実際問題、理想のカップルは(人間関係は)お互いのために尽くし合っているのですね。そもそも、こうしたことができているのです。何かあったときに、お互いさま、といえる関係なのです。
心配無用です。相手に尽くさせるのは簡単です。貴女が何かをしてあげたときに(尽くしたときに)交換条件として、相手にも何かを依頼すると良いでしょう。具体的に解説します。
例えば、料理を作るときは、相手にも手伝ってもらうことが大切です。代わりにテーブルを片付けてもらうのも良いでしょう。デートで彼の行きたい映画をみたあとは、貴女の行きたいカフェに行くこともできますね。アイデア次第で、どんなふうにもデザインできます。
そのような協力や配慮が、お互いの関係を深めて、幸せな関係を築くことにつながります。素敵なカップルという感じがしますよね。
繰り返しますが、貴女が尽くすのが悪いのではありません。その良い行いを止める必要はありません。ただ彼にも同じくらいに「尽くし」を求めたら良いだけなのです。自分のせいにするだとか、心の問題にするだとか、おおごととして捉える必要はありません。それだけの話なのですよ。
これならば心がけ次第で、今日からでも、できそうな気がしませんか?
ぜひ彼に尽くしながらも、少しだけ尽くしてもらえるように声をかけてみましょう。彼の反応は変わるはずですよ。気軽にチャレンジしてみましょう。

(@ASD_ELEGANT)
マジシャン&恋愛コラムニスト。女性メディアに連載中の「読むだけでモテる恋愛小説・わたしは愛される実験をはじめた。」が2020年に書籍&漫画化。自身のSNSが「恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれだし、恋に悩める乙女たちの参拝メッセージによってDMが24時間ナイアガラの滝のように流れている。この瞬間にも流れている。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。